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絶えてタバコのなかりせば

 世の中にタバコがなかったなら、

今日はタバコの話。今年4月から、禁煙治療が保険適応になった。

保険適応とはなんぞや?ようするに、禁煙の治療が健康保険で行えるってこと。
つまり、(たいていの人は)医療費が70%オフになるってことだ。
もっといいかえれば、タバコを吸ってない人が納めた保険料を使って、
タバコを吸う人をやめさせよう、とそういうことだ。

 まずは、制度面の簡単な解説。
禁煙治療は、どこでも保険適応になるかというとそういうわけでもなく、
施設面では、禁煙治療の経験のある医師がいること、とか、
施設内がすべて禁煙であること、とか、呼気中のCO濃度を測定できる装置
があること、とか。結構いろいろある。
 町のお医者さんだと、最後の項目(CO測定装置)が厳しいかも?
逆に、大きな病院だとすべての喫煙所を撤去する必要があるらしい。

 さらに、誰でも禁煙治療を受けられるわけではなくて、
タバコを吸っている人でも、ニコチン依存症の人限定。
さらに、1日に吸う本数×吸ってきた年数が、200以上になることが条件。
・・・これって、若い人はまず無理だよね。
 なんか中途半端なんだよなぁ。

 さらに、ニコチン依存の強い人には通称ニコチンパッチなる貼り薬が使われる。
これは、ニコチン不足によるイライラをおさえるためなんだが、
この部分には保険は利かない。つまり、全額自費負担である。
 結構高い、って思うんじゃなかろうか。2週間分で7000円くらいしたと思う。
まぁ、お金をかければその分だけ禁煙成功率が上がる、という説もある。
私もそういう風に説明するしね。
「こんだけお金使うんやから、やめんかったら大損」と脅す。w

 うちの薬局では、しばらく取り扱うことはなさそうだ。
近所の医院さんも施設基準満たせるとは思えないし・・・。
ただ、自費治療なら問題なくできる。つまり、今までどおりだな
 
 と、おおまかにはこんなかんじだが、、もちろん賛否両論ある。
そもそも喫煙は自分の意思ではじめるもんだし、それを保険使うのか?
普通、病気になりたくてなる人はいない。でも、ニコチン依存症ってどうなのさ?
 だいたい、医師による禁煙指導がそれほど効力あるのか?ってとこもある。
みんなが納めた保険料がそんなとこに使われるのもなぁ・・・。気分悪い。
もっと言えば、一部の患者には保険料どころか税金が投入されることになる。
勘弁してくれ・・・。

 と、ここまで文句をつらつら重ねておいてなんだが、
私は今回の保険適応には賛成である。(ぉぃ)
理由は、「それでもやらんよりはマシだろう」から。

 以下、明日に続く。(予定)

 

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