菓子パン一個の暮らしって?
菓子パン一個の暮らしにどうにか終わりをつげたくて
目黒のイタリア料理屋で働くことにしたんだ
(いまのところ)今年の一押しの曲、工藤慎太郎のシェフの歌いだしの一節。
最新の有線リクエストチャートでは28位で上位をキープしている。(宣伝)
いや、個人的にはこの曲は好きなんだけど、この歌いだしは実は気に入らない。
(これは、Navy&ivoryの指輪もそうだなぁ。歌いだしが気に入らない。)
しょーもないことを熱く語ってみることにする。w
職場の同僚(?)によると、「菓子パン一個の生活」と聞くと、
切ない貧乏生活を想像させるらしい。そんな生活から抜け出したい、と。
もし、同じような印象を持った人がいるとすれば、断言する。
あなたは本当の貧乏生活を知らないだろう、と。
いや、私も本当に本当の貧乏まで陥ったことはないが、
ある程度の貧乏は経験している。そういった生活では、菓子パンって、
ものすごいぜいたく品である。
私程度の貧乏でも、朝食は米とパン、どちらが安いかとか考えたことがある。
買い物で気にするのは、いかにリーズナブルな食材をそろえるか。
新たな単位として、1円あたりのエネルギー量を示す、kcal/円なる単位を
考えたほどだ。当然、高いほど効率がよい。
実際は、エネルギーだけでなく、各栄養素も考慮に入れる必要がある。
蛋白質では、卵は非常に優秀な食材である。めちゃくちゃ安くて栄養たっぷり。
そんな中、菓子パン??はぁ??
パンの中ではおそらく食パンがもっとも効率がいいはずだ。
6枚切りくらいで100円の日を狙えば、効率が高い。
もしくは、異様にでかいパン(名前忘れた)なんかは、安くて日持ちする。
私はそこまで貧乏ではなかったので、レーズンバターロールを愛用していた。
確か、9個入りで190円くらい。これで昼食3日くらいもたせる。
菓子パン一個なんて、もったいないことすんなー。
実際は、この菓子パン一個の暮らしって言うのは貧乏というよりも、
むしろ怠惰な生活をあらわしたものだろう。
実は何もしなくても食べていける環境にあるんだと思う。
でも、何もしないからだらけた、いい加減な生活、
それが、菓子パン一個の暮らしの実態であろう。
いや、本来そう読み取ることが作詞者の本意なのかもしれない。
怠惰な生活から抜け出るためにバイトをする、それは間違いではないし。
何も私が気にするほどのこともないのかも。
・・・いや正直に言うと、私が気にしているのは、
菓子パン一個の生活と聞いて貧乏を想像する人への恨み?から来ているのかも。
ある程度なら、貧乏って経験しておくべきだと思う。
人間一人生きるのに、そんなにお金はいらないってことがわかるから。
それを考えると、今はすごい贅沢してるなーーーとも思う。
ぼちぼちと、節約生活始めてみよう。これからたくさんお金かかるし・・・。
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