相手のほうが上
この時間(夜10時過ぎ)だと、比較的ココログも軽いようだ。
今日は、仕事の話。
調剤薬局なんで、もちろん病気の人が来るわけだが、いろんな人がいる。
刺青な人だったり、男連れの女子高生だったり。
まぁ、どんな人が来ても同じように対応しなきゃいけないわけで。
私と同い年くらいの、おとなしそうな男の人。
でている薬は、パキシル、メイラックス・・・
まぁ、典型的なうつ病の薬だ。うちの薬局はかなりオープンに投薬しており、
残念ながら患者さんのプライバシーに配慮しているとはとても言えない。
そこそこ仲良くなった人ならともかく、今回は新患さんだったので、
簡単な説明と、副作用の注意のみ。
で、ほかに服用している薬は必ず確認する。のみ合わせもあるから。
そうすると、患者さんは少し言いにくそうに。
「実は、、、プレマリンをのんでいます。」
プレマリン、、、っていうと、、、ええええ!!!
「ご想像通りです。やっぱり薬剤師さんならすぐにわかりますよね。」
プレマリンという薬は、まぁ、いわゆる女性ホルモン。
普通は更年期障害とか、婦人系の病気に使われる薬で、
若い男性が服用するようなことは、まずありえない。
ありえるとすれば、、、性同一性障害のみだ。
言われてみて、観察してみれば、、、確かにそれっぽい。
「もう慣れましたけどね。」と患者さんは笑いながら話してくれた。
そりゃ、ストレスもたまるわなぁ・・・。
うーん、こりゃ患者さんの方が一枚も二枚も上手だったな。
私が驚いてどうするよ・・・。(反省)
まぁ、どう言われても同じように対応するしかないんだけどさ。
こういうのは、経験かなぁ。
何が起こっても動じないようにならなあかんのやろうけれども、
まだまだ経験が足りぬ。未熟者じゃ。
ちなみに、これは今日の話ではない。
だいぶ前の話。今日の話を今日書くと、ちょっとね。
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