続「あるある」に思うこと
昨日に引き続き、「あるある」騒動に思うこと。
1つには、理科(科学)教育の弱さが問題だと思う。
少なくとも、高校で理科を勉強した人なら、あの程度のウソは見抜いて欲しい。
逆に言うと、あの程度のウソを見抜けるような教育が必要だと思う。
世に出回っている「ニセ科学」の数々。
水が言葉を理解するだの、マイナスイオンは身体にいいだの。
あんなの、中学生の理科のレベルで否定できないか?
・・・今は、イオンは中学校では勉強しないか。なら、高校でもいいけど。
世の中に高卒の人は数多くいるのに、あの手のものに騙されるのがわからない。
結局、その程度も見抜けないような教育しか受けてないんだろう。
未履修問題にもからんでくるけど、「高校で何を勉強しているの?」ってことだな。
科学的な考え方をもう少し教育した方がよいと思う。
理系、文系の話になるが・・・世の中を支配しているのは文系の人間だ。
文系の人間が、あまりにも科学に弱すぎるのも問題だと思う。
例えば、テレビ局の上層部なんて文系の人間だろう。新聞社だってそうだろう。
そのあたりが軒並み科学に弱い。だから、変な番組や記事が出てくる。
高校で、文系の人間であっても、最低限の科学を身につけさせるべきだ。
でも、教育に携わるのも文系の人間なんだよね・・・。
やっぱり、理系の人間がもっと発言しなきゃだめなのか。
でも、時代は少しずつ変わってくると思う。
ネットが発達したことで、情報の発信が容易になったから。
専門家が簡単に情報を流せる。マスコミも、いい加減なことは言えなくなってくる。
専門家の目から見たら、マスコミの情報がいかに薄っぺらいか。
そういうコアな情報を誰でも手に入れられるようになれば、
今度はマスコミ側も今までのやり方じゃ通用しないのがわかってくるだろう。
少なくとも堂々と「自分達はいつでも正しくなくてはいけない」なんて
恥ずかしくて言えないようにならなきゃダメじゃなかろうか。そりゃ、驕りってもんだ。
・・・かといって、こういうブログの記事もそのまま鵜呑みにされても困る。w
何が正しくて、何が正しくないか。何が信用できて、何が信用できないか。
その辺、しっかりすること。そういう教育も必要になってくるだろうなぁ。
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