「薬屋りかちゃん」
日経DIという雑誌がある。調剤薬局ならどこでもあるだろう業界雑誌。
そんな雑誌に、場違い?なものが紹介されていた。
・・・漫画だ。調剤薬局を題材にした漫画。その名も「薬屋りかちゃん」
コミックハイ、なる雑誌に(不定期)連載されたものらしい。
作者は、新井葉月。
まぁ、いろんな漫画があるから、薬局を題材にした漫画があってもいいけど、
それだけじゃ、業界雑誌が紹介したりしないわな。
この作者の新井葉月なる方、薬局勤務の現役の薬剤師だったりする。
薬剤師が漫画書いたのか?と思ったけど実際は逆。
漫画家が薬剤師になった、という表現が正しい。
なにせ、漫画家デビューが15歳のときってんだから・・・。
主に、「なかよし」で読みきりを書いていたらしい。
とはいっても、そっちは見たこともないが。w
さすがに、wikiにはなかったので、はてなダイアリーの紹介。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%B0%E6%CD%D5%B7%EE
正真正銘の少女マンガ家だな、こりゃ。
もっとも、最近は路線が違ってきているらしいけど。
楽天を使って手に入れようと思い、早速手配したのが発売日。
早ければ次の日に届く・・・もののなかなか届かない。
結局、品切れによりキャンセル、になっちまった。orz
ちょっと、楽天、それひどくない?
普通の書店だと売ってないかも?と思って、
こないだ江坂まで出たときについでに購入。
もっとも、駅前の本屋にもあったが。(後で気づいた。w)
さて、内容は・・・というと、そこそこ面白かった。
業界の人間なら、誰でも「あるある」と思うネタじゃなかろうか。
業界の人間以外がどう評価するのは難しい(というか、私にはわからん)が、
・・・少なくとも、不定期でも連載されてるんだから、評価されてるんだろう。
あえて文句をつけるとすれば、内容ではなく帯。
「あなたのお子さんがいま飲んでいるそのお薬は大丈夫ですか?」
そんな内容、ひとつも入ってないぞ。w
「感動」「涙」「笑い」「恋愛」ありのドジっ子薬剤師の心温まる成長物語。
少なくとも、1巻を読む限りでは「恋愛」の要素は全くないのだが。
・・・というか、りかっちの性格で恋愛漫画は無理だと思う。w
登場する薬剤師が全部、製薬企業メーカー名だったりする。
塩野義、大塚、武田、山之内、藤沢、武田、田辺・・・
でも、他に日本人っぽいメーカーってそうない。こっからどうするんだろ?w
三共とか、第一、エーザイとかは苗字に出来ないし。「大正」「大鵬」も苦しい。
あと使えるとすれば、住友、久光くらいか。津村は・・・本来カタカナやし。
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