原発と地震
中越沖地震で、近くにあった柏崎刈羽原発が被害を受けた。
変圧器の火災から放射能を含んだ水漏れ、などなど。
柏崎市長は、原発に緊急使用停止命令を出した。
これで、しばらく(たぶん、数ヶ月以上)刈羽原発は使えない。
電力不足を招くおそれがある・・・らしい。
そもそも、刈羽原発は東京電力のもの。
この原発で作られた電気は、柏崎市には関係ないんだよな。
そりゃ、使用停止命令も出せるわ。
都市部で必要な電力を、地方で作る、という仕組みなんだからな。
原発を、想定外のゆれが襲ったらしい。
まず、想定が甘すぎたんじゃないの?と言いたい。
震度6強、M6.8ってのは、日本ではそう珍しくないんだが。
M7を超えるような地震も結構あるんだけどなぁ。
ただ、想定外のゆれが襲ったにしては、被害は少なくてすんだと思う。
少々の放射能漏れがあったとはいえ、自然界を考えると無視できるレベル。
健康によいとか言われるラドン水だって、それくらいの放射能もってるぞ。
健康被害がおきるような量ではない。
むしろ、こないだの臨界事故隠しの方が、よっぽど危険だし悪質だ。
結局、この国では原発が余りにも信用されなさすぎなんだろう。
もちろん、信用できない部分もあるけど、信用できる部分もあるんだけど。
今回の地震でのこの結果は、「原発の耐震性が証明された」といっても
問題ないくらいのレベルだと思う。
地震の多いこの国で原発を作ろうってんだから、
注意して注意しすぎるって事はないんだけど・・・
この結果で袋叩きに遭うのは、東京電力がちょっとかわいそうかな。
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