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ふぉるしぃ

 最近、ツボにはまった音楽。
アキバポップらしい・・・萌え系の電波ソングなんだが、
とある人にとりあげられて、各方面に紹介された。

 ギリギリ科学少女ふぉるしぃ
1番だけなら、ここから視聴できる。(注:リンク先一部18禁!)

何千年もの積み重ねも 事実と事実の結びつきも
1度や2度の実験でくつがえせるわ
愛が科学と結びつかなきゃ それは真理に迫ってないない
だってわたしの理論は正しいもん

 もう、突っ込みどころ満載でどっから何を言っていいやら。w

“ふぉるしふぃえいぶるパラノマふぇのみな”
恋はPseudo-Science(Pseudo! Pseudo!)
「確からしい」って言うしかないのは分かってるけれど
愛の存在は「実証済み」と言い切っちゃったほうが
科学っぽいから みんな信じる

 これ、ニセ科学を思い切り茶化している歌だったりする。
ただ、作った人間の歌詞のセンスが素晴らしすぎる。神だ。
ニセ科学ってどんなものかを見事に表しているなぁ。

 ちなみに、「ふぉるしぃえいぶるパラノマふぇのみな」は、
英語だと、falsifiable para-normal phenomena(反証可能な超常現象)
になるらしい。こんなとこまで作りこむとは恐るべし。

 音楽も・・・私は電波ソングなんて滅多に聞かないからわかんないけど、
なんか、破壊的な力を持っている。何でも許してしまいそうだ。w

「細かいことは気にしないの! わたしO型だから!」(セリフ)

 ある意味、これが最強。血液型性格判断もニセ科学・・・というよりも、
こんなこと言われたらどうやっても科学になんないってば。
誰かの感想で「このセリフ、卒論発表会で使いたい」とかあったなぁ。w
先生の意地悪な質問に対して、最強の切り返しだろう。

 萌え系の電波ソング+ニセ科学批判っていう組み合わせ。
ちょっと、狙いがピンポイントすぎないかい。
このネタを理解できる人間ってごくごくわずかだと思うんだけど。
でも、これが・・・と学会会長、山本弘氏に絶賛された。

 トンデモ本大賞の特別賞を受賞だそうな。
山本氏なら、ニセ科学批判(トンデモ)+萌え系(オタク)っていう条件に
ぴたっと当てはまってしまうんだな。んで、あちこちに紹介されることに。

 たぶん、作者が一番びっくりしてるんじゃないだろうか。
いや、素晴らしい作詞ではあるんだけど、これが発掘されるとは・・・。

 巷には、あるあるの捏造と組み合わせたフラッシュなんかもあるとか。
こういうのも、ネットのすごさなんだろうなぁ。

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