反則負け
ネタがない・・・ので将棋の話。
現在、現役で最年長の将棋のプロ棋士は、有吉道夫九段である。現在71歳。
若い頃はよく知らないが・・・強かったらしい。
今でも、若いもんに負けない気合で頑張っている。
将棋界の中心の戦いは、名人戦なんだが、
5つのリーグに分かれている。1年間で9~13局(クラスによって違う)を指して、
成績に応じて上のクラスに上がれたり、下のクラスに下がったりする。
有吉九段は、現在一番下のクラス、C級2組。
・・・とはいえ、一番下のクラスでも成績が悪いと、順位戦からも放り出される。
C級2組から、その下、フリークラスに落とされると、年齢によっては即引退。
そうでなくても、10年以内に規定の成績を取らないと引退・・・。
なので、有吉九段より若くて、引退している(させられた)棋士も多い。
有吉九段は若いもんに負けないくらい頑張っているんだ。
ところが、7/17に行われた順位戦C級2組2回戦で、信じられない事件が起こった。
有吉九段が、反則負けという結果になった。それも、対局開始直後に。
何をやったかというと・・・
後手なのに先手より先に初手を指した。
・・・・・。センセ?何やってるんですか?
順位戦って、持ち時間がめちゃくちゃ長い。一人6時間。
朝10時に対局開始。2回の食事休憩をはさむと・・・
決着がつくのが日付が変わる頃、なーんてこともザラだ。
それを一瞬で勝負つけるって、どうよ。w
対局相手もびっくりしただろうなぁ・・・。
大先輩相手に、反則を指摘するのも厳しいんじゃなかろうか。
これで有吉九段は順位戦2連敗スタート。厳しいけど、頑張って欲しいなぁ。
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