中国製冷凍ギョーザで食中毒
今日もニュースから。
中国で製造された冷凍餃子から、有機リン系の農薬が検出された。
食中毒事件、なんだが、5歳の女の子が重体だという。
正直、何が起こっているのか全くわからない。
まず一つ。有機リン系の農薬が検出された、ということだが、
これは、農薬が残留していた、ということではない。
症状から考えて、そんなレベルの量ではないのは明らかだ。
農薬ではなく、「毒物が混入している」と言った方が理解しやすいだろう。
全国から3万ケースくらいが回収になるという。
でも、兵庫県のケースは先月の話だったりする。
全国に3万ケースが存在していれば、被害がたった2家族というのは
考えられない。実際はもっと多いんだろう。
それにしても、3万ケース全てに毒物が混入されているわけではないだろう。
それなら、とっくの昔に大ニュースになっているはずだ。
ということは、ごく一部の商品にのみ、毒物が混入されたことになる。
現地の工場は、ありえないと完全否定した。
いや、ありえないといっても、実際におこっているんだから。とは思うが、
作ってるほうからみたら、「ありえない」としかいいようがないだろう。
どういう生産体制なのかわからないが、ごく少数の商品にのみ、
大量の毒物を入れるというのは、なかなかできることではないんじゃないのかな?
しかし、流通の過程で、っていうのも無理があるだろうし・・・。
とりあえず、工場で徹底的に工程を洗うしかないんだろうな。
回収した商品のうち、どの製造番号で毒物が検出されるか、されないかも
問題になりそうだ。
私は、これは不慮の事故ではない。誰かが悪意をもってやった事件だと思う。
つーか、いくら中国でも、こんな「不慮の事故」はおきないだろう。
これで、中国食品の信用が地に落ちることになるんだが・・・。
中国としても、早く全容を解明するしかないだろうな。
・・・でも、ギョーザって中国のほうが本場だよね、うん。
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