マス・メディアは変わらないのか?
最近、考えているテーマ。
薬害肝炎で、煽りに煽ったあげく、政治決断まで引き出してしまった。
いや、世論が首相を動かしたとも言えるんだけれども、
世論を誘導したのは、どう考えてもマスコミだろう。
結果として、C型肝炎の患者のうち、ごく一握りの「勝ち組」が出現して、
200億もの予算を持っていかれてしまった。
なんかもう、いかにマスコミを味方につけるか?という勝負だろう。
うまいこと、マスコミが煽ってくれれば、予算がついて助かるけど、
マスコミを動かせなければ、どんなに悲惨でも救われない。
たぶん、こんな事例はあちこちに山ほどあるんだろう。
私は、医療系の人間だから、自分の専門分野ではマスコミに負けない。
っつーか、マスコミが嘘をついているのがよくわかる、とも言える。
でも、専門外のところだと、どこまで本当なのかはよくわからない。
まぁ、自分の専門分野の例があるから、全部鵜呑みにしちゃいかんとは思うが。
日本全体をみると、やっぱりそういう人も多いんじゃないだろうか。
たとえ一分野だけでも、マスコミを超える知識があれば、
もうマスコミを完全には信用しないんじゃないかな?
日本は、民主主義の国だ。国の政策、方向性は選挙で決まってくる。
国民が選ぶことができるんだけれども、おかしなマスコミに煽られると、
国の方向がしっかりしない。
政治家の言うことも信用できないけれども、マスコミもなぁ・・・。
先の見通しがないという点は変わらない。
もうちょっと、中、長期の視点をもった人材が必要なんだけど。
この、「煽ったもの勝ち」の状況はなんとかならんのだろうか?
私も含め、そう思っている人間は少なくないと思うんだが。
インターネットが発達し、あちこちで専門家の意見が聞ける。
もう少し伸びれば、いつか既存のメディアをひっくり返せるだろうか。
この国の未来のためには、メディアが変わる必要がある。
そのためには・・・とりあえず、こつこつブログでも書いておくか。w
今年の目標、その1「ブログをこつこつ続ける」ってことで。
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