アンブロキソール塩酸塩配合
今シーズンのOTC(一般医薬品)風邪薬で、
「アンブロキソール塩酸塩」配合のものがでてきている。
これは、スイッチOTC。
アンブロキソール塩酸塩。医療用のオリジナルは「ムコソルバン」
痰を切る薬では、1,2を争うシェアをもつ。
個人的には、一番効くと思っている。
で、大正製薬からパブロンのブランドで出ている。
パブロンエースAX(製品情報はここ)
他にも、エスタックイブファインとかあるけれども・・・。
今回は、あえてパブロンで。
ってのは、パブロンって元々「塩酸ブロムヘキシン配合」が売りだったはず。
塩酸ブロムヘキシン(今は、ブロムヘキシン塩酸塩が正式名称)もスイッチOTC。
アンブロキソール塩酸塩の一世代前の薬というイメージがある。
ブロムヘキシン塩酸塩が進化して、アンブロキソール塩酸塩になる。
いや、そりゃ効果が上がる方がいいんだけどさぁ・・・。
今まで、さんざお世話になったwブロムヘキシンを捨てるのか?パブロンよ。
ちなみに、ブロムヘキシン塩酸塩は、医療用では「ビソルボン」
まだまだ現役だけど、正直、古典的な薬だと思う。
なんか、パブロン=塩酸ブロムヘキシンってイメージだったからなぁ。
今までにもブロムヘキシンが入ってないパブロンも少しはあったけど。
だって、箱にでっかく「塩酸ブロムヘキシン配合」って書いてあったし・・・。
これも、世の流れなのかなぁ。
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