ヤブ医者でも戦力
医療崩壊のネタ。
元ネタは、新小児科医のつぶやき、さん。面白いから紹介する。w
要約すると、こういう話。
ヤブ医者ってのは、どこにでもいる。産科でも例外はない。
ヤブ医者の定義を、無謀な治療を行い、あげくの果てに失敗し、
周りの医療機関に患者を送り込むことを繰り返す医者、とする。
そんな困った医者は、なんとか排除できないか?と提案したが、
産科医から猛反対を受けたそうな。そんなことをされたら、
周りの産科が共倒れになる、と。
理由?ヤブ医者をつぶせば、その患者(というか妊婦)は、
周りの産科に流れざるを得ないよね。
でも、どこの産科もそんな余裕はまるでない。
たとえ、どれだけヤブでも、とんでもないキラーパス送ってきても、
分娩を取り扱ってくれるだけで、貴重な戦力だ、というわけ。
ちなみに、キラーパスってのは、受け入れた方が青ざめるような
とんでもない状態の患者を搬送してくることを言う。(苦笑)
・・・人手不足もここに極まれり。
昔は、「あんなヤブ医者、さっさとやめろ」と思っていた人たちも、
今では、「どんなにヤブでも、やめてもらっちゃ困る」と態度を
改めている・・・らしい。w
まぁ、ろくでもない人材でも、補充が効かないとなれば
何とかおだてて使えるようにしなければいけないのは、当たり前だけど。
・・・それが、医師の世界でも成立するのがなんとも。(苦笑)
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