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女子バレー、北京へ

 北京オリンピックにむけた女子バレーの世界最終予選。

 日本は、韓国を下して5連勝で、2大会連続のオリンピックを決めた。
油断はならないとは思っていたが、順当な結果だ。
初戦のポーランドに勝ったのが大きかった。
ポーランドは世界ランクこそ高いが・・・日本にとってはなぜか相性がいい。

 日本代表は、竹下、高橋を中心に実績のある選手を固めた。
知らない選手が出てくることはほとんどなかったように思う。
セッター竹下の多彩なトス回しに、荒木、杉山のセンター陣、
帰ってきたエース栗原に、木村沙織。
 両センターが共に移動攻撃を得意とし、栗原、木村ともバックアタック可能。
絶対的なエースはいないが、攻撃の多彩さは、近年まれに見るレベル。

 ただし、「サーブレシーブが竹下にかえる」ことが絶対条件。
サーブで崩されてしまうと、格下相手にも苦しむことになる。w
栗原はエースといっても、ただのオープン攻撃だと
あっさりブロックされるもんなぁ。(苦笑)
他のチームのエースと比べると、レベルの差は歴然だ。

 一人で何とかできるような選手はいない。
その分、スピードとコンビネーションに特化している。
セッター竹下のためのチームといっても過言ではないと思う。

 多治見がでていたのはびっくりした。何歳だよ・・・。
10年以上前に活躍した選手だろう。まだ現役でやってたのにびっくり。w

 オリンピックでメダル・・・は非常に厳しい道のりだと思う。
まずは、サーブレシーブを乱されないことが第一条件。
逆に、サーブで相手を崩すことが第二条件。難しいなぁ。
でも、他のチームだと、少々崩されてもものともしないエースがいるんだよね。

 さて、最終予選は、セルビアと日本がここまで5連勝で、
北京オリンピック出場を決めた。ポーランドもほぼ当確だろう。

 最終戦、日本はセルビアと対戦する。
このゲーム、両チームにとっては単なる消化試合になるが・・・
実は、4位を争うドミニカと韓国にとっては、オリンピック出場権のかかった、
大事な試合になってくる。

 オリンピック出場権は、
1.この大会で1位。
2.1を除くアジア最上位。
3.1.2を除く上位2チーム。
に与えられる。

 日本が、セルビアに勝って1.に入ると、韓国はアジア2位でも2に入れる。
そうすると、のこり2チームはセルビアとポーランドになり、ドミニカは外れる。

 セルビアが日本に勝つと、1.はセルビア、2.は日本になる。
残り2チームは、ポーランドと・・・ドミニカか韓国、となりそう。
ドミニカと韓国は最終戦で激突するけれども、
韓国はドミニカに負けても、日本が1位なら出場権を取れそうだ。
最終戦の結果は、韓国とドミニカに大きな影響を与えそうだ。

 日本とセルビアとの対戦・・・よく覚えていないけど
世界バレーでは日本が勝っているんだよね。
北京オリンピックを見据えるなら、大事な勝負になりそう。


 5/24追記

 ポーランドがセルビアに勝ち、オリンピック出場権獲得。
セルビアとポーランドが1敗で並び、日本は全勝を守った。

 韓国がカザフスタンにまさかの完敗。北京に黄色信号。
ドミニカは3勝目。最終戦で韓国に負けても4位はキープできそう。
ってことは、ドミニカは、後は日本が負けることを祈るのみだ。
日本は最終戦で敗れれば、1位にはなれなさそうだし。

 韓国は、最終戦でドミニカに勝てないとまず出場権はない。
日本が勝って、韓国が敗れた場合・・・
タイーカザフスタンの勝者に出場権が転がり込む可能性が高い。

 北京行きの最後のチケットは、どこにいくんだろう。

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