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2008年7月

アクセス解析

 4ヶ月に1度のアクセス解析。
4/1~7/31のアクセス数は9090.訪問者数は5501
その前の4ヶ月は11061/7291。減っている。
・・・といっても、前の4ヶ月は「さくら」フィーバーがあったから。
さらにその前の4ヶ月が8137/5220.
ってことは、ほとんど状況は変わっていないな。微増、くらいか。

 検索ワードベスト10

アクテージSN   420
ダンリッチ      377
アクテージ     299
高野健一     152
さくら         147
ブログ       134
薬          109
口唇ヘルペス   107
ジェネリック     98
トランシーノ     96

 いかにも薬剤師のブログっぽくなってきた。w
高野健一とさくら以外は、ほぼ薬剤師ブログのキーワードっぽいな。

アクテージSNは結構ヒットしているなぁ。ためしに、ぐぐってみると・・・
1ページ目の上位に入ってる。個人のブログではたぶんトップだ。
・・・営業妨害になってなきゃいいけど。(汗)
アクテージとはカウントを別にしてみた。AN錠もあるし。
口唇ヘルペスの塗り薬は、最近CMで出てる影響かな・・・。
ジェネリックは、やっぱり制度が変わったせいかな?

 ほかに気になるキーワードもあげておこう。

13位「点滴」              三重県の点滴作りおき事件だろう。
17位「水から電気」         こりゃ、あれだな。ウォーターエネルギーシステムだ。
26位「亜硝酸塩」          健康情報系では、意外にもこれが最上位。
32位「薬屋りかちゃん」      2巻にして最終巻になってしまったなぁ。
33位「君が好き好きでよかった」PeachJamの手紙の歌詞。
44位「キンエンジャー」       門真市薬剤師会の禁煙活動。
50位「パンを踏んだ娘」     最強のトラウマソング

 って50位までにタミフル入ってない。
こないだのニュースの注目度は、やっぱりその程度なのね。

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予定変更オーサカキンギョ

 今日は平日休み。

 予定を変更して、オーサカキングにでかけることに。
本来の予定では、金曜日に行くつもりであえて休みにしていたんだけど・・・
今日も休みなら、別に金曜日にこだわる必要は何もないわけで。

 少し動き出しが遅かったせいもあり、カレーは食べられず。
子供連れだと、何をやっても遅くなる。移動も大変だし。
移動中はしっかり起きていた娘が、最寄り駅についたとたん寝た。

 会場に入っても、しばらくは目覚めず。
結局、2時のステージショウの大音響で目覚めた。
娘は何が起こっているのかわからなかったと思う。w
ものすごく不審な顔でステージを見ていたし。

 寝ている間も、私と嫁はいろいろと買い食いをしていたけれども、
娘がおきたことで本格的に昼食に・・・。
と思ったが、寝起きのせいもあるのか、予想外に娘が食べない。
ポテトも、お好み焼きも食べず、かきごおりはこぼす。
もうちょっと食べてくれるとよかったんだけどなぁ。

 結局娘が食べたのは、帰る直前に買ったたこ焼きくらい。
だいぶ、おなかすいたと思うんだけどなぁ。

 酷暑を覚悟していったけれども、思った以上に涼しかった。
テントで休憩できたのがよかった。ミスト(霧)つきで涼しかったし。
あと、定期的に打ち水をしていたらしい。これも涼しくてよかった。

 最後のステージ(吉本のメンバーによるフラダンスショー)は、
さすがに暑かったけれども。日を遮るものが何もなかったし。
娘は、まるで興味を示さず。(むしろ、キンギョのショーの方がお気に入り)

 結構つかれたけど、それなりに楽しんでくれたように思う。

娘「おーさかきんぎょ、おーさかきんぎょ、おーさかきんぎょ・・・」

・・・途中から意味がかわってきてるぞ、娘。w
ゲームはまるでできないし、食べるほうも興味がない娘としては、
ステージのショウが一番よかったように思う。
もっとも、打ち水ゾーンで遊んでる方が楽しかったかも知れないが。w

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うそつき

 娘の食事スタイルは相変わらず。
昔のことを思えば、少しは食べるようになっているんだけれども。

 娘は、いまだに小さいころからのベビーチェア?を使っている。
とはいえ、固定すると嫌がるので、フリーにしたまま。

 ところが娘はあきてくると降りて脱出しようとする。
でも、テーブル部分が邪魔で、どうしても出ることはできない。
そうすると、にっちもさっちもいかなくなり。

「ちちーーーたすけてー」

 となる。
しょっちゅうなので、しばらく放置することも多い。
ただ、自力ではどうやっても脱出不可能だから、助けなきゃいけない。

私「ちゃんとまんま食べるか?」
娘「・・・食べる。」

 ようし、それなら、と助けてやった瞬間・・・

娘「ごっちゃまーーー(ごちそうさま)」

 うそつきめ・・・。もう二度と助けてやらんぞ。w

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ビスフェノールAの毒性

 はっきりいうと、旬は過ぎた話題なんだけれども・・・。
書こうと思っていて、書きそびれていた。
もっとも、こういう話には本来「旬」もへったくれもないので、
気がついたときに書く、でもいいはずだ・・・よね。

 少し前になるが、ポリカーボネート(プラスチックの一種)の原料となる、
ビスフェノールAという物質が、今の基準よりも少ない濃度で、
毒性を発揮することが実験によってあきらかになった。
特に、胎児や、乳幼児には毒性があるかも知れないので、注意喚起となった。

厚生労働省の、ビスフェノールAについてのQ&Aにまとまっている。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html

 もともと、ビスフェノールAは、いわゆる「環境ホルモン」として
槍玉にあがった物質だ。内分泌系に関しては、ヒトに対する影響は
ほぼ否定されたように記憶していたんだけれども。
 まだ、実験が続いていたのかな?

 もっとも、成人したヒトに対する作用は、ほぼ考えられていない
とはいえ、感受性の高い胎児や乳幼児に対しては、何らかの悪影響が出る
可能性がゼロではない、くらいの研究だと思う。

 日本では、もともと環境ホルモンに対する対策が諸外国以上に進んでいた
こともあり、ビスフェノールAはあまり使われていないんじゃないかな。

 ビスフェノールAが溶出する危険があるのは、ポリカーボネート製の哺乳瓶。
もっとも、これにしたってよっぽど手荒に扱わない限りは、問題ない。
過度の加熱や、熱湯の使用、経年劣化による傷などがない限りは、問題にならない。

 諸外国の対応としては、
ポリカーボネートの哺乳瓶でも、注意して使えば問題ない」としている。
別に、回収とか使用中止というような騒ぎになっているわけではない。

 ほかには、缶詰に使われているポリカーボネートからの、ビスフェノールAの
溶出が問題になるかもしれない、と言われている。
が、これも、成人では問題ない。妊婦さんの場合、大量に摂取すると胎児に
影響がでるかもしれない、といったレベル。

 妊婦さんが、毎食缶詰を食べるような食生活をすると、リスクがあるかも。
といった報道がなされていたが・・・

 それって、ビスフェノールAなんて関係なくそうだと思う
妊婦さんが、毎食のように缶詰を食べる食生活じゃダメだろう。w

 結論としては、「いろいろな食品をバランスよく摂るように心がけること」
もはや、ビスフェノールAはそれほど関係ないな・・・。

 今のところ、「心配な人は、念のため避けたほうがいいよ」くらいの話。
幸か不幸か、日本は前もってビスフェノールA対策はできていたからね。

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かゆい

 たいがい、娘と一緒にお風呂に入るのは私。
最近は、嫁が入れることも多くなってきたけれども・・・
それでも、私の方がまだまだ多いな。

 色々とできるようになってきたので、背中を洗ってもらうことにした。
泡のついたタオルを渡して、「背中をごしごしして」とお願い。
娘は、それくらいならできる。

 ・・・が、ものすごーーーくか弱い力でこすってくれる。
ものごっつい、かゆいんですけど・・・。もうちょっと強い力で、って、
どうやって教えたらいいんだろうか。

 でも、でもね。
娘に背中を洗ってもらうという事実がね、快感、だったりする。

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ネット規制は難しい

 ニュースより。

 厚労省の役人が、業務中に業務とは関係のないホームページを閲覧していた、
として、問題になっている。
2チャンネルだとか、ゲームのページとか・・・。

 ちょっとくらい息抜きしても、とは思うけれども、限度ってもんがあるだろうな。
本業をしっかりやってくれるんなら、少々は目をつぶっても、と思うんだけれども。

 ところが、これが原因となって、ホームページ閲覧に制限をかける、
となると話はぜんぜん違ってくる。そんなに簡単じゃないよ。
よくあるのが、掲示板形式のページは見れなくする規制なんだけれども、
ブログも見れなくなってしまうことが多い。

 特に、情報収集を業務としているような人にとっては、
ブログを閲覧不可とされるとたまったもんじゃないわけで。
いまどき、企業でもブログ形式のページは増えているし、
官公庁だって掲示板形式のところがあるんだけどな。

 この手の規制を言う人って、たいていネット知らない人だろう、と思う。
規制をかけるのは、そんなに簡単じゃないんだよ。

 私だって、仕事で情報収集をすることはあるけれども・・・
公式な情報だけじゃ、なかなかねぇ。

 ブログにはいろんな情報が書いていることも多いし、
間違って2チャンネルに飛んでしまうことだってあるさね。
2チャンネルだって、貴重な情報が落ちていることもあるし。
(たいていはそうでないけれど。w)

 何をもって「業務と無関係」とするかは、結構難しいよ。
まず、職員のネット閲覧記録をきちんと取れる状態にして、それを告知する。
閲覧場所と、滞在時間も踏まえて、悪質なものだけ処分の対象にする。
それだけで、問題のほとんどは解決すると思うんだけど。

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お礼の言葉

 今日は金曜日。金曜日の夜は忙しい。
結構ハードだったので、午後7時まで仕事の予定が延びてしまった。

7時半に帰ろうとしたのだが、そのタイミングで大物の処方箋に遭遇。
(「大物」=手間がかかる。w)
私が帰ると、戦線が崩壊するので、仕方なく残業続行。
一度脱いだ白衣を、もう一度着て仕事に戻った。

 調剤に手間がかかり、終わったのは結局8時前。
でも、きっかけとなった「大物」の患者さんに声をかけてもらった。

患者さん「兄ちゃん、ホンマは帰るとこやったんやろ、ごめんな。」
私「あれ、なんでわかりました?」
患者さん「さっき、白衣きてへんかったやん。」
私「あら・・・ばればれですね。w」

 いろいろあった一日やったけど、この言葉は結構うれしかった。

 この仕事に限らず、あらゆる仕事がそうだと思うんだけれども、
一番うれしいのは感謝の言葉だと思う。
どれだけ手間をかけて、残業をしても、相手に喜んでもらえるなら
それでいい。特に、医療に携わる人間はそういう気持ちを持つべきと思う。

 もっとも、逆に苦労したのに報われないことも多々ある。w
そういう時は、やっぱりへこむ。

 仕事に対するモチベーションは、患者さんが支えなんだなぁ、と実感。

 逆に、医療従事者からモチベーションを奪うにはどうすればいいかも・・・
わかるよね。心無い言葉をぶつければいいのさ。
医療崩壊を防ぐためには、そういうところが最も重要と考える人もいる。
モンスター・・・な人たちが、根こそぎ倒していくんだけれども。

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初プール

 今日は、お休み。
一家三人でプールにいってみた。

 べランダでビニールプールとかはしたことあるけど、
本格的なプールに、娘と一緒に行くのは初めてだった。

 場所はどこにしようかと考える。
日差しを考えると、室内プールの方がいいんだけれども・・・
1歳児を連れて行けるようなとこが近くになくて、断念。

 検討の結果、関西サイクルスポーツセンターのプールに行くことに。
あんまり人が多いと、危ないかなぁと。
いくら平日とはいえ、夏休みだし、暑いし。

 近場のプールだと、子供たち(小中学生)であふれているんじゃないかと。
その点、サイクルスポーツセンターなら・・・
子供だけで気軽に行ける場所じゃないし。なら、平日はすいているだろう、と。

 というわけで、行ってみた。予想通りすいていた。w
滑り台は怖がったけど、結構ご機嫌に遊んでいたように思う。
噴水で手を洗うのが大好きのようだ。

 そこそこ楽しんだところで、おねむになったので撤収。
1歳児の娘には、ほかの(自転車関係の)遊具はまだまだ無理。
つーか、暑すぎてしんどい・・・。

 問題点は、お値段が高め、ということか。
駐車場だけで1000円。入場料とプール料金は別。こりゃ高いわ。
プールだけで行くには高いけど、プール以外は遊べないし。
しょうがないね。

 帰ってから、みんなでお昼寝。
一番寝ていたのは私だったりする・・・。
私は、子供と遊ぶときは、全力で遊ぶし。子供のほうが元気だしね。

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水素水で認知症予防!?

 水素水で認知症予防。
 そんなニュースが流れていたらしい。
マウスでの実験だけど、実際に抗ストレス作用が認められたっぽい。

http://www.nature.com/npp/journal/vaop/ncurrent/abs/npp200895a.html

 これが元論文。またしても英語の壁が・・・。w

 読売新聞でニュースになったそうな。認知症の予防とはまた大風呂敷を。
この実験でわかったことを、簡単にまとめてみる。

1.ストレスによって記憶力が低下することは知られている。
2.ストレスをかけた状態では、水素水を摂取させたほうが、
  記憶力の低下を防ぐことができた。

 これだけ。意義はあると思うけど、動物実験だしなぁ・・・。
人での有効性はわからない。ただ、研究を続けることに意義はあると思う。
大きく化ける可能性もあるし。

 論文は全文読めないので、どんな実験をしたかはわからない。
(わかる人いたら、教えて欲しい。)
私が問題にしたいのは、「使った水素水の中身と量
血中水素濃度はどれくらいか」(測定してるよな、それくらい。)
 普通の水素水に使われている水素量ってめっちゃ少ない。
消化管からの吸収は(たぶん)問題ないと思うんだけど、
それが、薬理的に意味のあるくらいの量なのかどうか。
 人間にあてはめると、1日100リットルの水素水が必要、
みたいな話だったらまるで無意味だし。w

 で、なんでこの情報が認知症予防に関係有るんだ?
読売新聞の記事によると、
1.「認知症は活性酸素などによって神経細胞が変性する病気とされる」
2.「水素が活性酸素を取り除くことは確認されている」
3.「よって、水素水が認知症予防によい」

 大雑把に言うと、こういう話だろう。本当かよ、おい。w

まず、1.の認知症が活性酸素による病気ってとこが仮説に過ぎない
2.は同じグループによる研究報告なんだけど、この実験って、水素水じゃない
大量の水素ガスを直接注入したように思うんだけど。

 と、色々と疑問点、問題点はあるわけで。
もちろん、水素という素材自体は、可能性は十分あると思うんだけど、
その結果が出てくるのは・・・まず10年はかかるだろうな。
何せ、まだ動物実験の段階だし。

 酸素水と比べると、まだ水素水の方が希望があると思う。
まだわからないことも多いし。
ただ、これをもって「水素水は効きます!」って宣伝するのは、どうかと。
宣伝が先行している・・・というか、宣伝のために研究してないか、と
思ってしまうわけで。

 健康食品には否定的な私だけど、水素水、酸素水くらいはいいかなぁ、
と思っていたりもする。

 まず、副作用は考えられないし、何より・・・そんなに高くないし
アホほど高い割りに効果が見えにくい浄水器よりは、よくないかな?

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1歳児と同レベル・・・

 私には、苦手なものがたくさんある。
その中でも、ダントツに苦手なのは、「絵を描く」ことだろう。
娘から「描いてー」といわれても、基本、却下している。
私は、描けない人間なのだ。

 娘は、おえかき好き。紙に書くようにいっているんだけど、
テレビとか、洗濯機とか、パソコンとか、壁とか、あちこちに落書きしている。
しかも、それをわざわざ教えてくれる。w
・・・たぶん、怒られるのわかってると思うんだけどなぁ。

 こないだは、洗濯機に描いた落書きをわざわざ教えてくれて、
私が「紙じゃないとこに書いちゃだめっていつも言ってるよね!」
と叱ると・・・そばにあったタオルで隠した。
隠すくらいなら、最初から見せなきゃいいのに。w

 娘のお絵かきは・・・この年にしちゃ、うまいほうだと思う。
「ちちー」と言いながら、目と鼻と口まで書いたり。

 あんまりねだるので、あきらめて私が書いてみる。
そして明らかになる衝撃の事実。

 私の絵は、娘の絵とたいしてかわんない。


 うん、やっぱもう描かないことにするよ。orz

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低炭水化物ダイエット・追記

 昨日の記事を書いた後、ネット上で色々みてみたが・・・
どうも、色んな情報が錯綜している。
ネット上の情報なんて、いつもそうなんだけどね。w

 低炭水化物ダイエットと、低インスリンダイエットが混同されているなぁ。
わかりやすいページを見つけたのではっておく。

http://www2.plala.or.jp/eddie/faq/faq06.htm

 ここのページでは、低炭水化物ダイエットは「低糖質ダイエット」と
紹介されているけど、本質は全く同じだろう。
まぁ、このページに書かれていること全てを支持するわけではないが、
説明としてはわかりやすいと思った。

 本家アトキンスの方法では、導入期(2週間)では炭水化物の制限は
非常に厳しく、1日20g以下。ほぼ、食べるなと言っているに等しい。w
その後、体重の減り具合に応じて、最大120gまで増量が可能・・・と読める。
ただし、増量するにしても、炭水化物は低GI値のものが勧められている。

 GI値。血糖値の上がりやすさと思ったらいいだろうか。
GI値が高いほど、血糖値は上がりやすく、GI値が低いほど緩やかに上がる。
食後に血糖値が急上昇するのはあまり望ましくないため、
世の中には「低GI値」を宣伝する商品もある。

 この「低GI」を前面に押し出したのが、「低インスリンダイエット
といっても、吸収が遅いだけで、全部吸収されることに変わりはないわけで。
ダイエットと言えるかどうか・・・。身体にいいことは間違いないと思うけど。

 まとめると、アトキンスの「低炭水化物ダイエット」は、
最初の2週間で極端な炭水化物制限をかけた後、徐々に炭水化物を増やす。
炭水化物の増量期、または維持期では、GI値の低い食品が勧められる。
つまり、後半は「低インスリンダイエット」と重複するわけだ。

 ところが、世の中には「低インスリンダイエット」のことを、
「低炭水化物ダイエット」と言う人もいたりする。
 GI値の低い食品を選んで、炭水化物を少なめに取ることが、
低炭水化物ダイエットだ、と。

 そりゃ、アトキンスの最終段階ではそうなるんだけれども、
最初の導入をすっ飛ばしてそれをやってもなぁ・・・。

 肝心な情報を書いておこう。
昨日紹介した論文で、「効果が高かった」といわれているのは、
あくまでアトキンスの低炭水化物ダイエットだ。
論文にはっきりと書かれている。英語の壁は厳しかったが・・・

(以下、引用)

The diet was based on the Atkins diet

(引用、終わり)

 これくらいなら、なんとか分かる。w

 なので、初期導入をすっとばしたような低炭水化物ダイエット、
ようするに低インスリンダイエット、に、効果が認められた、
という話ではないことに留意したい。

 低炭水化物ダイエット。言葉だけなら簡単そうだけど、
色々と細かいルールがあるそうだ。
このルールを守らない「低炭水化物ダイエット」は、
単に、栄養バランスの悪いダイエットにすぎないと思う。

 最後にもうひとつ。
アトキンスダイエットにしても、長期間の安全性は保証できない
他のダイエットと比べて、かなり特殊だからなぁ・・・。

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低炭水化物ダイエットが最も効果的。

 まさかと思ったが、yahooのトップページにのった。びっくり。
「ダイエットは低炭水化物法を。低脂肪法より効果大」

元になった論文は、これ。

http://content.nejm.org/cgi/content/full/359/3/229

 アブスト(概要)だけでなく、全文読めるようだ。英語の壁があるが。
・・・と思ったら、日本語の概要まで落ちている。なんて便利なんだ。

http://www.nankodo.co.jp/yosyo/xforeign/nejm/xf2hm.htm

 報道内容は、
「ダイエットでは最も一般的な低脂肪法よりも、信頼性に疑問がもたれていた
 低炭水化物法の方が効果が大きい。」

 というもの。
実験内容は、通常の低脂肪法(油モノを避ける、ってことかな。)と、
地中海法(食物繊維+オリーブ油、日本では知られてないけど。)と、
低炭水化物法(米、小麦、砂糖、果糖などの炭水化物を少なくする。)とで比較。
 体重減少は、低炭水化物が一番大きかった、という内容。

 低炭水化物ダイエット。時々でてくる言葉だけど。
wikipediaで引っぱってみる。アトキンスダイエットのことだろう。

 元々は、糖尿病患者さんのための食事療法として開発された。
「炭水化物を減らせば、あとは何を食べてもよい」という触れ込み。
カロリー制限がないし。肉食べ放題ってのがすごいな。

 論文掲載誌は、New England Journal of Medicine.
ネイチャーやサイエンスに匹敵するレベルの一流誌だろう。
「信頼性に疑問がもたれていた」低炭水化物ダイエットには、
いいニュースだ。

 さて、問題点をあげておこう。

 一つには、この実験に参加した人は、平均年齢52歳。平均BMIが31。
平均体重でいうと、実に91kg
わかりやすくいうなら、中年太りの男性(メタボといってもいいだろう。)を
対象に行われた実験ということ。

 日本で一番ダイエットに熱心と思われる若い女性に、
この結果があてはまるとは思えないぞ。注意が必要だろう。
「基本、メタボな人たち向けのダイエット法」ってことだ。

 いや、炭水化物をカットして摂取カロリー自体が下がるなら、
体重が減るのは間違いないだろうけどね。

 炭水化物を減らしても摂取カロリーが変らない場合は・・・どうだろう。
メタボな人なら、理論上はそれでも効果がある。
でも、メタボじゃない人なら、まるで意味はないと思うぞ。 

 次に、体重は落ちたけれども、それが健康的かどうかはまた別問題
もっとも、実験ではコレステロールも落ちたという話だったけどね。
 普通は、炭水化物を減らして脂質を増やすというのは・・・
健康にいいとは思わない。(それが、「信頼性に疑問」の理由だろう。)
もちろん、今までの概念を覆す可能性も否定できないんだけど、
今までのダイエット法に比べて、安全性に疑問があるのは事実だ。

 あと、低炭水化物ダイエットは、そんなに簡単じゃない。
やるんなら、しっかり勉強してからやらないと、えらい目にあう。
前述のwikipediaでも書かれているけどね。

 始め方も、やめ方もしっかりしないといけない。
あと、運動も忘れちゃいけない。筋肉を壊す可能性のあるダイエットだから、
全身の筋肉量が落ちる。いわゆる、痩せにくい身体になりやすい。

 わかりやすくいうなら、通常のダイエット法に比べると、
派手にリバウンドする可能性がある、ってこと。

 ただ・・・日本人には結構辛いんじゃないかなぁ?と思うけど。
お肉大好き、ご飯キライな人はできると思うけど。

 そうそう、中途半端にやっても、「低炭水化物ダイエット」としての
効果は出ない。素人考えでやっていいもんじゃない。
単にバランスの悪いカロリー制限を行っているだけになってしまうだろう。

 ただ、研究が進めば、「メタボ対策の決定版」みたいになる可能性も
あると思う。あとは、安全性の問題がもうちょっと解明されれば・・・。

  個人的には、まだ人には勧めない。もう少し研究が進むまで待ちたい。
・・・以前は鼻で笑うようなレベルだったから、大いに前進したとは思うが。w

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サービスは無料?

 昨日の続き。
 値段が安いことが、良心的かどうか。

 建前論としては、基準加算や夜間・休日加算などを算定する薬局は、
そうでない薬局よりも、苦労しているはずだ
その苦労の分を、報酬としてもらうことに罪悪感を感じる必要は無いはず。
もし、罪悪感を感じるとすれば、それは苦労していないからじゃないのか?

 名ばかりの24時間体制で基準加算なんて取るのなら、そりゃ罪悪感が
あってもしょうがないし、良心的とは言えないだろうな。

 うちの薬局は、やろうと思えば基準加算や、夜間・休日加算を取ることは
できる。でも、患者さんの負担が増えるのを嫌って、あえて取っていない
この場合は、良心的な薬局、と言っていいんだろうか?

 この場合、逆に手を抜くということも考えられるよね・・・。
加算を取っていないんだから、大変な仕事はしたくない、とかね。
加算とってないなりのサービスしかしないぞ、とか。

 いや、そんなとこで手をぬかない。
加算は取らないけれども、患者さんへのサービスは万全です。
そりゃ、それが一番「良心的」だろうさ。できればね。
ただ、どうしても逃げ道が残ってしまう。「加算とっていないから」っていう。

 もっと根本的な問題として、お薬代の内訳がわかりにくい・・・
という話もあるんだけれども、これはまた別の話になるので、今回はパス。

 私は、薬局にとって理想的な形は、「しっかり加算も取って、サービスもする」
だと思っている。患者さんに納得してもらうだけのサービスができれば、
加算とっても問題ないじゃないか。
 最悪は、「加算は取るけど、サービスはしない。」これは、詐欺だろう。

「加算は取らないけど、サービスはする」ってのは・・・うーん、微妙。
サービスするなら、堂々と加算取ってもいいと思うんだけどね。
 
 この辺は、消費者の考え方として「サービスは無料」という
考え方があるからなぁ。難しいところ。
保険診療の報酬と、一般の販売業とはまた別だと思うんだけど。
もっとも、「調剤薬局ごときが、でかい口叩くな」という批判は
あっても仕方ないかもしれない。(苦笑)

 この辺、「有言実行」、「不言実行」のどっちがいいか、
という話とよく似てる気がした。
「有言実行」が一番すばらしいことだ、というのは、
「不言実行」は、「不言不実行」に流されやすいから、という話。

 もっとも、有言不実行が一番まずいのは、変わりないんだよな。
ところが、実行と不実行が非常に見えにくいもんだから、
有言不実行に流れる(=加算とってサービスしない)可能性も否定できない。

 ・・・やっぱり、根本は「お薬代の内訳がわかりにくい」ってことなのかも。
お薬代が高いことによるメリットが見えないことには、
「安いほうが良心的」といわれてもしょうがないか。

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良心的な薬局って?

 患者さんから言われた言葉。
「基準薬局でないところが、良心的な薬局と聞いたんですが・・・」

 実は、話はすごくややこしいんだが。
基準薬局ってのは、薬剤師会が認定している制度。
わかりやすくいえば、業界団体から認められた「お墨付き」薬局か。
これが良心的ではないみたいに言われたら、薬剤師会が怒るぞ。w

 もちろん、そんなに単純な話じゃなくて、お金の話になる。
実は、「基準薬局」の制度とは全く別に「基準加算」というのがある。
これは、「基準薬局」とは全く関係なく、ある一定の基準を満たせば、
調剤報酬が増えるという制度。
 具体的に言うと、備蓄医薬品の品目数が一定以上で、
いつでも(24時間)薬剤師に相談できる(または調剤をお願いする)
ことができて・・・とか、そういう条件をクリアすると、
調剤報酬に1回あたり10点or30点が加算される、という制度。
3割負担なら、10点で30円、30点で90円ほど金額がかわってくる

さて、冒頭の患者さんの言葉。おそらく、後者の「基準加算」のことを
誰かに言われたんだろう、と想像がついた。

「基準加算を取っている薬局では、他の薬局よりお会計が高くなること
 があります。この薬局では(加算を)取っていませんよ。
 まぁ、それが良心的といえるかどうかは・・・ごにょごにょ。ウチは、
 基準加算を取っていないので、とっている薬局よりは安いと思います。」

 と、返した。間違ったことは言っていないが、このやり取りをみていた
人によると、私の顔は(やや)引きつっていたそうだ。w

 ちなみに、患者さんは私の答えに満足して、これからもウチの薬局を
利用してくださるそうな。

 ところで、「良心的」ってのは、「お金が安い」ってことと同義なのか?
私は、そうではないと思っている。現実とはかけ離れているが。

 基準加算を取っている薬局は、そうでない薬局よりも苦労しているはずだ。
まがりなりにも24時間体制をとっているはずだし。
在庫も大量にかかえているはずだし。その他色々あるだろうし。
その苦労に見合うだけの報酬として加算をとっているんだよね。
それを「良心的でない」と言われると、辛いと思うんだけどなぁ・・・。

 このあたり、さらに込み入った話になるので、明日に続く。 

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チャンス

 今日は、昼2時まで仕事だった。

 帰ってから、昼食。ところが、娘にとってはあまりよろしくなく、
昼寝するタイミングを失ってしまった。
私はしっかり昼寝したけど、娘は寝てる親を尻目に、
いたずらを繰り返したようで・・・。
ついに、昼寝なしですごしてしまった。極めて異例のことである。w

 ところが、夕方(といっても6時くらい)に買い物に出たところ、
娘があっさりと眠ってしまった。
このタイミングで寝るということは・・・まず起きない。

これは、チャンスだ。w

 ということで、娘が起きてたら絶対にいけないステーキ屋さんに。
久しぶりにおいしい肉が食べたくなったので。

 結果、見事成功。娘が目を覚ましたのは、食事が終わった後。
家に帰ってからも、起きているもののぼーっとしている。
結局、そのまま寝てしまった。


 ひさびさの肉はうまかった・・・。

ところが、油がよくなかったのか、にんにくがダメなのか、
お腹をこわしてしまったようで。。
まぁ、明日には治っているだろうけど。

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すごい!

 娘は、この夏におむつを外すべく、トレーニングを始めている。。
・・・といっても、まだ2歳にもなってないし。
長い目で見るさ。

 ・・・と思っていたら、今日いきなり快挙を達成した。

 トイレで、うんちできた

 自己申告で便意を訴えて、「トイレ行くー」
で、座ってしばらくでぼとぼととしちゃったらしい。

 とはいっても、まだまだ最初の第一歩に過ぎないんだけど。
その後、しっかりおしっこもらしたりしてるし。w

 にしても、そんなことできるのは、まだまだ先だと思っていただけに、
びっくりした。「すごいねーーー!」と両親共にほめまくり。
本人も、なんかうれしそうだった。

 トイレでおしっこは・・・したことあるんだろうか?
自己申告では「ちー、でた」と言ってくれたんだけど、信用していいものか。w

 

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休養日

 幸いにして、今日は休み。

 いろいろあって疲れたから、ゆっくり休みたい・・・。
けれども、朝から保険会社に連絡とったり、色々していた。

 原付には、自賠責はもちろん、任意保険もつけていた。
後のややこしい話は、保険会社におまかせ、となる。

念のため、被害者の方に電話を入れてみたが、
いきなり容態急変とか、そういうことはなさそう。

 ころあいをみて、もう一度挨拶にいかなあかんのやけど。

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交通事故

 今日の帰り、交通事故を起こしてしまった。

 こちらが原付で、相手が自転車。歩道上での事故。
こちらは、前輪の周りのプラスチックが破損。
相手は、自転車の前輪が激しく曲がった。

 こちらは、ほぼ無傷。相手は、前頭部から顔にかけて傷多数。
幸いにして、今のところ脳への影響は考えにくい。

 原因は・・・私の不注意だろうなぁ。安全確認義務違反だ。
しばらく様子をみるだろうけど、おそらく「軽傷」ですむと思う。
出血がひどくてびっくりしたけれども、すぐに止まった様子。

 めっちゃへこんだ。しばらく、原付乗りたくないな。そんなわけにもいかんけど。
自賠責はもちろん、任意保険もついているからなんとかなると思う。

 ・・・ちなみに、こちらのスピードは時速10kmほど。(徐行)
相手は・・・たぶん、40kmは出てたんじゃないか。事故の結果から見るに。
長い下り坂だったし。いや、私からは見えてなかったんだけれども・・・。

 大変だったけど、(今のところ)大したことなくて本当によかった。
通りすがりの学生さんとか、おっちゃんにも助けてもらったし。
ありがたかった。

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報道が少ない

 「タミフルと異常行動に因果関係はない」という厚生労働省の発表に関して。
予想通りといえばそうだけど、報道が少ないように思う。
私が最初に見たのは、新聞の片隅だった。

 もちろん一面ではないし、社会面でもない。
私は、新聞は一通り目を通すことが多いんだけど、
見落としていてもおかしくない程度の扱いでしかなかった。

 大騒ぎをしたころに(正確にはそれ以前からだけど)調査を始めて、
結果が出る頃には騒いだことすら忘れているっていうのは、
まぁよくあるパターンではあると思うが。

 特にこの件では、製薬会社からの「寄付金」などの騒ぎもあった関係で、
調査結果を解析するのが遅れてしまったというのもある。
本当なら、この結果は去年の夏に出てなきゃおかしいはず。
それくらいの時期だったら、もうちょっと報道してくれていたんだろうけど。

 なんか、「環境ホルモン」騒ぎとかぶるなぁ。
結果が出る頃には、みんなが関心を失っているっていう構図が。
もっとも、結果自体が「危険ではない」からこそ、ということもある。
危ないことはニュースになっても、安全はニュースにならないからね。

 それにしても、去年、あれだけ騒ぎ立てておきながら、
今回の最終結果を、これほどまでにスルーするってのはアンフェアだろう。

「昨年は危険だといったけど、そうでもなかったね。ごめんなさい」
と言ってくれるとはとうてい思わないけどさ。
「厚生労働省がこんなこと発表したけど、本当なの?」くらいの
報道は、あってもよかったと思うんだけどな。善悪はともかくね。

 来年のシーズンでは、またタミフルが処方されるんだろう。
そのとき、患者さんが今回の情報を知っている可能性は限りなく低いだろう。
もっと月日が経てば、「なんとなく危ない」というイメージだけが残るのかも。

 

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タミフルと異常行動に因果関係はない

 そろそろ出るだろうと思っていた。
「1万人規模の疫学調査」の結果報告。
前回の中間報告では、「因果関係があるというデータはない」だった。

http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_0419.html

 今回、の正式な報告でもやっぱり同じ。
タミフルを服用しても、しなくても、異常行動の発生率に有意差は見られかった。
ようするに、異常行動はインフルエンザ自体が原因となっており、
タミフルは関係ない。つまり、因果関係はない、という結論に達した。

 とりあえず、厚生労働省としては、これで調査終了、らしい。
因果関係が認められなかったことで、10代の患者さんへの原則禁忌は
解除される可能性が出てきた。

 もっとも、タミフル否定にやっきな人たちは、
この報告自体をうさんくさいと思っているようだけど。
おそらく、論文の形で発表されるだろう(もうされてるのかな?)から、
最終的な結論は、その辺の反論がでてきてから、かなとも思う。
 前回の中間報告には、不備があったという指摘もあったし
その辺が改善されているのかどうか・・・。どうだろうね。

 私の結論としては・・・最初と全く同じ。w
「インフルエンザ発症後48時間は、タミフル服用の有無にかかわらず、
 目を離さないこと。」

 今回の発表も、「じゃぁ、タミフル飲んでも安全」って話じゃない。
インフルエンザ自体に異常行動がありうるんだから。目を離しちゃいけない
ことにかわりはないよね。

 不安な人は、服用しなくてもいいと思う。
ほかにリスクがなければ、普通のインフルエンザは死ぬ病気じゃないし。

 ・・・ただし、新型インフルエンザとなると、話は全く別になる。
というか、自発的に服用しない人は、放置されるだけだろうな。
新型インフルエンザの場合は、どれくらいの致死率になるかはわからんけど、
どう考えたってタミフルの副作用で死ぬ確率よりは、新型インフルで
死ぬ可能性の方がはるかに高いだろうから。

外岡先生のサイト「鳥及び新型インフルエンザ直近情報」のトップに
インドネシアでの、「タミフル服用開始時期と死亡率」の表が出ている。

 これによると、服用しなかった人の生存率は0%

もっとも、鳥インフルエンザにかかって、タミフルを服用しない人って、
服用できる医療機関にたどり着く前に死んじゃった可能性が高いと思うから、
なんともいえないんだけど。
 逆に、早期にタミフル服用できた人って、そうとう早い段階で
高度な医療機関にいたことになるから、他の治療もかわってくるだろうし。

 現在のところ、タミフルは新型インフルエンザに対する、最も有効な手段だ。
逆に言うと、普通の季節性インフルエンザに使うにはもったいない気もする。

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シャボン玉とんだ

 娘と一緒に、シャボン玉遊びをしてみた。

 自分自身がシャボン玉なんてするのは・・・多分、15年ぶりくらいだろう。
娘も楽しそうにきゃっきゃきゃっきゃ遊んでいた。

 ためしに、娘にもやらせてみたら、結構うまく吹いていた。
偶然に大きいのができることもあり。
いきなりでも、結構できるものなんだなぁ・・・。

 マンションのベランダから飛ばすと、結構遠くまで飛ばせる。
それこそ、屋根の上くらいまで飛ぶんじゃないかな。

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薬剤師は商人にあらず

 実は、難しいテーマ。
私は、医療従事者であって、商人ではないつもりだ。
でも、会社員。もっというと、株式会社の従業員。つまり、利潤の追求が目的。
医療従事者であって、株式会社(利潤追求)の従業員でもある職種って、
じつは薬剤師くらいしかないんじゃなかろうか。

 病院は、医療法人にはなれるけど、株式会社にはなれないし。
医療が利潤を追求することは、あまり日本ではなじまないだろう。
もっとも、潰れない程度にはお金もらわないとやっていけないんだが。

 まだ、調剤薬局ならマシなんだけれども・・・。
一般販売の方となると、話はややこしくなる。
大げさにいうと、薬剤師は国民の健康に寄与する義務があると言ってもいい。
でも、会社は利潤の追求が目的。これって、相反することがある。

 私は、国民の健康のためには、正しい情報提供が必須と考えている。
かつての「あるある」のような、偏った、誤った健康情報は、むしろ、
害があると考えられる。

 でも、会社(それもドラッグストア)としては、
利潤の追求のためなら、むしろ正しい情報は邪魔になるケースがある。
例えば、こないだ書いた「宿便のウソ、ホント」だったり、
ビタミンがよいという根拠はない。」だったり。

 そこまで大げさでなくても、風邪薬でもそうだ。
本当の意味で風邪を治す薬なんてない。症状を緩和するだけだ。
むしろ、すっぱりと治すつもりなら、薬が邪魔になるパターンもありそう。

 市販の風邪薬を服用して仕事に行くよりも、
薬なしで休んでいた方が、治りは早いだろう。
もっとも、それができないから薬を使うんだろうけど・・・。
でも、そういうと、会社の利益には反するんじゃないだろうか。

 正しい情報を提供すること自体が、会社の利益になるのが理想なんだが。
まだ、時代がそこまで追いついていないように思う。
「正しい情報が会社にもたらす利益」よりも、
「誤った情報が会社にもたらす利益」の方が、まだまだ大きい。
これが逆転する日は、いつか来るのだろうか?

 薬剤師としては利益よりも、健康を重視したいんだけれども・・・。
株式会社の従業員としては、苦しいものがある。
いっそのこと、何も知らないで騙されている方がいいのかも知れない
なんて思ったりして。

 たぶん、薬剤師に限らず、サラリーマンはみんなこういうジレンマがあるんだろう。
そうそう、理想だけでメシ食っていけないよね・・・。

うーん、これも私がブログを書く理由の一つかもしれない。
ブログの中でくらい、理想を目指したいし。

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馬路村の香り

 馬路といえばゆず。ゆずといえば馬路。
うちではポン酢は馬路産だし、ゆず飲料「ゆーず」は娘も好物だ。

 その、馬路産のゆずを100%使用した商品がある。しかもメジャーだ。
カルビーのポテトチップス「堅あげポテト ゆずこしょう味」
今日、職場で教えてもらって、早速買って帰り、食べてみた。うまい。
珍しく、ビールまで飲んでしまった。w

 調べてみたところ、カルビーのサイトでは、ここに情報があった。
http://www.calbee.co.jp/newsrelease/080128.php

 もともと、今年の2月から地域限定、期間限定で発売されたものらしい。
・・・ところが、この商品が関西まで回ってくることはなかった。
関東以北での発売から、一部で大人気となり、生産が追いつかず。
3月までの発売予定が、2月いっぱいで終了。

しかも、中部地方より西は、「発売中止」となった。
どうも、原因は「ゆずの季節が終わってしまった」ことらしい。
・・・さすがに馬路産のゆず100%にこだわっただけあるわ。

 ということで、永遠に手に入らなくなるかと思いきや、
なぜか、今、関西で手に入れることができる。
カルビーのサイトには、その情報はかかれていない。

 某巨大掲示板の情報によると・・・
ローソンにて、8月末まで試験的に販売されているらしい

 つまり、ローソンでしか売ってないわけだ。
さぁ、みんなでローソンに行こう。運よく残っていたら、買い占めてしまえ
躊躇すると、あっという間に品切れになる可能性がある。

・・・って大げさかな。wローソンのサイトでも情報がなかったし。
何の宣伝もされてないから、口コミでしか情報が伝わらないんだが・・・
今日買った店では、最後の一袋だった。

 定番として売ってくれればいいんだけど・・・
なにせ、100%馬路産のゆずだからなぁ。w
量に限りがあるのは目に見えている。
カルビーとしても、難しい選択を迫られることになるのかも。
 

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お仕事ご苦労様です。

 最近、うちの前の道をうるさい原付が走っている。
暴走族・・・というには数が少なすぎる気もするが、まぁ、そういうもんだ。
夜に改造した原付で走る、騒音公害な連中だ。

 うるさいなぁ、と思っていたら、昨日、カーチェイスになってた。
パトカーがやってきて、問題の連中を追いかけていた。
うーうーとサイレンを鳴らして。

「こらぁ、止まれ!」

「横に入らんかい!」

「はよ止まれ。」


・・・なんか笑った。いや、お仕事なんだからしょうがないんだけど。
なんというか、警察の方が口が悪い。w
しかも、サイレンの音もたいがいうるさい。

 なんだか、警察の方が騒音になっている気がした。

いや、仕事頑張ってもらって有難いんだけれども。w

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ブログを書く理由

 世界中にあるブログで、一番多く使われている言語は、
日本語なんだそうな。
ようするに、日本人が一番多くブログを利用しているってことらしい。

 もっとも、個人がやっているもの以外でも、
企業がやっているものとか、商品販売のためのものとか、色々あるけどね。
それでも、日本が一番多いらしい。

 ・・・日記文学なんてもんがある国だからなぁ。w

 さて、なんで私がブログを書いているか、ぼーっと考えてみた。


 1.元々、文章を書くのはキライじゃない。自己表現の一つ。

 2.子育てであったことを記録しておくのに、ちょうどよい。

 3.日々、考えていることを、「書く」ことによって考えをまとめるため。

 ・・・くらいかな。薬剤師の仕事のアピールとか、その他いろいろあるけど、
その辺は、本当に「おまけ」でしかなさそうだ。

 ま、読者無視、だからなぁ。

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扇風機怖い

 こないだから、扇風機が登場している。
エアコンよりも安上がりやし、併用することで、エアコンの設定温度をあげれば、
省エネにもなるし。

 娘は・・・扇風機がニガテのようだ。
思えば、去年も出してすぐはこわがったような気がする。
そのうちなれていったけど。

 今年も、ニガテ。
「怖い、怖いー」とびびりまくり。
動いてないと平気みたいだけど、「動いてない?」と何度も確認してくる。
で、動き出すと逃げていく。w
「誰も触っていないのに、勝手に動く無生物」は、とりあえず怖いらしい。
しばらくすると、慣れてくれるかな?

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1歳10ヶ月

 娘は、今日で1歳10ヶ月。早いもんだなぁ。もうすぐ2歳か。

例によって、成長の記録。

 体重は、9kgちょい、かわらず。
おむつは、テープ型をいやがるようになった。
「ぱんつーぱんつー」とパンツ型を要求する。
無視してテープ型をつけると、、、自分ではずすこともあり。

 言葉はさらに増えてきている。歌もよく歌うようになった。
夜にベランダに出ると、かえるの鳴き声が聞こえる。そうすると、
「げげげ、ぐぁぐぁぐぁ」とかえるのうたを歌い始める。

 今日は、音のなる絵本で歌っていた。
伴奏だけで、「アイアイ」とか「犬のおまわりさん」とか。
結構正しく歌えているのにびっくり。

 運動能力は・・・相当あがっていると思う。
すべり台は、好きになったり嫌がったりをくりかえしているけど・・・
基本、自分ひとりで滑れる。
階段の上り下りもスムーズにこなせるようになった。
鉄棒(?)にぶらさがることもできるようになった。
 ・・・というか、それこそ生まれたての頃から、自分の体重は支えられたはず。
最近、それができることを(自分で)再発見したようだ。
すべり台の上の棒にぶらさがって、ぶらぶらする。結構こわいぞ。

 健康・・・は健康だなぁ。病気知らずだ。
あえて問題があるとすれば、皮膚かな。
おむつかぶれ、とか、あせもとか。かゆそうにぼりぼりかいている。

 肝心の食事は。。。うーん。
卒乳した反動で、牛乳をひたすら飲むようになっている。
おやつとしてなら、パンやバナナをよく食べるんだけど、
イスに座るととたんに食べなくなるのはなぜだろう。

 基本的には、トマトが好きで、野菜が好きで、コロッケが好きで。
でも、その日の気分によっては、全く食べなかったり。
確実に食べるのは、フライドポテトくらいだろうか。
おにぎりも、食べる時は結構食べるけど、食べない時は全く食べない。

 炭水化物が少ない気がするなぁ・・・。健康そうだからいいけどさ。

 あと2ヶ月で2歳か。早いもんだなぁ。

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まさかまさか

 スポーツから。

 アメリカの競泳。北京五輪代表選考会で、まさかまさかの結果が。
平泳ぎ、日本の北島の最大のライバルと見られていたハンセンが、
200m平泳ぎで4位に終わり、代表の座を逃した。

 それも、他の選手がよかったから、ではなくハンセンの自滅という形。
優勝タイムは、先日、北島が出した世界記録より2秒ほど遅い。
なんでこんなことになるんだろう。

 ハンセンは、100mの決勝でも平凡な記録(といっても一分切ってるけど)
に終わり、「プレッシャーに弱い」とか言われていた。
不調・・・ってことはないだろうけど。準決勝では北島の記録よりもよかったし。
プレッシャーかなぁ。やっぱり。

 水着問題も影を落としているのかも。
ハンセンも、この大会ではあのスピード社の水着を着用。
もうてっきり北島の世界新は更新されるもの、と思っていたけれど。
200mではまったく実力を発揮できず。むしろ、普通の水着でよかったのでわ?

 もっとも、北島が世界新を出した時でも、すでに
「ハンセンがスピード社製の水着を着ても、北島ほどはタイムが伸びない」
とは言われていたんだけれども。(泳ぎの質の差、らしい)
それにしても、自己記録にも遠く及ばないってどういうことだよ。

 北島の世界記録。100m決勝での失速。
「1秒は早くなる」と言われる水着で、記録が伸ばせないあせり。
色んなプレッシャーが重なって、こういう結果になってしまったんだろう。

 泳ぐのは選手とはいえ・・・。
そもそも、スピード社の水着がなければ、北島の世界記録が出たかどうかもねぇ。
ハンセンの200での敗退は、やっぱり「水着にも原因がある」んじゃないだろうか。
水着にプレッシャーを受けるってどうよ。w

 

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暑かった

 今日は、とにかく暑かった。

 そりゃ、7月なんだから暑くてもしょうがないんだけど。
職場でも暑い暑い。夜になって患者さんが少なくなってからは、
経費削減のためw、エアコンを切っているんだけど・・・
たまに来る患者さんの暑そうなこと。w
 ・・・ま、エアコンついてても暑いんだけどね。

 我が家でも、さすがにエアコンの出番となった。
娘が寝苦しそうだしね。

 

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実は予想通り

 酸素水、水素水の記事を書くと、
たぶん、笑えるトラックバックが来るだろうなぁと予想していた。

案の定キタ。w
さらし者にしてみよう。

http://www.suisodehappy.com/

水素DEハッピーなんだそうな。
いやぁ、突っ込みどころ満載だわ・・・。「ダイエット水素水」ですよ。

 百歩譲って、抗酸化作用があったとしても、
なんでそれでダイエットできるのか、激しく謎だ。
CoQ10と比較しているけれども、CoQ10のダイエット作用は
抗酸化作用とは別の話だろうに。
 そもそも、CoQ10でダイエットという話自体も・・・・・・。
これ以上書くとやばそうだけど。(苦笑)

 なんでダイエットできるのかのページもあるんだけど、これがまたすごい。
「水分を取れば食欲が抑えられる」って、あるんだけどそれって・・・



どうみても水素関係ないんだけど・・・。

 まだ、「水素水は健康にいい」って言ってくれる方が信憑性あるのに。
ダイエットにはどうやってもつながらんだろう。
あちこちに宣伝出してるみたいだけど、
「ダイエット」という言葉と「水素水」の(プラスの)イメージだけで
売り込もうという恐ろしい商品だ。
 

 まぁ、なんだ。記事の内容を無視するようなトラックバック送ってきたんだから、
これくらいやり返しても問題ないよね。w

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値上げやむなし

 月が替わって7月。すでに1年も半分を過ぎたことに・・・。

 今日からガソリンがさらに値上げ。
暫定税率廃止中から考えると、どんだけ高くなってるんだか。
もっとも、ここまで高くなれば、暫定税率がなくても十分高い。(苦笑)

 原油が引っぱる形で、色んなものが値上がりしている。
原油が高いと、バイオエタノールの値段も上がる→穀物の値段が上がる。
飼料の値段も上がるから、乳製品、食肉も上がる。
もう、食料品はほぼ全部値上げかも。
エネルギー全体の値段も上がりそう。電気とかガスとか・・・。
燃料の値段が上がってるわけだしなぁ。流通も上がる、と。
 電車、バスが値上げしないのが、まだ救いか。
でも、電車はともかく、バスは時間の問題かも。

 全ての原因は、原油高にありそうな気がする。
投機筋とかもありそうだけど、需要>供給だから値段が上がるしかないな。
中国やインドなど、成長著しい途上国の需要が大きいのと、
供給が増えようがない、という事情。アラブ諸国はまだ余裕があるみたいだけど、
それでも、需要の増加の方が大きそうだし。

 何が言いたいかって?ようするに、
この原油高はそう簡単には終わらない、ってことだ。

 そうなると、この値上げラッシュも終わらないってことだな。
消費者も覚悟しておいたほうがいいだろう。
生産者が苦しいのは、もうわかっているよ。
素直に値上げしてもいいと思う。

 ヨーロッパでもやっていたけど、日本でも漁業関係者が困ってる。
「燃料高くて漁にいけない」と。なんとかしろ、と。
そりゃ、みんななんとかしたいのはヤマヤマだけど・・・
どうしろってのさ。

 もう、値段が上がってもしょうがないな、こりゃ。
消費者も苦しいけど、生産者も苦しいに決まってるじゃないか。


 でも、これだけ上がれば代替エネルギーの開発も活発になるかな?
原油に依存していると困るのは、明らかだし・・・。

 あぁ、水だけで走る車が本当だったならよかったのに。w

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