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理論だけでは役に立たない。

 健康情報について。

 ある成分が、これこれこういう理論でなんとかに効く、という話は
宣伝でよく使われているけれども、実はあんまり意味はない

 一番大事なのは、「理論」ではなく「結果」である。
「理論は解明されていないけれども、なぜか効果がある」ものもあれば、
「理論上は全く問題ないのに、なぜか効果がない」ものも結構ある。

 原因としては、ヒトの体は複雑だ、としか。
試験管や動物実験でうまくいっても、なかなかヒトではうまくいかない。
理論上は効くはずのものが、全く効かないってのは製薬業界ではよくある話。
そうそう、理論どおりにいくことはない。

 なので、理論はきれいさっぱり無視した方がわかりやすい。

ようは、本当に効くか効かないかが、科学的に判定されればそれでよい。

 問題は「科学的に」ってこと。統計と言い換えてもよい。
体験談なんかじゃ、話にならない
「私は効果がありました」って人もいれば、その逆の人もいるさね。
効かない人の体験談なんか、表にでてこないだけでどれだけあることやら。

 そこで統計がでてくる。たとえば、100人中どれだけに効果があったか、
という話。ここで重要なのは、対照実験があるかどうか
100人中70人に「効果があった」という情報だけでは意味がない。
何か服用するだけで効いた気になる人ってのは結構いるからね。

 対照との差が明確に認められて、初めて「効果があった」とされる。
これが、「根拠」とか「エビデンス」と呼ばれるものになる。

 ところが、これって調査費用がかかる上に、消費者にわかりにくい・・。
それっぽい理論をつけておく方が効くような気がする、のが現状だし。
だから、健康食品でまともなエビデンスがあるものは少ない。

 逆に、まともなエビデンスがあるのなら、医薬品になってるよ
というツッコミもありだよなぁ。

 最後にひとつ、情報を。私の知る限りでは、
「ダイエットによいという根拠のある健康食品は、存在しない

 もっとも、すべてが効かないと決め付けているわけではないんだけどね。

 健康食品のメーカーとしては、エビデンスなんか必要ない
だって、そんなことしなくても売れるし。
万が一、否定的なエビデンスが出たら目も当てられないし。w

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