問題は砂糖?
低炭水化物ダイエットが、最も効果的という話を以前に紹介した。
そんなに単純な話じゃない、ってことも。(7/20)、(7/21)
今回の話は、はっきり言って参考程度にしかならない。
予備的な実験の報告、くらいのレベルだ。あらかじめ断っておく。
低炭水化物ダイエットが効くのは、果糖の摂取量が減るからではないか?
という研究報告がある。思い切り要約すると・・・
果糖は、中性脂肪の増加と関係があるらしい。
炭水化物の中でも、ブドウ糖を減らした群と、果糖を減らした群では、
果糖を減らす方が、ダイエット効果が大きいと、実験でわかった。
そうか、果糖か。というわけで果物を摂らないように・・・
というのは、早合点だ。
もちろん果糖は果物に多く含まれているから、間違ってはいないんだけど。
果糖は、清涼飲料水やジュースにもよく含まれている。
でも、それよりも・・・砂糖の方が問題になる。
砂糖(ショ糖)は、ブドウ糖と果糖に分解される。
って、高校で化学や生物とった人間ならわかるかな?
ようするに、砂糖の中に果糖が含まれているわけ。
なので、果糖を避けるには、「甘いものを控えましょう!」となる。
なんとなく、理解しやすい結論になったと思うんだけど。
低炭水化物ダイエット。炭水化物といえば、ご飯やパンと思うかも知れないけど、
砂糖だって、立派に炭水化物なんだぞ。
この研究が事実なら、低炭水化物ダイエットで本当に控えなければいけないのは、
ご飯やパンではなくて、砂糖、果物、ジュースなどの「甘いもの」だ、ということだ。
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