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人間がメタボになる理由

 最近借りた本の内容。
現代人がメタボリックシンドロームになるのは、自然の摂理であり、
これに抵抗するのは大変なんだよ、という話。

 石器時代を思い起こしてみよう。

常に命の危険、飢餓と隣り合わせの生活をしているのであれば、
血圧は高いほうがよい、血糖もすぐに高くなる方がよい。
脂肪はたくさん蓄えられるほうがよい・・・。
 なるほど。これって、全部メタボリックシンドロームの資質だ。

 メタボな体質をもった人間は、石器時代ではエリート(?)。
つまり、この体質の人間が多く生き残っていくわけである。
その子孫が、私たち現代人なんだよ、って話。

 そんな体質の人間が、飽食、運動不足に陥るとどうなるか。
肥満から、メタボになるに決まっている。
そりゃぁもう、遺伝子にそう刻まれているんだからしょうがない。w

 だから、「脱メタボ」には大変な労力を必要とするわけだな。
遺伝子との戦いになるわけだから。

 余談だが、狩りなどで生傷の絶えない時代では、もう一つ。
「血液は固まりやすいほうがよい」言い換えると、
「血液はサラサラではいけない。」
 これも、私たちの遺伝子にしっかりと組み込まれているんだよな。

 まぁ、「血液サラサラ」という概念そのものがどうよって話もあるけどね。

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