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竜王戦

 ひさびさに将棋の話。いや、平日休みで、ちょうど竜王戦がやっていたから。
「竜王戦」は、将棋界では、名人戦と並ぶ最高峰の戦いのひとつ。

 現在の「竜王」は渡辺明。1984年生まれの24歳。
20歳の時に「竜王」を獲得してから、4連覇中。
その風貌から、(ネット上では)魔太郎と呼ばれている。w
いや、とても24には見えないんだが。

 挑戦者は、羽生名人。いわずと知れた最強棋士。
名人戦で森内名人を破った後、棋聖をとり、七冠ロード再び・・・
だったんだけど、王位戦でフルセットの末、深浦王位に破れ、
棋王戦でも上位に進めず、とりあえず年度内の七冠はなくなった。
 とはいえ、強いことにかわりはない。

 現在の将棋界は、羽生名人、佐藤棋王、森内九段(前名人)が3強。
他にも、郷田、藤井、丸山、深浦など、30代の棋士がべらぼうに強くて、
「羽生世代」と呼ばれている。

 逆に、羽生世代の下はなかなか活躍できなかった。上の世代が強すぎて。
その中から、ようやく羽生世代に対抗できる若手としてでてきたのが
渡辺竜王。19の時に当時の羽生王座に初挑戦。負けたけど。
20の時に、森内から竜王位を奪取して初タイトル。
2年前と去年は、佐藤の挑戦をぎりぎりで退けている。
・・・羽生名人には勝てないけど、森内、佐藤とはほぼ互角の戦いができていた。

 竜王は、5連覇あるいは、通算7期で「永世竜王」になれる。
いままで、永世竜王になった人はまだいない。
渡辺竜王は、4連覇でリーチがかかっている状態。
対する羽生名人も、通算6期でリーチがかかっている。
つまり、今回は「勝ったほうが初の永世竜王」な戦い。

 竜王戦は、7番勝負。先に4つ勝ったほうの勝ちとなる。
羽生名人は、1,2,3戦目に勝って、いきなりリーチをかけた。
渡辺竜王は、今年は調子がいま一つ。対する羽生名人は、過去最強かも。
始まる前から、羽生名人有利の下馬評だった。

 迎えた第4戦。羽生名人の攻めが決まり、ほぼ羽生名人の勝ちが見えたところから、
渡辺竜王が奇跡的にしのいでまさかの大逆転勝ちで1つ返した。
ここから、渡辺竜王の反撃。第5戦も勝ち2-3に。

 それでも、「これでようやく勝負になったな」くらいの話だった。
渡辺竜王としては、一方的な負けにならなくてよかったね、くらいで。

っていうのは、将棋って実は先手の方が有利だから。特にトッププロの間では。
5戦目は渡辺竜王が先手だったから、勝ってもおかしくないけど、
第6戦は羽生名人が先手だからなぁ。

で、昨日、今日の第6戦。中継で見てたけど、
後手の渡辺竜王があっさりと勝ってしまった。

 将棋界では、タイトル戦7番勝負での「3連敗後の4連勝」ってのは、
日本将棋連盟80年ちょっとの歴史で一度もなかったはず。
野球の日本シリーズでは時々あるし、お隣の囲碁界でもあるんだけど。
これも、達成すれば「史上初」となる。

 これで最終戦に渡辺竜王が勝つようなことがあれば、歴史に残るな。
もう、4連敗目前のところからの奇跡の大逆転になるんだけど・・・
それでも相手は羽生名人だからなぁ。
 普通はこの状況になれば渡辺竜王の方が優位に思えるんだけれども、
それでも実力を考えると羽生名人の方が上だと思う。

 最終戦は、12/17,18。さてどうなるか。

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