その情報は伝わるのか?
いきなりの不況で、(主に製造業の)派遣労働者が契約を切られ、
路頭に迷っている件について。
特に、工場労働者なんかだと、寮に入っていることも多く、
契約打ち切りで寮からも追い出され、住むところがなくなる人もいる。
それは、むちゃくちゃ困るだろう。
政府もそこのところは、対策を進めている。
こないだ、別件(医療関係)で厚生労働省のHPをみていたら、
こんなのを見つけた。
「離職によりお住まいにお困りの方へ」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/other32/index.html
以下引用
離職により、社員寮等からの退去を余儀なくされ、お住まいにお困りの
求職中の方について、全国で使用可能な雇用促進住宅の空き部屋
(1.3万戸)へ年内に入居していただけるようにします。
引用終わり。
いや、実情はわからないけどね。
でも、ありがたい話だと思うよ。空き部屋が1.3万って。しかも年内。
この情報は、厚生労働省のトップページにリンクされている。
よく見たら、新聞にも書いてあった。わずか3行ほどだったと思うが。
で・・・この情報、本当に困っている人に届くのか??
新聞を隅々まで読めば分かるし、厚生労働省のHPに定期的にアクセスする
人間も分かるだろうけど・・・
・・・そんな奴おらへんやろ。
まぁ、この話は窓口がハローワークだから。
ハローワークを利用する人間もわかるだろうけどね。
それでも、本当に困っている人のうち、どれだけの割合でこの情報を
手に入れられるのだろうか?1割もいないんじゃないか?
これって、厚生労働省としては、
「いや、うちはちゃんと報道発表もしているし、ホームページにも情報を
出している。しかも、トップページにのせているんだから。
それで気づいてくれないとどうしようもない」
ってことになるのかな。
ここんとこまともにニュース番組見てないけど、この情報を取り上げた
ところってちゃんとあるのかな??
必要な情報が、本当に必要としている人に伝わらないってのは、
よくあることだと思う。なんとかならないのだろうか?
ま、生活保護とかもそうだよね。本当に生活保護が必要な人ほど、
生活保護に関する情報を持ってなかったり、とかね。。
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