風邪をどうやって治すか。
まず、原則として風邪薬は対症療法である。
根本から治療するような薬じゃないから、効果が切れれば元に戻る。
たとえば、解熱作用のある薬は、薬が効いている間は熱が下がるけれども、
効果が切れればまた熱は上がる。
風邪の原因はほとんどウイルスなので、効く薬はほぼない。
ってことは、自力の免疫でウイルスを撃退する必要がある。
まずは、エネルギーだ。腹が減っては戦ができぬ。
ウイルスと戦うにもエネルギーが必要。
あまり胃腸に負担をかけないことも必要だから、消化のよいものの方がよい。
食欲がなくても、何か食べないといけない。
今回は、消化酵素の入った胃薬を使ってみた。
基本は、食べすぎ、飲みすぎに使う薬なんだけどね。
風邪引いて食欲がないときに、少々無理目に食べて消化薬を使う。
一歩間違うと裏目に出る可能性もあるんだけれども。w
あとは、安静。できれば休むのが一番だ。
熱を下げすぎないのもポイントになる。
熱を出すのは、体の防衛反応。少々の熱は、下げないほうがよい。
・・・とはいえ、高すぎるとさすがに体が厳しいので、その辺のバランスが難しい。
今回は、「あえて」薬の効果を切らせて熱を上げることにより、
ウイルスと戦ってみたのだけれども、、
予想以上に熱が上がり、、十分な睡眠がとれずにかえってまずかったようだ。
普通に薬を飲んで、しっかり寝たほうが結果としてはよかった。
子供の風邪薬も同じかな?
熱が高くても元気であれば薬は必要ない。
咳止めとか鼻水の薬もあるけれども、睡眠の妨げにならないのであれば、
少々の咳や鼻は放っておいてよい。
逆に、それで眠れないのであれば薬があった方がいいだろうな。
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