がんばる公正取引委員会
ニュースより。
ピップフジモト(他)の販売していた「いびき軽減グッズ」に、
いびきを軽減するといえるだけの合理的な根拠がなく、
景品表示法違反にあたるとして、公正取引委員会は
排除命令を出した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090316-00000103-jij-soci
最近、この手のニュースが増えているように思う。
消費者保護の考え方が浸透したこともあるんだろう。
公正取引委員会が、「景品表示法違反」で摘発するケースが増えている。
最近でも、DHC(他)が口臭や体臭を消す効果のある栄養補助食品で、
公正取引委員会から同様の排除命令を受けている。
流れもほとんど同じ。
1.メーカーが、「○○によい」という宣伝を出す。
2.公正取引委員会が「合理的な根拠を出せ」と迫る。
3.メーカー側が根拠を示せない。
4.排除命令
結局のところ「いい加減な宣伝するんじゃない!」ということなんだろう。
公正取引委員会が、かなり気合を入れてやっているんだろう。
消費者としては、いい加減な宣伝でだまされることが少なくなるわけだから、
どんどんやってもらったほうがありがたい。
ただ、この手の「根拠のない商品」ってこんなもんじゃないだろう、とも思う。
氷山の一角に過ぎないわなぁ。たぶん、つつかれた方からみれば、
「うちよりもひどい宣伝やってる商品や企業はなんぼでもあるだろう!」
と思ってるんじゃないかな?こういうとこは「公正」とは言いがたいな。w
しかし、どんどんニュースに取り上げられることで、特に大企業にとっては、
「いい加減な(=根拠のない)宣伝をしてはいけない」というプレッシャーになるだろう。
どうやってもイメージダウンは免れないからなぁ。
もっとも、ピップフジモトの場合は、まだいびき軽減グッズ程度で済むなら
よかったと言うべきかもしれない。
(エレキバンの根拠も結構あやしいかも知れないんだな、これが。)
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