レッドクリフ
今日は、娘を両親にあずけて、嫁と映画を見に行った。
・・・いや、逆だ。
先に決めていたのは、「娘を両親にあずける」ということ。
その上で、二人でどこ行くか相談した結果、
「久しぶりに映画でも」ということになった。
子供と一緒には、まず行けないし。
何を見るか、というところでまず悩む。
なんというか、あんまり面白そうなのがなかった、という。
あえて見るなら、レッドクリフかなぁ、と。
先日、テレビでパート1(前編)が放送されていたので、
それを見た上で、「まぁ、これでいいだろう」とレッドクリフ、パート2に決定。
これも、「レッドクリフ」を見ることが目的というよりは、むしろ、
「映画を見る」ということが目的、、という。w
<ネタバレ注意報>もう少し↓からネタバレ入ります。
私自信は、三国志の話は歴史でも知っているし、
吉川英治の三国志なら中学生の頃に読んでるし、
横山版のマンガも、たぶん全部読んだことはあると思う。
フリークというほど詳しくはないけど、三国志ファンといえる程度には知っている。
なので、少し見ることに抵抗はあった。
ハリウッド版ドラゴンボールを見るのに抵抗があるのと同じ意味で。
一方の嫁は、三国志の話なんか知らないから、
それはそれで不安もあった。話についていけるかな?と。
結果としては、
「三国志を知らない人でも、それなりに楽しめる映画である。
三国志を知っている人は、一部違和感を感じるところもあるが、
ファンにしか分からない小ネタが色々あって、楽しめる」
ま、よかったんじゃないかな。。
<ネタバレ警報>この先、ネタバレ入ります。
1,2とあわせての感想。
まず、ヒロインが存在する。これに驚いた。
三国志演義は、99%、男だけで話が進む。
まともに映画にしたら、女性の出演機会は限りなく0に近くなる。
それは、映画としてよろしくないという判断なんだろう。
ヒロインとしては、周瑜の妻の小喬。
他に、孫権の妹にあたる孫尚香が、無謀な活躍をしている。
この辺の人物は、実在の人なんだけど・・・。
三国志では、それほど前面に出てくることはない。
でもまぁ、この辺はあくまで創作だからなぁ。
水戸黄門に対して、史実と異なるというようなもんだろう。
個人的に一番の不満は、主役の一人である周瑜(トニーレオン)よりも、
諸葛亮(金城武)の方が明らかにかっこいい、という問題。
周瑜という人間は、三国志の中でトップクラスの美形(!)のはずなんだが。
能力では諸葛亮の方が上だろうけど、ルックスは周瑜の方が上なんだって。
そこ、三国志ファンのこだわりだ。w
あと、曹操側の人間がほとんど描かれていなかったのも不満。
まぁ、その分曹操が目立っていたからいいんだけど、
まともに名前が出てきたのが、曹洪、次が華佗って・・・。
あ、蔡瑁・張允コンビがいるか。でも、こいつらって曹操の配下というイメージはないな。
他にも名将や策謀家もわんさかそろっていたのに、
その辺がすっぱりカット。ま、しょうがないけどね。
ただでさえ名前がわかりにくいのに、端役の名前を出してもしょうがない。
あと、当たり前ではあるんだけれども、、
メインキャストの人間で、この戦いで死ぬ人間はいない。
逆に言うと、死ぬのは全て「架空の人物」であるとも言える。
まぁ、戦を題材とした映画で、名のある人物が誰も死なないのは無理がある。
だから、架空の人物を作り上げて殺したんだろうな。
あとは・・・蹴鞠が、あまりにもサッカーなのが笑えた。
あれは、さすがに狙ってるよなぁ。ネタとして。w
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