デマを信じるな、と言うのなら
新型インフルエンザが「発生」してそろそろ10日。
情報がかなり揃ってきているようだ。
症状は、現状で「季節性インフルと同じ、またはそれ以下」
感染力も、似たり寄ったり。弱くはないけど、強くもなさそうだ。
CDC(アメリカ疾病対策センター)は、
「必ずしも休校措置は必要ない」と方針を変更した。
当面、北半球は夏に向かうので感染は減少するはず。
今年の秋から冬にかけて再発生する可能性は、それなりに高そうに思える。
ただ、その時に病原性や感染力が高まっている可能性はあるから、
まだまだ注意は必要である。
.
さて、新型インフルが発生した当初から、厚生労働省は、
「根拠のない情報に惑わされないように。」という情報を流してきた。
パニックになるな、冷静になれ、ということでもある。
ただ、肝心の厚生労働省は、まともに情報を出しているとは言いがたい。
根拠のない情報に惑わされないために大事なことは、行政が、
「根拠のある情報」を、国民に提供する必要があると思う。
たとえば、新型インフルの病原性の高さ(というか低さ)は、
厚生労働省のページには出てこない。これも、「根拠のない情報」だ。
もちろん、新聞やテレビの報道ではちょこちょこ出てきているんだけど、
それってどこまで信じていいわけ?
新聞やテレビでもウソをつくことはあるだろう。
こないだも書いたように。
大新聞やNHKなら大丈夫?そうとも言い切れないし、
そうだとしても、どこの情報なら信用していいか、の情報もないし。
せめて、WHOやCDCの情報を和訳して載せて欲しい。
どうせ、自前でできることがないのなら、他国の情報でもいいから
国民に伝えるべきだろう。
・・・あ、そっか。ゴールデンウィークだからみんな休んでるんだ。w
休み明けには、しっかりと仕事してくれる・・・んだよね。きっと。
| 固定リンク
「新型インフルエンザ」カテゴリの記事
- 新型インフル終結宣言(2010.03.02)
- 季節性インフルは来ないの?(2010.01.15)
- ワクチン、健康な成人にも接種へ。(2009.12.16)
- インフル患者減少へ(2009.12.10)
- ピークは過ぎているはずなのに(2009.12.07)
コメント