発熱外来など、大阪では中止に。
7/14から、大阪では新型インフルエンザの対応がかわった。
発熱相談センターを中止。
発熱外来を中止。
かわりに、新型インフルエンザ相談電話を設置する。
発熱相談センターがなくなったわけだが、
新型インフルエンザが疑われる場合、事前に医療機関に相談すること、
となっている。
発熱外来は中止。一般の医療機関で診察できるようになった。
http://www.pref.osaka.jp/chiiki/kenkou/influ/influ.html
.
どうしてこんなことになっているか、というと、
大阪での感染拡大が止まらないから。
7/13の時点で、大阪の累計感染者数は500人弱。
これは、もちろん全国一だ。
6/30時点では、大阪は累計200人程度だった。
ちなみに、5月末で156人。これは、北大阪での流行の数字。
7月からの感染者数の増大は、5月の規模を超えている・・・。
ある程度「まん延」してしまったので、
発熱相談センターや発熱外来では対応しきれないんだろう。。
さて、発熱相談センターが中止になったとして、
新型インフルエンザが疑われる症状の場合、
前もって医療機関に相談すること、となっている。
患者「すみません、新型インフルエンザかも知れないんですけど、
そちらの病院に受診してもよろしいでしょうか?」
医療機関には、こういう恐ろしい電話がかかってくるわけだ。
これ、断ったりしたら、また「受診拒否」とか言われるんだろうな。
日本で重症化した例はないけれども、
医療従事者が感染した例も認められているし。
医療機関は、こういった患者に対応できるように、
しっかりと対策をとっておく必要がある。
.
さて、新聞の地方面ではさすがに情報が出てきているが、、
麻生さんの「解散宣言」なんかもあり、
テレビではほとんど報じられていないと思う。
ネット上の情報も、ローカルとなると探しに行かないと存在しない。
つまり、新聞の地方面を読む人、でないと、
大阪で新型インフルが流行しているのがわからないわけで・・・。
新聞離れもいい加減にしないと、
こういうローカルな(でも大事な)ニュースは、もれてしまう、と。
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