民主党マニフェスト
昨日、発表された民主党マニフェスト。
実は、ダウンロードしようかと考えていたが、やめた。w
解散前は、「各党のマニフェストをじっくり検討しよう」
とも思っていたんだけれども。
やめた理由としては、
(私も含め)、世論は民主党を求めているのではなく、
現状からの転換、変化を求めていると感じたため。
今の、自公政権への批判が「風」となって民主党に吹いている。
決して、民主党が優れている訳ではない。
ぶっちゃけ、「政権交代」を起こすこと自体が求められている。
自民党が勝って、自民党なりの改革をすることがたとえできたとしても、
それだと「政権交代」を伴わない。
ある意味、政策なんてどうでもよくて、ただ「政権交代」して欲しい。
今の世論は、そのように流れているのではないだろうか。
そうだとするならば、民主党のマニフェストなんか検討してもしょうがない。
私は、民主党のマニフェストがどんなにへぼい内容であったとしても、
「政権交代を起こすため」だけに、今回は民主党を支持する。
・・・という結論に達した。マニフェストを読む前に。w
.
で、今日になって新聞でマニフェストの概略を確認してみた。
いや、予想以上にすごかった。
それだけの大盤振る舞い、できるもんならやってみな。
財源のなさにも笑うしかない。
具体的に、どこをどう切り詰めたらそんな金が出てくるというのか。
それはおそらく、「政権をとってから具体的に詰める」んだろう。
自民党のマニフェストはまだ出てこないけど、、
さすがに、民主党よりはまともなものを出してくるだろう、と予想している。
それは、自民党の方が民主党よりも本質的に優れているというのではなく、
単に、政権与党としての経験の差だ。
.
今後、民主党はおそらく政権与党になるだろう。
そして、必ず大失敗をやらかすはずだ。
「たぶん」失敗するじゃない。「必ず、大失敗する」だ。
マニフェストを読んで、それは確信に変わった。
でも、これは日本が二大政党政治に移行するために、
どうしても必要な手続きであり、ステップである、と思っている。
結局、日本の閉塞状況は、政権交代しないと突破できないんだろう。
.
できないから、と言ってやらせなければ、いつまで経っても成長しない。
だから、できないと判っていても、とりあえずやらせてみる。
そうすれば、できないことがわかるだろう。
ただ、それで終わってしまってはダメ。
失敗を糧にして、「どうすれば次に成功できるか」を考えるだろう。
それが、成長につながる。
そうすれば、今度は成功するかも知れないだろう。
.
なんだか、子供の成長を見守る親のような文章だな。w
民主党は、おそらく政権をとり、そして大失敗をやらかす。
そして政権を失うだろう。
でも、そんなことで終わってしまう政党では困る。
もう一度野党に戻って、二回目の政権をとる時のマニフェストは、
もうちょっとマトモなものになっていることを期待する。
もっとも、私の期待通りになるとは限らない。
期待通りになるとしても、今後10年くらいはかかりそうな話だし。
10年後に、民主党や自民党が存在してるとも限らないし・・・。
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私の予想を裏切って、民主党がうまくやる可能性も0ではない。
限りなく低いとは思っているが。
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