正しい情報が少ない
ネット上の情報の取り扱いについて。
元ネタは、食品安全情報blog
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090702#p1
以下、引用
研究者は、日本と米国で入手できる肺がん情報の質やタイプが、
明確に違うことを発見
Journal of Thoracic Oncologyの2009年7月号に発表された論文で、
インターネットの肺がんに関する情報は米国の方が日本より質が
高いことを明らかにした。
国立がんセンター病院のYasushi Goto博士らによる150のウェブ
サイトの調査結果。
GoogleやYahoo!で肺がんと入力して出てきたトップ50サイトのうち、
スタンダードな治療法について記述していたのは米国では80%なのに
日本ではたった50%だった。
さらに日本のサイトは代替療法の宣伝サイトが多い。
引用終わり
日本のウェブ情報は、信用できないものも多いから注意が必要。
周りの状況をみるに、まぁそのとおりだろう。
しかし、これが論文で書かれるってのは、どうかと思うが。
uneyamaさん(食品安全情報blog管理人)は、
肺がんに限らず日本のウェブ情報はひどいのが多い。
とコメントしている。
特に反論はないんだけど、ふと思ったこと。
ひどいのが多い、、というか、正しい情報が少なすぎるのではないか、と。
つまり、信用に足る、公的な情報が少ないんじゃないのかな。
または、情報を出していても、公的機関としての信用が少ない、とか。
「ここだったら、確実に信用できるだろ」という優秀なサイトがあって、
多くの人に認知されている状況になれば、
ネット上には正しい情報が増えていき、間違った情報が減っていくだろう。
問題は、正しい情報を持っている人は、たいてい忙しいから、
なかなかウェブ情報まで手が回らない、という・・・。
少しずつ改善されてはいるんだけどね。
・・・そもそも、uneyamaさんの取り組み自体が、
この状況の改善を目指したものだと思う。
公的機関が、しっかりやってくれればいいのにね。
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