民主党の「子ども手当て」
世論調査を見る限りでは、民主党の政権奪取はほぼ間違いない・・・ようだ。
もっとも、私はもう投票を済ませてしまっているから、
いまさらどうすることもできないが。
ココログニュースに、子供手当て、実は7万円増税?という話が出た。
http://news.cocolog-nifty.com/cs/article/detail/domestic-200908271524/1.htm?c=app.1
増税となる世帯は約2000万世帯。増税分が約1.4兆円なら、
平均で年間7万円増税になるだろう、という共産党の指摘だ。
民主党は、平均的な年収の世帯で、年間1万9千円、と発表していたから、
過少発表じゃないか、、と。
ま、そりゃそうだろうな。
ただ、子供手当てを受けられる世帯であれば、どうやってもトータルプラスになる。
子供のいない家庭、特に欲しくてもできない家庭にはやや厳しいとは思うが、
そこはそこで、別のフォローをすればいいんじゃないか、と思う。
たとえば、高額な不妊治療に補助金を出す、とかね。
23歳以上の扶養親族だけがいる場合も、増税になるけれども・・・。
そういう世帯って、子育て世代よりはよっぽど余裕あるんじゃないのかな?
高齢者、というか、お金を溜め込んでいる世代を増税にして、
子育て世代にばらまくってのは、それなりに意味があると思う。
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社会全体として、子育てを応援して欲しい。
そりゃ、私がもろに子育て世代だからそう思う。ずるいけど。w
たとえば、ウチの親の世帯は子ども手当てなしで税金だけ増えるけれども、
子供の世帯にお金をばら撒いてくれる分には、文句言わないと思うぞ。
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ただ、現金じゃない方法で子育て支援をすべき、という批判はある。
そりゃ、ごもっとも。具体的に、どうすればいいんで??
少子化対策担当の小渕大臣は、色々考えてくれているんだけれども、
残念ながら、それはほとんどの人が知らないだろう。
少子化対策自体を、もっとアピールすることが必要。
アピールが足りないから、「じゃ、とりあえず現金で」ってなるんじゃないの?
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もっとも民主党の子ども手当ては莫大な金がかかる。
文句を言う人があるとすれば、その分の予算がどっかで削られるわけなんだから。
今後、予算を削られるところから、批判の声が上がる可能性はあるな。
この手当ての最大の弱点は、「本当に続けられるの?」という点だ。
4年で終わりました、なんてことになると困る。
どこまであてにしていいものか。高校の無償化にしてもそう。
12年後、あるいは15年後に、無償になってるかどうか。
それによって、子どもの教育費が全然変わってくることになる。
その辺の動きによって、ライフプランにも影響が出てくる。
学資保険が、それほど必要でなくなるかも知れない、、とかね。
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