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国内初の死者

 新型インフルエンザで、ついに国内初の死者が報告された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090815-00000634-yom-soci

以下、引用

沖縄県は15日、新型インフルエンザに感染した宜野湾市の男性
(57)が同日未明、入院先の病院で死亡したことを明らかにした。

同県によると、新型インフルエンザによる死者は国内で初めて。

同県によると、男性は人工透析を受けており、心臓にも持病が
あったという。

 引用終わり

 特に、驚きはない。
いずれ、死者が出るのはわかりきったことであるからして。
これが最初の死者という保証もないと思う。
単に、報告されていないだけで、他にも死者が出ている可能性は、
ゼロではないだろうな。

 ただ、今回のケースは当然のように基礎疾患があったわけで。
ハイリスクな人がかかると、死亡するケースが出てくるのは間違いない。

.

 日本の感染者数はもう発表されていないのでわからないけれども、
かなり増加しているのは間違いないと思う。
少なくとも、死者が出るレベルにまではあがってきた、と。

 実は、沖縄は今、一番新型インフルエンザが多いところだ。
http://influenza.elan.ne.jp/map_japan/
インフルエンザ流行マップで注意報が出ているのは、沖縄と大阪だけ。

感染者数が多いんだから、当然ハイリスクな人にもかかる。
そうすれば、確率の問題で、いずれ死者は出るわけだ。

 感染経路はわかっていないらしい。
つまり、感染経路がわからないぐらいに流行っているってことでもある。

 ただ、他の国に比べて、日本はまだまだ感染者数は少ないと思う。
逆に言うと、諸外国は日本とは比べ物にならんくらいの感染者がいる。
 途上国ならともかく、先進国でそれなりの死者が出るためには、
それ相応の母数の感染者が必要な訳で。
つまり、日本はまだ、イギリスやオーストラリアのような状況とは
ほど遠いってことだ。

 これから先、感染者数が増えるに従い、死亡者数も増えるだろう。
やはり、ハイリスクな人にうつさない対策は必要になってくる。
「自分はハイリスクじゃないから大丈夫」という問題ではない。
ハイリスクな人たちを、社会の側から守る必要があるってことだ。

 そういえば、ワクチンの話はどうなってるんだろう・・・。
諸外国は、すでにワクチンをどう接種するかという話になってるのに。
日本は・・・総選挙の話題ばっかりで、影にかくれてしまってるな。

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