自民党マニフェスト
先日、民主党マニフェストについて書いた、
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-6d28.html
いや、正確に言うと、マニフェストの中身については何も書いてない。w
一言でまとめると、「予想以上にすごかった」いろんな意味で。
なので、自民党のマニフェストについても触れておこう。
昨日、発表されたもの。新聞を読んでみたのだけれども・・・
朝日新聞は、かなり民主党よりなので、酷評していた。
さすがに、中立性がなさすぎだろう、と思うが。
なので、逆の立場wの産経新聞の記事を参考にする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090801-00000105-san-pol
外交、安保に関しては、自民党のほうが上。
って、産経新聞ならそう言うだろうな。w
もっとも、民主党のマニフェストからは、外交や安全保障に関しては、
何も読み取れなかったのは事実だ。関心がないように見える。
民主党マニフェストに対して、「財源は?」と聞いた自民党のマニフェストには、
・・・財源どころか、「いくらかかるか」、所要額すら書かれていない。
ある意味、「大人」だと思うが、そりゃ反則だろう。
朝日新聞に「マニフェストですらない」と言われてもしょうがないんじゃないか?
とりあえず、自民党マニフェストで印象に残ったのは、
「年率2%の経済成長」
「1人あたりの国民所得を世界トップクラスに」とか。
民主党に比べて、経済そのものを重視しているのはわかる。
わかるけど、、具体的な話が見えてこない。
これも、ある意味「大人」だと思う・・・。
が、自民党と民主党の性格の違いはなんとなくわかった。
自民党は、「財界、企業を優遇することにより、結果として生活の質を上げる」
うまくいけば効率がいいと思うが、反面、一部の金持ちだけが優遇されて、
お金が生活者まで落ちてこないという側面もあるだろうな。
民主党は、「生活者にお金を落とすことで、直接的に生活向上を目指す」
そりゃわかりやすいけど、効率はよくないと思う。
企業が国際競争力をなくし、経済全体が落ち込む可能性がある。
こう考えると、「定額給付金」の構想自体は、民主党よりだと言える。
民主党が、なぜあれを「ばらまきだ」と批判したのか理解に苦しむな。w
公明党は、自民党よりも民主党の方が政策的に近いのがよくわかる。
与党でありたいがために、自民党にくっついてるだけだろう。
.
私の結論。
自民党マニフェストは「大人」だ。
よく言えば、長年、政権を担当してきただけの経験に裏付けられており、
「実現力」がある、、と言えないこともない。
つまり、できそうにないことは言わない、書かない。w
具体的な金額を書いていないから、状況に応じて何とでも変更できる。
最終的に、実現できなくても何とでも言い訳ができる。
悪く言えば、、狡猾だ。
一方、民主党マニフェストは「子供」だ。
実現は非常に厳しいと思うぞ。
たぶん、鳩山さんの政治生命は長くないだろう。w
もっとも、私の投票態度は以前に書いたとおり。
マニフェスト選挙だろうけど、今回に限り、マニフェストは無視する。
「子供」に失敗させて、成長を促すつもりだから。
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