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2009年11月

病院の中の勉強を。

 調剤薬局の薬剤師は、病院の中を知らないことが多い。
6年制の薬剤師なら、まだ病院実習をしっかり受けてくるだろうけど、
それまでに卒業した薬剤師(もちろん、私も含まれる)は、
病院の中の実務をほとんど知らないことも多い。

 難しい領域だと、抗がん剤、化学療法なんかは、
ほとんどが注射剤なので、薬局にいてもまるでわからない。
でも、患者さんは来るから、知識としては知っておいたほうがよい。

.

 先日、こんな例があった。

タスオミン錠(一般名:タモキシフェン)の処方箋がきた。
これは、ホルモン剤で、乳がんに使われる。

 薬歴を見ると、その患者さんは1年ぶりの来局。
1年前も同じ薬が出ているが、1年分出てた訳ではない。(当たり前)

 私は、「この患者さんは、おそらく他の薬局で薬をもらっていたんだろう」
と解釈した。近くの医療機関の処方箋ではなかったし。
気が向いたとき、(あるいは、何かの都合で)、たまにこっちに処方箋を
もってきてくれるんだろう、と。

 ところが、後輩の新米薬剤師は、「再発したんですかね?」
とボケたことを言ってくれた。(患者さんに言ったわけではない。さすがに)
とりあえず、「何をぼけとんねん」と突っ込んではみたものの。

.

 簡単に解説すると、
タスオミンは普通、乳がんの手術後に、再発を抑制するために服用するもの。
なので、「タスオミン処方」=「乳がん再発」な可能性は低い。
(もっとも、薬の服用をさぼっていたケースは考えられる。)

新米薬剤師は、タスオミンは発生した乳がんを治療する薬だと思っていた訳だ。
で、私が「そんなわけあるか!」と突っ込んだ。

 と、こ、ろ、が。
薬の添付文書を見ても、効能効果/乳がん。と書いてあるだけ。
具体的にどんな時に使用するかは書いていない
「外科的手術後、再発抑制のため5年間服用」ってのが常識なんだけれども、
その常識は、どこにも書いていない・・・。

 確かに、私も教科書で勉強した記憶はないなぁ。
なんで知ってるか、と言われると・・・おそらく、新聞の医療欄で読んだとか、
一般向けの医療書に書いてあった、とかだろう。
薬学教育として、教わった記憶はない。

.

 でも、医師や病院の薬剤師(たぶん看護師でも)なら、
もう常識のレベルなんじゃないかと思うんだけれども。
大学を出ている薬剤師が、そんなことも知らない。それも教わっていない。
これに、ちょっと頭を抱えてしまった。

 さて、こういう内容を一体、どうやって勉強したらいいんだろう?
また、どうやって教えていけばいいんだろう、と。

.

 この事例、私は「偶然」知っていただけだ。
もちろん、それなりに勉強してるから知っている、ということもあるけど。
でも、他の事例ならどうだろうか?
病院の中なら常識とも言えるようなレベルの話を、
全く知らない、わからない、ということも十分ありえる。

 薬の説明書にはこう書いてある。でも、実際には全然違う使い方をする。
そういうことって結構ある。実際、わからんことも多いけど、
薬局の薬剤師相手だと、誰に聞いてもわからないことの方が多い。
(今の職場だと、私がわからなければたいてい誰もわからない。)

 例えば、Dソルビトールは何のために使うのか、とか、
ガスター散を子供に使うのはどんなとき?とか。未だにわからん。
添付文書にも、「治療薬マニュアル」のような薬の辞書にも載ってない。
誰か、知っていたら教えて欲しいんだけど・・・
 でも、病院の中の人なら、あっさり知ってそうな気がする・・・。

.

 つまり、問題は薬局薬剤師が臨床に疎いこと
さらに、教科書にも載っていないから、勉強のしようがないこと。
でも、しっかり知ってないと、医師と対等に話すなんてできないし。
それどころか、患者さんにすら馬鹿にされてしまう。

 それでも、勉強するために一番手っ取り早いのは・・・
患者さん本人に訊いてみること、だろうな。
恥ずかしいけど、しょうがない。知らないんだから。

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三人で散歩

 今日は、普通に休みだった。

 朝、というか昼から、散歩に出かける。
いつもは、私と娘の二人だけなんだけれども・・・
今日は、息子も連れて、三人で出かけた。

 といっても、息子はずっとスリングの中。
途中まで起きていたけど、あとはずっと寝ていた。
娘とは、ほぼ、いつものコースを散歩。
ただし、いつもと違って抱っこはなし。(当たり前)
そこんとこ、いつもと調子が違ったかもしれない。

 1時間ほど、近所を散策して帰ってきた。
昼食後、娘はあっさりと昼寝してしまう。
息子も、おとなしく寝てしまった・・・。
どうしても買い物に行く必要があったので、
嫁だけで買い物に。私はお留守番。

.

 最後、二人とも起きてしまい、結構大変だった。w
起きてる子供二人を同時に相手にするのは、難しい・・・。
というか、慣れてないので無理。
片方寝てくれればなんとでもなるんだけど。

.

 夜からはお出かけ。
私の伯母が田舎から出てきていたため、ご挨拶に。
娘が会うのは・・・2年ぶりくらいだろうか。
特にかわりなく、元気そうだった。
・・・もう、たいがい年だと思うんだけど、年齢を感じさせないなぁ。

 息子は相変わらず。抱っこさえされていれば、文句はないし。
娘も、比較的おとなしくしていた・・・と思う。
前もって、「お行儀よくしなさいよ」と言い聞かせてあったんだけど。
まぁ、がんばっていたほうだろう。

 遅くなったので、帰ると同時に二人とも寝てしまった。
私も眠くてしょうがない。今日は、昼寝してないしなぁ・・・。

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ぷりぷり

 子供二人のお風呂は、たいていの場合、私がいれている。

 最初は四苦八苦したけれども、だいぶ慣れてきた。
娘は、その気になれば自分で頭も洗えるし、
身体も洗えるはず・・・と思っていたのが、よくなかったようだ。

 きれいさっぱり、過去の偉業wを忘れて、
私が洗ってやるほうが、精神安定上好ましいし、
何よりも手早く出来る。

.

 下の息子は、しばらく肌のトラブルが続いていた。
乳児湿疹だか、あせもだかわかんないけど・・・。

 ロコイド軟膏(mildなステロイドだけど、乳児にはこれで十分)を
使ってみたところ、驚くほどきれいになった。
その後、白色ワセリン+ヒルドイドソフトの保湿でうまくいっているようだ。

 今、おそらく生まれてから一番きれいな皮膚状態だ。
めっちゃかわいい。そしてお肌の弾力がすごい。ぷりぷりだ。
肌触りのよさに、ちょっと感動。

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10mlバイアルは廃止の方向で。

 新型インフルエンザワクチン。
あちこちから、大ブーイングだった10mlバイアルは、
年内をもって廃止される方向で進んでいるようだ。

 ・・・なんでそんなもん作ったんだ、という批判はともかく、
廃止される方向ってのは、いいニュースだ。

 一部自治体で、「集団接種」を行っているようだけれども、
実際に行うとなると、なかなか大変らしい。そりゃそうか。

 小中学生に集団接種を行っていたのは・・・はるか昔の話。
すでに、器具もなければノウハウもなくなっている。
それを何とかしようってのは、かなりの労力を必要とする。

.

 10mlバイアルは、集団接種用に作られたのかなぁ・・・と思う。
(何の根拠もない。単に、私が思ってるだけ。)
H5N1クラスの強毒性インフルエンザが流行した場合は、
おそらく、集団接種になる流れだった。

 ところが、新型インフルエンザは発生当初は病原性が評価できず、
対策が迷走してしまったところがある。
 10mlバイアルなんてできてしまったのは、そのせいかも知れない。
新型インフルエンザ対策ガイドラインに、集団接種っぽいことが
書いてあったのかも知れない。
 それに沿ってメーカーが動いていたら、ガイドライン自体が
大幅に改定されて、現状とあわなくなった、、とか。

 で、10mlバイアルができた頃には、
「誰がそんなもん使うんだ?」という状況になってた、、とか。
そう考えると、なんとなくつじつまは合うんだけど。

 

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トランス脂肪酸の表示義務

 ニュースより。

 トランス脂肪酸について、福島瑞穂消費者担当大臣が食品中の含有量の
表示の義務付けを消費者庁で検討するようだ。

http://www.asahi.com/politics/update/1124/TKY200911240445.html

 以下、引用

マーガリンなどに含まれ、動脈硬化などの原因になるとされる
トランス脂肪酸について、福島瑞穂・消費者担当相は24日、
閣議後の記者会見で、食品中の含有量の表示義務づけを、
消費者庁で検討することを明らかにした。

 トランス脂肪酸は、マーガリンや調理用の植物油、
菓子やパンづくりに使われるショートニングに含まれている。
多量にとると、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロール
を減らす作用のあることが指摘されている。

 食品安全委員会によると、日本人の一般的な食生活では過剰摂取
が問題になる可能性は低い
、としている。欧米諸国では使用した際
の食品への表示義務づけや含有量の規制もあるため、福島氏は
「国際的な動向も踏まえ、国民の健康の増進を図る観点から検討
していきたい」と述べた。

 引用終わり(強調引用者)

 かなり、「いまさら」感があるが。
また、記事中でも食品安全委員会はどちらかというと否定的な意見。
どうも、消費者庁と食品安全委員会は、対立する傾向がある。
私の印象だと、あくまで「科学的に」処理しようとする食品安全委員会、
に対して、消費者の「感情」に配慮したい消費者庁との対立。

 もっとも、いまさらトランス脂肪酸・・・って気もする。
一部、気にしている消費者団体がいるんだろうなぁ。
トランス脂肪酸については、以前に記事を書いている。

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トランス脂肪酸とマックフライポテト(09/04/20)

.

 詳細は、上記リンクに書いてある。
簡潔にまとめると、食品安全委員会の見解と同じだ。すなわち、
日本人の一般的な食生活では、問題になる可能性は低い。
ただし、食生活の欧米化が進んでおり、人によっては注意が必要。

 私なりの理由も簡潔に。
米食の日本人は、マーガリン(トランス脂肪酸が多い)の摂取量が
パン食の欧米人とは比較にならないほど少ないため。

 逆に、米食の日本人は塩分の過剰摂取が問題になりやすい。
米の飯には、塩があうから。w

.

 WHOの塩分推奨摂取量は1日5gだそうな。
わが国では、平均でおそらく倍以上の量を摂取している。(汗)

 トランス脂肪酸の表示義務、それはそれで結構だとは思うが、
日本食の特性を考えると、それよりも塩分をどうにかしたほうが
効率がいいだろうな。

 ・・・と、同じような感想をuneyama先生もおもちなようで。

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20091125#p6

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ウイルス対策とマスク

 マスク論争は、新型インフル騒ぎの初期に問題になった。
今頃になって(苦笑)、国民生活センターが商品テストの結果を出した。

http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20091118_1.html

 結果としては・・・散々にこき下ろされているといってよいだろう。

以下、一部引用する。

 ウイルス対策をうたっているにもかかわらず、フィルターの捕集効率が
低いものがあった。さらに、N95マスクの基準を満たしていると受け取れる
表記があっても、捕集効率が80%以下のものが3銘柄あり、
消費者が誤認するおそれがあった。

 引用終わり

 試験は、その辺で売ってる、またはネットで購入した15銘柄について、
厳しい試験(N95相当)を課して、結果を見る、という方法。

 詳細データは、さっきのリンク先のpdf参照のこと。

 実は、この15銘柄だけど・・・大手のメーカーが入っていない
これは、おそらく試験するまでもなくどこかしらの認定が入っている、
っていうことだと思う。
 なるほど、なんとなく事情が見えてきた。

 新型インフル騒ぎの第一弾、五月の時点で、マスクが品切れした。
大手メーカーのものだけでは、とても足りないのは明らか。
そこで、いろんな会社が、あちこちから輸入して販売したわけだ。

 そして、その中に「粗悪品」が紛れ込んでいる、というわけ。
試験された15銘柄の中でも、まっとうなものもあれば、
こりゃ、確信犯だろ、ってほどひどいのもある。w

.

 粗悪品を粗悪品として売る分には、まぁ問題ないんだけど、
粗悪品で「ウイルス99%カット」とか宣伝されると、
そりゃ、まずいわな。

 ちなみに、うちの店で扱ってるマスクでそこまでひどいのはなかった。
正しくは、「売り物では」なかった。
売り物じゃなく、従業員が使用する、会社から支給されているマスクは、
相当ひどいものだったが。w
 ま、自分らで使う分にはいいだろう。

.

 さて、国民生活センターの提言は、フィルター効率だけではない。

 どんなマスクであれ、正しい付け方をしないと意味がない。
鼻をしっかりカバーすること、顔に密着させること、などなど。
どれだけ気をつけても、隙間から入るのを0にはできないことも、
書かれている。

 結局、マスクだけでインフルエンザ予防ってのは無理があるってことだ。
もっとも、その辺は5月の頃にもかなり報道されたからなぁ。
「99.99%ウイルスカット」という宣伝を見て、
「99.99%インフルエンザ予防」と読む人は少ないんじゃないかと。

 念のため、復習。

マスク着用によるインフルエンザ予防は、限定的である。
効果がないわけではないが、99%とはいかない。(当たり前)

 ただし、咳エチケットの一環として、マスクは有用である。
つまり、「他人にうつさないため」にマスクを着用すべき。

.

 なので、私個人としては、今回の国民生活センターの報告は、
それほど大したことではない。
「99%ウイルスカット」が、90%だろうが80%だろうが、
マスク議論の大勢に影響はない。

もともと、「99%ウイルスカット」が、「99%感染しない」
という意味ではないんだから。

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男子バレー銅メダル

 バレーボールのグラチャンが終わった。
女子はメダルに届かなかったが、男子は銅メダル。
実に、32年ぶりの主要大会でのメダル獲得となった。

 テレビでは「4大大会」と言っていたが・・・
「オリンピック」「世界選手権」「ワールドカップ」を3大大会というのが普通。w
グラチャンは、参加国数も少ないし、他に比べて格下だと思うが・・・
まぁ、そういうと盛り上がらんからな。w

.

 男子は、見事銅メダル。快挙と言ってよい。
ブラジル、キューバには全く歯が立たなかったが・・・。
それでも、他の3チームに勝てたんだから立派なもんだろう。

 特に、清水、福澤の若い二人が大活躍したのが大きい。
世代交代は進んでいる。今回、主力の一人、越川を欠いていたが、
それでも十分強かった。選手層が厚くなってきている。

 ゴッツ、清水、福澤、故障中の越川もいれれば、サイドアタッカーは
十分、世界と戦えるメンバーになっていると思う。
問題は・・・センターだな。いや、がんばってはいるんだろうけれども、
ブロックがほとんど決まらないんじゃ、ちょっとなぁ。
 全日本のセンターって・・・ぱっと思い当たる選手がいないぞ。

.

 一方の女子は・・・栗原が抜けるとどうにも・・・。(苦笑)

北京の頃から、竹下、栗原、木村、荒木の4人は不動になっている。
というか、世界と戦えるレベルなのはこの辺まで、というか。
 男子と違って、荒木とい強力なセンターがいるんだけれども、
穴になっているのは、スーパーエースのポジション。昔で言うとライト。
北京までは、高橋みゆきが入っていたんだけれども、
そのあと、なかなかレギュラーに定着する選手が出てこない。
 うーん、ここが固まらない限り、もう一つ上を狙うのは難しいかな。

 

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奈良に日帰り

 今日は、普通に休みだったので、
ちょっと遠出。奈良公園まで、日帰りで行ってきた。

 企画自体は先月からあったんだけど、
色々あって、のびのびになっていたもの。
本当は平日の方がいいんだろうけれども、
これ以上待つと、寒くなってしまうのでしょうがない。

 幸い、天気はよかった。よすぎるくらいだ。

.

 奈良公園まで、スムーズにいけば1時間ちょいだろうけれども・・・
スムーズとはいかなかった。(苦笑)
渋滞はほとんどなかったんだけど。

 最初はハイテンションだった娘が、どんどん元気なくなっていく。
眠いのかなぁ・・・。お菓子も食べないし、ジュースも飲まない。
へんだなぁ・・・と思っていると・・・

娘「お腹いたい!」

これは、やばい。吐きそうだ、と。
なんとか、袋を渡したものの、半分以上は袋の外に・・・。
大量にやってくれた。

 本人は、ある程度すっきりしたようだけれども、
服がえらいことになってしまった。着替えは用意していない。
幸い、すでに高速から降りた後で、「しまむら」が近くにあったので、
服はなんとかなった。

.

 奈良公園近くで、駐車場探しに手間取る・・・。
秋の3連休、最終日なんだから混んでるに決まってるわな。
天気もよかったし。一周、ぐるっと回ってから、
なんとか、車を止められた。家を出てから3時間以上かかった。(汗)

 娘は、気持ち悪いのはなくなったものの、
本調子には程遠い。いっそのこと帰ろうかとも思ったけど、
本人が鹿だけは見たいようなので、続行。

 東大寺で大仏を見たけれども、娘は覚えてないんじゃなかろうか。
まるで興味なし、っつーか、半分寝てたんじゃないかと。
あ、当然のように「抱っこ抱っこ」なので、ほとんど私が抱っこしていた。
途中、どうしてもベビーカー(息子付)を上げなければならない段差だけ、
歩いてもらって。

.

 奈良公園で鹿を見て、ようやくテンションが上がってきたけれども。。
それでも、全開には程遠い。基本、抱っこは変わりなかったし。

 鹿せんべいでも、と思ったけれども・・・

嫁「すいません、鹿せんべいどこかで売ってますか?」
おばさん「向こうで売ってるけど・・・今日は3連休最終日やから、
      鹿はほとんど食べへんと思うで。」

 事実、鹿せんべいを食べさせようとしている観光客は山のようにいるが、
まともに食べる鹿の方が珍しかった。(苦笑)
3連休で、大量に食べさせられたんだろうなぁ。
鹿せんべい見せてもそっぽをむいて、どんぐり食ってる鹿までいた。w

 ちょっと寒かったけど、紅葉もそれなりに綺麗だったし。
川があって、芝生があって、紅葉があって、鹿がいて・・・。
あとは、体調がよければ万全だったのになぁ。

.

 帰りはすんなり帰ってこれた。
うーん、いまいち、不完全燃焼だったなぁ。
まぁ、息子はまだ何もわかる年齢ではないから仕方ないにせよ。w

 結局、ついてから3時間くらいで帰途についてる。
興福寺も、春日大社も無視。つーか、娘は東大寺すら無視。
鹿さえいればいいんだろう。w

 動物園でもなく、柵や囲いもなく、普通の公園に鹿がいるってのは、
子供にとっては面白いんじゃないかな・・・と思ったけど。
日取りが悪かったかな。今度は、平日に行ってみよう。w

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初・迷子

 先日の話。

 ショッピングセンターで、娘が迷子になった。
私がトイレに行っている間、嫁は息子と一緒にいた。
娘は、その辺を歩き回っていた・・・はずだったんだけど、
気がつけばいなかった。

 仕方がないので、探し回ってみると、放送が・・・

「迷子のご案内をいたします。
 ○○ひなちゃんとおっしゃる、3歳の女の子が・・・」

 あ・・・うちの娘だ。

急いで回収に行く。少し泣いたかな?という感じはしたものの、
本人は至って冷静だったようだ。

 迷子になったことが恥ずかしかったらしく、
できるだけ早くその場から立ち去りたかったようだった。w

.

 とりあえず、迷子になっても名前と年齢は言えることがわかった。
よしよし、さすが3歳児。w

 娘は、迷子になった理由をはっきりと話さなかったけれど、
・・・たぶん、私を探していたんじゃないかなぁ、、と思っている。
本人、迷子になってるつもりはそんなになかったんじゃないかと。

 でも、係りの人に発見されてしまったので、「迷子」になった、と。
まぁ、一人でどこまでもずんずん進んでいくんだから、
いつかは迷子になるに決まってるんだけど。

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ワクチン接種後の死亡例

 新型インフルエンザワクチン接種後の死亡例が報告されている。
厚生労働省の専門家検討会は、現時点で重大な懸念はないとの結論を
まとめた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091121-00000033-mai-soci

 今のところ、副作用の発現率は季節性と大差ないと言われている。
11/16までで、450万件の接種に対し、副作用報告は877件。
うち、入院相当の重篤な副作用は68件。
10万件に1~2件ある、くらいの計算になる。

 一方、接種後の死亡例は21件に上っている。
このうち、「副作用」として報告されているのがどの程度かは不明。

 まだ、評価できる段階ではないが・・・。
やや多いんじゃないかな、とも思うが、問題にするほどではない。

.

 おそらく、因果関係のない死亡例もカウントされているだろうから。
例えば、1日に全人口の1億2000万人に接種したと仮定する。
その場合、「接種後の死亡例」は、1日で3000人くらい出るはずだ。

 なぜかというと、日本では毎日それくらいの人が亡くなっているから。
別の言い方をすると、毎日、4万人に1人くらいは亡くなっている
450万人も接種すれば、100人くらい亡くなってても不思議じゃない。
それも、「基礎疾患あり」ってことは、一般の人よりも死に近い。

 そう考えると、死亡例といっても、全例が出ているわけではないな。
おそらく、因果関係のなさそうな事例は報告されていないだろう。
そうすると、確率が動くからまた難しくなるが・・・。

.

 大雑把に言うと、「たいした問題じゃない」となる。
1万人に1人くらいでどうにかなるなら、かなり問題だと思うが、
そのレベルではない、と。

 そもそも、インフルエンザの予防接種ってそういうもんだし。
10万人1人くらいの副作用発現率でも、1億人に打てば1000人。
接種人口が多いもんだから、件数は増える。
 100%安全なものなんてないんだし

 じゃぁ、なぜ予防接種をするのか?
1つには、リスクとベネフィットの問題がある。
予防接種を打って、重篤な副作用にあって苦しむ確率よりも、
予防接種を打たないで、インフルエンザにかかって苦しむ確率の方が高い。
 どっちを選ぶ?という話。

 もう1つ、公衆衛生上の問題だ。
みんなが予防接種を打つことで、社会でのインフルエンザの流行を
押さえ込むことができる、という考え方。

 医療従事者は特にそうだな。
自分がかかっても大したことはないが、万が一患者さんにうつすと、
大事になりかねない。
 特に、一人で開業している医師なんかは、別の意味もある。
自分が倒れると、その間、診ている患者さんに迷惑をかける。

 自分のためだけではなくて、他人のために、予防接種を打つ
そういう意識も大事だと思う。

 そのために、ごくわずかのリスクを引き受けなければならない、と。
それが嫌な人は、無理に接種する必要はないと思うが、
予防接種をしない人は、自分だけでなく、他人にもインフルにかかる
可能性をあげていることを自覚すること。

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発熱

 昨日は平日休みだった。
午前中に美容院いって、午後からお買い物その他・・
だったんだけれども、なぜか途中からお腹の調子が悪くなり、
トイレの住人になってしまった。

 結局、夜には38度まで熱が上がったし・・・。

 症状としては、食あたり?に近いんだけれども、
全く心当たりはなし。一体なんだろう?
今日には熱が下がったから、とりあえず大丈夫とは思うが。

 また、ウイルス性か細菌性の胃腸炎かな?
一番可能性が高そうなのは・・・ノロウイルスだと思う。(汗)
もちろん、心当たりなど全くないけど。

.

 咳がないので、インフルエンザの線はほぼないだろう。
新型インフルでも、胃腸症状が出ることは考えられるんだけれど、
呼吸器系の症状が出ないってことは、まずないので。

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キレアウォーター

  今日、紹介するキレアウォーターは特定保健用食品(トクホ)。
つまり、厚生労働省が「健康によい」と認めた食品である。

http://www.kirea.jp/index.html

「水」でトクホをとってるのは珍しい。たぶん、これだけだろうな。
「トクホ」の種は、「乳果オリゴ糖」だ。「お腹の調子を整える」の表示ができる。

 不正確なのを覚悟の上で、思い切りわかりやすくいうと、
この「乳果オリゴ糖」は、腸内の善玉菌(乳酸菌など)のエサだ。
善玉菌のエサを摂取することにより、腸内に善玉菌を増やして腸内環境を整える、と。

 同じような目的で、直接乳酸菌を取る(ヤクルトが代表例だろう)方法も
あるけれども、胃酸があるのでなかなか腸内にまで到達できない、と。

 それならば、と自前の善玉菌を元気にするオリゴ糖をとろう、という話だ。

 キレアウォーターは、特に便秘気味の人にはいいと思う。
「乳果オリゴ糖」もさることながら、もう一つ、確実に効く成分がある。
それは・・・「水」だ。w
 単純に水分を多く取ることでも、便は出やすい、、
というか、水分摂取量が少ないと、便秘になりやすいわな。

.

 さて、ここまでは全く、何の問題もない。
この、キレアウォーターの一番の問題は、値段がやや高めのこと。
「水」が500mlで税込み189円ってのは、、高いよなぁ。
普通のミネラルウォーターなら、500mlで100円しないのが普通。
っつーか、スーパーの特売なら、2000mlでも100円しない。(汗)

 もちろん、トクホとってるんだから、ある程度高めなのは仕方ないが。
私が疑問に思うのは・・・

「なんで、海洋深層水なんか使ってるの??」
海洋深層水については、以前にも書いたことがある。

「海洋深層水の使い方」(07/09/02)
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_8cf3.html

 簡単にまとめると、海洋深層水は「海水」なんだから、
本来、飲用には適さない。これを飲料水にするためには、
脱塩処理、すなわち、純水に戻す処理が必要になる。
・・・って、なんでそこまでして海洋深層水にこだわるの?

 っていう話だった。

一応、キレアウォーターの説明を見てみると・・・

三段式海水分離技術により「富山の海洋深層水」から分離・濃縮された
海洋ミネラル成分のエッセンスともいえる「濃縮ミネラル水」が配合されています。

 他にも、北アルプスの天然水も使っている。
配合比率は、全く書いていない・・・。どこにも情報がないので、以下推測になる。

.

 おそらく、水はほとんどが北アルプスの天然水だと思う。
それに、海洋深層水の「ミネラル」を配合してある、、と読むのが自然かな。

 海洋深層水を「濃縮」だもんなぁ。飲用にするんだったら塩分を抜くのが普通。
たぶん、逆に「抜く」方のミネラルの中から、塩分を除外して、
ベースになる「北アルプスの天然水」に足しているんだろう。

 あのさぁ・・・それって、「海洋深層水」である必要あるの??
ミネラルを足すだけなら、深層水である必要ない、
っつーか、わざわざ海水から作る必要すらないんじゃ・・・。

.

 硬度は250.日本の水とは思えないくらいの硬水だ。
これは、海水由来のカルシウム、マグネシウムのせいだろうな。
便秘気味の人には、硬水の方がいいとは思うが・・・。
うーん。

 私が製品開発するんなら、
「元々硬水のミネラルウォーターに、オリゴ糖を添加」する。
それで、ほぼ同じ成分の商品が、もっと格安で作れると思う。

 わざわざ、軟水のミネラルウォーターに、
わざわざ、深海からくみ上げた海水から濃縮したミネラルを加えて硬水にする
ってのは・・・無意味とは言わないが回りくどくないか?

 そんなに面倒くさいことをする理由は・・・
たぶん、何が何でも「海洋深層水」を使いたかったんだろうな
地元の企業だから。「富山の海洋深層水を使うこと」が至上命題だったんだろう。

 もちろん、「身体にいい」というイメージを借りることができるし。

.

 キレアウォーターは、身体によい商品である。
でも、海洋深層水を(無駄に)使ってしまったために、値段が高い。
「海洋深層水は身体に良い」という誤ったイメージが、値段を高くさせている。
すなわち、消費者に不利益を強いている、と。

 もっとも、「身体に良い」というイメージはプラセボ効果が期待できるから、
その意味では海洋深層水にも効果はあるんだけれども。

 ただ、そういう「誤ったイメージ」を正していくことにより、
将来的にはもっとよい商品がより安く、開発されるんじゃないかなぁ、と
私は希望している。
 ・・・プラセボ効果を打ち砕いてしまうかも知れないが。w

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新型ワクチン接種

 新型インフルエンザワクチンを接種してもらった・・・。

 私ではなく、娘の話。(当たり前)
ところが、2回目の予定はまだ・・・らしい。
ワクチンの配布状況がよくわかんないからかな。

 季節性の2回目もまだなんだけど・・・どうしよう。
ややこしいことになるかもしれない。

.

 もうインフルエンザは終わったかのような気に(私は)なっているが、
本来、季節性のインフルエンザは今からが本番のはず。w
季節性も、ばかにならんからなぁ・・・。

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カテゴリ毎バックナンバー?

 今日、ココログにメンテナンスが入り、
「カテゴリ毎バックナンバーの表示変更」が行われたらしい。

http://info.cocolog-nifty.com/info/2009/11/post-c0e8.html

 一部引用。

記事数が長大になると、カテゴリ毎のバックナンバー表示に非常に時間が
かかったり、 PCによっては表示ができないケースがあるため、カテゴリー毎
のバックナンバー表示の際、11 件目以降の記事をタイトルだけに変更いたし
ました。

 引用終わり。

 これって、ウチのブログの問題点だよなぁ・・・。
どうしようか考えていたけれども、仕様の方でフォローしてくれるとありがたい。
とりあえず、「日記、コラム、つぶやき」を踏んで「応答なし」になることが
防げるだけでもありがたい。

 ・・・と思って、踏んでみたところ・・・応答なし。w

 全然、変わってないやん

 もう一度、告知を見てみると・・・

 以下引用。

なお、再構築の際、過去記事が長大なケースでは、管理画面上ではブログの
再構築が完了していても、システム上ではカテゴリー毎バックナンバーや月別
バックナンバーの再構築を行っている場合があるため、カテゴリー毎バック
ナンバーページの更新が完了していないことがあります。そのような場合には、
しばらくお待ちいただければ更新が完了します。

また、この修正は本日から数週間かけて徐々に実施する予定です。

 引用終わり。(強調は引用者)

 なに、もうしばらく待っとけってことか?w
確かに、一部のカテゴリーではちゃんと表示されるんだけどな。
まぁ、もうしばらく待ってみよう。

.

 しかし、この仕様変更をうまく利用するには、
今まで以上に記事のタイトルに気を使う必要がある。

いかにして「タイトルだけを見て、中身が判断できるか」という・・・。
今までは、何も考えずに、適当にタイトルつけてたからな。(苦笑)

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ワクチンは足りないけど余ってる

 大阪では、今月中旬から小児へのワクチン接種が始まる・・・らしい。

 実は、ウチの娘はすでに予約済み。
まだ、季節性の2回目も終わってないんだけど、、どうしよっかな。

 接種回数は、結局1回ということに落ちつきそうだ。
最終的に、輸入ワクチンが余りそうな予感がひしひしするけど、
今現在の混乱ぶりを考えると、少しでも接種回数は減らしたい。

 ところで、現状として医療機関では大混乱している。
総数として、ワクチンはまだ足りていないんだけれども、
医療機関毎のレベルで見ると、余っている、、という・・・。

 朝日新聞に、記事が出ている。

「新型ワクチン、不用な大瓶 10ミリ、一度に使い切れず」
http://www.asahi.com/special/09015/OSK200911120149.html

 以下、一部引用

 不足する新型の豚インフルエンザのワクチンを効率よく供給しようと、
全国で流通し始めた10ミリリットル入りの大瓶が、医療機関によっては
容量が大きすぎ、ワクチンが余る事態となっている。24時間以内に使用
しなければならず、一度に十分な人数が接種に集まらないと無駄が出るため、
医療機関は対応に苦慮している。

 引用終わり

 ワクチン問題に関しては、現場の小児科医である、Yosyan先生が、
現場の状況を愚痴・・・いやいや、報告してくれている。

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20091110

 あ、これは代表的な1記事だけ。
他にも、この周りには惨状がいっぱい書いてある。

 どうやって使うんだ?という10ミリバイアルは、
現場では、卸から医療機関に事実上押し売りされている。
最初の「契約」の時に、10ミリいりませんと言っていても、
全医療機関、平等に「10ミリ」が配布されているようだ。

 そりゃ、どこの医療機関だって10ミリなんて使いたくないわな。
病院ならともかく、個人の診療所では特に嫌だろう。
 子供なら、大瓶一本で40人前後に打てる量。
診療所で、その人数を調節するのは至難の業だ。
どこの診療所も、10mlなんていらんに決まってる。
でも、国産ワクチンの約半数は10mlバイアルで作ってあるから、
使わなくちゃしょうがない。

.

 しかも、接種費用は公定。政府によってすでに決められている。
さらに、10mlバイアル1本分の値段も、公定価格らしい。
この値段設定は、「ロスが出たら赤字」なんだそうな。

 で、非常にロスの出やすい10mlバイアルを押し付けられている、と。
余ったらどうすんの?と、大阪府に聞いてみたところ・・・

回答は「余ったら捨ててください」。

 全体としてワクチンは足りていないのに、余ったら捨てろという・・・。
他の優先接種外の人に接種するのは、「契約違反」になる、と。

 どこまで本気かはわからないけれども、
「もう新型ワクチン打つのやめます」という開業医もちらほら・・・。
どうやっても赤字になるし、面倒な業務だし、情報も二転三転するし。
いっそのことやめてしまえば、楽になれる・・・。

.

 接種する方としても、情報が錯綜しているし。
どこで、どうやって接種できるかもわからん。
情報収集しないと、情報は手に入らないし。
そりゃ、都道府県レベルで、市町村レベルで接種方法が異なるんだから、
マスコミで報道されることも少ないし。

 救いは、新型インフルの患者自体が減ってきていることだろう。
一通り流行した後に予防なんて、本末転倒な気がしないでもないが、
実際問題として、あの「流行」中に予防接種する余力はないだろうし。

 通常診療と、予防接種は時間帯を分けろ、という指示が出てる。
そんなこと言っても、通常診療が患者であふれてるのに、時間作れない!
と開業医が言ってもおかまいなし・・・。

.

 私が接種できるのはいつになるかなぁ?
乳児の両親は、一応優先権あるんだけれども。。
ひょっとしたら、近所の医療機関が「余ってるからこっそり打ってあげる」
なんてことに・・・ならんかな?w

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峠はこえた

 新型インフルエンザの流行は、峠をこえたと思われる。
少なくとも、私の周りでは。

 一応、先週(11/1~11/7)のデータでも前週よりわずかに減っている。
もっとも、祝日があるからどうか・・・という話もあるけれども、
薬局の実感として、また、他の医療機関の情報なども(噂レベルだが)
勘案して、少なくとも大阪では流行のピークをこえたと思う。
 大阪が一番ひどかったのは、3週間前かな・・・。
今週は、はっきりと患者数が減っている。

.

 全国的には、おそらく10/25~10/31の週がピークだったと思う。
このブログは、新型インフルの話題がgoogle上位に入っている関係で、
ここ数ヶ月はアクセス数が飛躍的に上がっている。

 が、最もアクセス数があがったのが、10/26で1日790アクセス。
ここがピークで、徐々に下がりつつある。
これは、おそらく実際の流行のピークとリンクしていると思う。w

.

 もっとも、これで終わりという訳ではないだろうが・・・。
とりあえず、一旦小康状態になると思う。
その間に、新型ワクチンの接種が間に合えば・・・
もう、「新型」のインフルエンザではなくなるだろう

 今後、季節性のインフルがどうなるか、が次の焦点だ。
今のところ、A型インフルはほぼ新型だけど、
そろそろ、通常の季節性が出てきてもおかしくはない。
その割合がどうなってくるか?
 混ざって発生した時に、どう対応できるのか?

 少なくとも、高齢者にとっては新型よりも季節性の方が恐ろしい。
それは、知っておいた方がいいと思う。
おそらく、季節性インフルの方が圧倒的に死者は多いと思うぞ。

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3ヶ月

 下の息子が生まれて、今日で3ヶ月。

 2ヶ月の頃に比べて・・・
笑うようになった。泣くようになった。
まだまだおとなしいけど、だいぶ、自己主張するようになってきたと思う。

 体重は7kgくらい。急激な増加も、ひと段落。
前よりもスマートになった印象がある。
たぶん、背が伸びたんだろうな。

.

 哺乳瓶を嫌うようになってきた。
前までは、文句も言わずに飲んでたのになぁ。
やっぱり、ナマがいいらしい。
 我慢して飲んでくれないと、預けることが難しいんだけど・・・。

 体調は・・・相変わらずすっきりしない。
熱こそないものの、ずっと咳をしているし。
アレルギーでもあるのかな?
 上の娘ではそういう苦労は全くしなかったけど、
下の息子は、病院のお世話になることが多そうな予感。

.

 首は・・・完璧にはすわっていない。
だいぶ、たて抱っこに慣れてきてはいるものの。
まだまだ不安定ではある。

 以前に比べるとよく泣くようになったが・・・
泣き声がかわいいために、放置されることもしばしば。w

.

 やっぱり、基本的には手のかからない子供だ。
上の娘のほうがよっぽど大変。今がそういう時期なだけかも知れないが。

 とりあえず、小さなわが子をみてると癒される・・・。
上の娘は、かわいいんだけれども、癒してはくれないような。w
毎日が戦いだし。それに比べて息子の平和なこと。

.

 来月は4ヶ月だけど・・・そろそろ首がすわるかな?
あんまり病気してないといいけど。

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ルールを破るなら・・・

 仕事の話。
先日、終了時間間際に、知っている患者さんが駆け込んできた。
他の薬局に行ったけれども、信用できないのでこっちに来た、とのこと。

 その患者さんは、ウチの近くの医院さんに来たときはウチに来てくれるが、
他の病院に行ったときには、その近くの薬局で薬をもらっていたらしい。
それ自体は、よくある話だから別にかまわないんだが。

.

 患者さんの訴えを聞いてみると、、

1.処方箋に明らかな誤りがあった。
2.薬剤師から、FAXで疑義照会するから時間がかかるといわれた。
3.他にも患者さんはたくさんいて、長時間待たされた。
4.あまりにも待ち時間が長いので、直接病院に行こうとしたら止められた。
5.あげく、「たぶんこれでいけると思います」と、医師の返事を待たずに投薬した。

 ・・・。こう書くと、怒るのも無理はないわな。

最後に見切り発車で出すくらいなら、最初からそうしろよ、と。
しかも「たぶん」て何?そう言われたら服用できないだろうが。
俺が直接病院に聞いてやると言ってるのに、なぜ止めたのか理解不能。

 ごもっともでございます。

 ただ、この患者さんは疑義照会に時間がかかるのは理解していた。
で、ウチの薬局なら自宅からも近いので、いつでも来れる、と。
「明日の夜にまた来るから、それまでに何とかしといて」と言われ、
その日は帰られた。

.

 処方箋の誤りは、

「ハイペン錠200mg 2錠
 ガスターD錠10mg 2錠 1日1回 朝食後」

というもの。

 薬剤師なら一目でどこがおかしいかわかる。

 おかしいのは用法。
ハイペンは痛み止め。ガスターは胃薬なんだけど、
これらは通常1日に2回服用するタイプの薬。

1日2錠はそれでよいとして、それを朝1回で服用するのはおかしい。
おそらく、正しい用法は「1日2回 朝夕食後」だろう、とまで推測できる。

 ただし、用法ではなくて用量が違うとか、
そもそも医薬品名が異なっている、という可能性もわずかにある。
なので、疑義照会は必須だ。

.

 問題となった薬局では、その病院にFAXで疑義照会を行った。
おそらく、「疑義照会はFAXで」と決められているんだろう。
そのこと自体は、仕方のないことだ。

 で、診察中の先生までなかなかつながらないってのも仕方ない話だ。
そこで、患者さんは「俺が直接先生に聞いてみる」といったんだけど、、

 薬局としては、「今、FAXで聞いてるところなので・・・」
と及び腰になる。多分、病院に対する配慮も少しはあると思う。

.

 ただし、こんなしょうもないことで長時間待ってもらうのは気が引ける。
そこで、(誤りは)ほぼ間違いないだろうから、と見切り発車する。
もちろん、法的には問題がある。
薬剤師は、処方箋に疑義が残る場合、調剤してはいけない
しかし、同業者として、その判断も理解できる。

 最後に言葉を間違えたのが致命傷となり、患者さんは激怒された、と。

.

 私には、問題の薬局の行動が、それほどひどいとは思えない。
ほとんどが、「どうしようもないルール」によって固められている。
最後にそのルールを破っているが、それも患者さんを思えばこそ、だ。
 はっきり書けば、私でも同じコースにはまる可能性はある。

 患者さんの怒りも、理解できる。
じゃぁ、何が問題だったのか、というと・・・
医師の処方ミス・・・は、もう仕方のないこととして(苦笑)
薬局側の配慮だわな。

 待たせてしまう理由を、はっきり言うこと。
待たせっぱなしにするのではなく、声をかけること。状況を伝えること。
やむを得ず返答を待たずに出すのなら、理由もしっかり伝えること。
それができないのであれば、そんな違法行為はしない方が身の為だ。

 おそらく、全てができていなかったわけではないと思う。
たぶん、「ちょっとずつ」配慮が足りなかったんだろうな。
その積み重ねとして、トラブルに発展したんだろう、、と推測。
ヨソの事例だけど、ウチでも大いにありそうなことだから、
ちゃんと、考えないといけないなぁ・・・と思った。

.

 ちなみに、問題の処方箋はどうなったか、というと・・・
ウチからは、FAXじゃなくて直接電話で疑義照会した。
 処方箋のどこにもFAXで、なんて書いてないし。
門前の薬局とは「FAXで」と申し合わせがあったのかも知れないが、
ウチとは関係のない話でございます

 直接医師とは話ができなかったが、比較的早い段階でカルテを確認できた。
カルテには、正しい処方(1日2回)が書かれていたという。
(つまり、医師ではなくて事務方の入力ミス)
もう、その時点で疑義照会は終了だ。
 ここまでかかった時間、わずかに3分。w

.

 うん・・・同じルールを破るなら、
「疑義照会の返答なしで調剤するな」というルールではなく、
「疑義照会はFAXに限る」というルールを破るべき、ということだ。

 この辺、患者さんに応じて臨機応変やってもいいだろう。
元はといえば、変な処方箋出した病院が悪いんだから、
これくらいのルール破りは許してもらわないと困る。

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紅葉

 今月の童謡は、「紅葉(もみじ)」

秋の夕日に 照る山紅葉
濃いも薄いも 数ある中に
松をいろどる 楓や蔦は
山のふもとの すそもよう

 こうやって、歌詞を書いてみると結構難しいな。
娘が、歌詞を理解しているとは思えない。w

 ただ、メロディーとしては割と覚えやすいようだ。
歌詞が適当かつ、無限ループになったりするけれども、
一人でもそこそこ歌える。
少なくとも、一小節目は完璧に歌える。

.

 学校で習う歌として、かなりメジャーなので・・・
私は、下のパートまでほぼ覚えている。
娘とハモれたら楽しいだろうなぁ。無理だろうけど。
こっそりと重ねることはできるかも知れないが。。
 
 ところで、紅葉というと・・・

 真っ赤だな、真っ赤だな
蔦の葉っぱが真っ赤だな
紅葉の葉っぱも真っ赤だな

 と、こっちの歌を思い出す人もいるかもしれない。
(嫁がそうだった。w)

 こっちは、曲名が「真っ赤な秋」というらしい。
後半は、結構難しかったりする。

.

 今月の裏ローテーションは、
「赤鬼と青鬼のタンゴ」で。
実は、去年の秋から、娘のお気に入りだったりする。
難点は、子守唄に向かないところだ。(ノリノリだから)

 タンゴのーーー
おおおおおおおおーーーりーずーむ。

 この部分を娘が歌うと面白い。w
(いや、誰が歌っても面白いんだとおもうが。)

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発熱、後、全快

 昨日の夜、娘が発熱した。

 それも、38度・・・。
たまたま、午前中に(別件で)病院に行ったこともあり、
変なのをもらってきたのかなぁ・・・。
 インフルエンザの可能性も十分に考えられる。
病院でもらったのかも知れないし、帰省中にどっかでもらった可能性も
大いにあるし。

.

 家に帰っても、いつもの元気はなくぐったりしている。
こりゃ、どっちにしても明日は病院かな・・・と思った。
仕事?休むしかないわ。
 最悪、インフルエンザならどうせ出勤できないし。
(家族がかかると、とりあえず身内も出勤停止になる。)

 そうでなくとも、子供が片方でも具合が悪いと、はっきりきつい。
特にインフルエンザなら感染に気をつけなきゃいけないけど、
下の息子からも目を話せる訳ではないし・・・。

.

 ・・・ところが・・・。
翌朝、起きてみると娘は全快していた。
熱もないし、調子もいつもどおり。
一体、昨日のあれはなんだったんだ、と。w

 念のため、今日は一日外出禁止にして様子をみることに。
・・・ところが、本人元気なのに外に出れないので、
相当、エネルギーが溜まっていたらしい。
ずーっとハイテンションで、ついていけない・・・。

 まぁ、明日から普段どおりでいいわ、これ。
たぶん、帰省の疲れが出ただけだったんだろうな。

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昨日、帰還

 昨日の夜遅く、大阪に帰ってきた。

 向こうを出るのが夕方だったから、ある程度仕方ないな。
また、いつもどおりの生活が始まる、と。

.

 下の息子が、やっぱり体調悪い・・・。
向こうは寒すぎたのかも知れない。。
病院に行くべきかどうか、悩みどころ。

.

 向こうでは、まだまだ小さいこともあり、人見知りなし。
非常におとなしい子だから、誰に対してもおとなしく抱っこされてるし。

 ただ、「大きい子だねぇ」とよく言われたけど。
久しぶり(といってもたった4日だけど)に抱くと、やっぱり重かった。

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タミフルドライシロップが品薄?

 インフルエンザの流行は・・・ピークを超えたような気がする。
といっても、一薬局だけの定点観測のデータだから、なんとも言えないが。

 少なくとも、先週よりは今週の方が患者数は少なかった。
もっとも、うちの地域だけの可能性は大いにある。
流行は全国に比べて比較的早かったからなぁ。だんじり効果で。

 全国的には、先週のデータでいうとまっかっかだ。警報だらけ。
都道府県内で、警報の出ていないのは山陰地方など、ごくわずかだけ。

.

 大流行しているが、患者のほとんどは10代以下の子供だ。
実は、それが問題になっている。

 国は、新型インフルエンザ対策として、タミフルの備蓄を進めてきた。
また、タミフル耐性も考慮し(異常行動の可能性もかな)、
リレンザの備蓄も少しずつ始めていた。

 小児用のタミフルドライシロップは、使用期限が短いこともあり
備蓄されていなかった。なくてもなんとかなるという見通しもあったが。

.

 つまり、成人用のタミフルのカプセルは大量の備蓄があるが、
リレンザの備蓄は始めたばかりでそれほどの量はない。
さらに、小児用のタミフルドライシロップは、備蓄がない。
そういう状況。

 で、現状の大流行では、10代以下が流行の中心である。
10代には、タミフルは原則禁忌になっている。
(医師の判断で使っても構わないけど)
処方としては、やはりリレンザが多い。

 10代未満は、成人用のタミフルカプセルは使えないことがほとんど。
こちらは、タミフルドライシロップで対応することになる。
もちろん、吸入薬のリレンザでも構わないけど。

 つまり、備蓄のない、あるいは備蓄の薄い薬がどんどんはけていき、
大量の備蓄があるタミフルカプセルは、あまり使われていない。(苦笑)

.

 その結果として、とりあえずタミフルドライシロップが品薄になりつつある。
なくなったらどうするか、というと・・・薬局で作る(!)

 薬局で、タミフルカプセルのカプセルを外して、乳糖かなんかと混ぜて、
小児用の粉薬を作る計画・・・というか、そうするしかないわな。
本家のドライシロップと比べると、格段に味は落ちるだろうけれども。。

.

 実は、昔、タミフルが出たばかりの頃に、そうやって小児に与えていた。
実績があるだけに、なんともしょうがないわな。
いざとなれば作れるんだから、備蓄しようって話にもならないし。
(たぶん、最初から困ったらそうするつもりだったんだろう)

.

 うちの薬局は、子供はあまり来ないからそれほど影響ないけど・・・
小児科の近くだと大変かも知れない。
まぁ、そういうところは前もって大量に作っておくのかも知れないが。
 一番困るのは、中途半端に子供が来る薬局かな?w

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インフルエンザと空気清浄機

 ダイキンの光速ストリーマの記事を、以前に書いた。
「ダイキン「光速ストリーマ」の実力は?」(09/10/04)

 簡単にまとめると、
インフルエンザはほとんどが接触、飛沫感染であり、
空気感染するという積極的な証拠はない。
よって、空気中のウイルスを仮に100%除去できたとしても、
効果は限定的である。
 手洗い、マスク、うがいの方がマシ、、という話。

.

 では、全てのタイプの空気清浄機がダメなのかというと、
そうでもないと思う。インフルエンザは湿度の高い環境では、
あまり生存できないと言われている。
 もっとも、梅雨の時期でも容赦なく感染拡大した新型インフルがどうかは
ちょっとわからないところではあるが。

 昨シーズンで院内感染を出した病院では、湿度が低すぎたことが問題になった。
実際のところ、どれくらい利いているのかはちょっとわからないが・・・。
粘膜保護といった話もあるし。加湿にメリットがあることは確かだろう。

 なので、加湿タイプの空気清浄機であれば、ある程度の効果は期待できる。
ナノイーやプラズマクラスターのようなイオン放出タイプの空気清浄機は、
イオン放出の構造上、加湿機能があることは明らかである。

.

 少し話がわき道にそれるが、そもそも、○○イオンってのは、
ほとんどがマイナスイオンの焼き直しである。
一昔前にブームになったマイナスイオンは、実態、
効果が科学的に全く不明な状況で、空前のブームになった。
マイナスイオンをつけなければ、家電ではない、といったくらいに。
 今では(いや、知ってる人は当時から)ニセ科学の筆頭なんだが。

 ニセ科学批判派が、マイナスイオンの批判を続けたおかげか、
あるいは、単に市場が飽きてしまっただけかも知れないが、
結果としてブームは沈静化にむかった。

 ただ、一部メーカーが名前を変えて存続させている。
それが、プラズマクラスターであり、ナノイーなわけだ。
もっとも、マイナスイオンに比べると、少なくとも実態はわかっている。
(効果のほどは、いまいちわかっていない部分も多いが)

 マイナスイオン当時から、「利いているのはイオンではなく、水滴じゃないか?」
って話はあった。滝が気持ちいいのは、マイナスイオンのせいじゃなくて、
単に細かい水滴が気持ちいいから。
 水滴にマイナスイオンが付着している、という説明もあるんだけれども、
マイナスイオンが付着していない水滴との比較対照はできていない。w

.

 ナノイーイオンによる、ウイルス抑制の実験の概要を見たけれども・・・
水滴(つまり、加湿)+イオンの群と、何もしない群を比べている。
 加湿に効果があることはある程度分かっていることだ。
つまり、ナノイーイオンがどれくらい利いているのかは、わからない。

.

 空気清浄機内部での、ウイルスの無力化をする機能
(光速ストリーマ、ウィルスウォッシャー)に関しては、
インフルエンザの感染経路が飛沫、接触がメインである以上、
効果はきわめて限定されるだろう。

 それよりも、イオン放出型の方が、ドアノブなどに付着したウィルスを
ブロックできる可能性がある分だけ、やや有利だと思う。

 その「イオン」の能力が未知数という弱点はあるが。
 でも、加湿機能があるなら、湿度に弱いといわれるインフルエンザを
抑制することはできると思う。

.

 問題は、それなら単に加湿器を買うほうが圧倒的に安い、という点だ。
空気清浄機でウイルス対策を考えるのは、コストパフォーマンスが悪い。
所詮は、電化製品であって、医療機器ではないんだから。

.

 原理上、効果があるはず、、、ってのは机上の空論にすぎない。
医薬品の場合なら、多くの人(少なくとも100人以上)に使ってみて、
「どれくらいの人に効果があったか?」の割合で効果を判定する。
 原理上、効くはずのものでも、生物の体ってのはわからないもの。
実際にやってみたら、ぜんぜん効果がないなんて、ざらにある。

 逆に、「効果があるけど、何が効いているのか原理がわからない」
なんてのも、よくある話だ。

 ようは、人に対する効果をうたいたいのであれば、
ちゃんとした疫学調査をしろってことだ。
例えば、1000人規模の学校が2つあったとして、
1つの学校では空気清浄機を導入する。
もう1つの学校は、空気清浄機に見えるタダの箱にする。
 それで、1シーズン通してインフルエンザ感染がどうなったか。
それくらいの実験をやって、初めて人に対する効果が言える。

 実際に、(結果として)実験は行われつつある。
ある自治体が、学校現場への空気清浄機導入を決めたからだ。
導入した自治体で、どれくらいインフルエンザが減るか、見ものだ。

メーカーとしては、「学校でも使われています」と宣伝できるけど、、
その学校が万一学校閉鎖とかになったら、どうするんだろうね。

.

 家電メーカーがするレベルの「実験」では、効果を謳うには物足りない。
だから、薬事法ギリギリのラインで、宣伝をしているわけだ。
そう考えると、あやしげな健康食品と、全く同じだと思う。

 そういえば、高濃度のオゾンを発生させて、健康への影響も考えられる、と
行政から警告をくらったメーカーもあったなぁ・・・。
本気で効果を出そうとすれば、健康被害も発生する。
 そんなのも、健康食品とよく似ているな。(苦笑)

.

 追記(09/11/09)

 似たような記事を、ニセ科学批判の本家、菊池誠センセイが書いてた。
kikulogより。
空気清浄機とインフルエンザウイルス

 結論は、私とそう変わらない・・・んじゃないかと。
ようは、効果のわりに、宣伝が先行しすぎてる、と。

.

 そうそう、重要なことを書くのを忘れてたので、ついでに書いておく。
本記事は、あくまで「空気清浄機による、インフルエンザ対策」についてのみ
批判している。

 空気清浄機を、本来の用途で使う分には批判する気はない。
(臭いや、ホコリを取るのが、本来の目的だろう。)
インフルエンザ対策として、空気清浄機の購入を検討するのは、
筋が悪いと思うけれども、
 そのほかの目的があって空気清浄機を購入するのは、
それはそれでアリだと思う。検討の際のプラスアルファくらいで。

 もっとも、私が検討すると、プラスではなくマイナスになるんだが。w
(不誠実な宣伝をするメーカーからモノは買いたくない。)

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ひたすら休む

 今日は、平日休み。

 家族はみんな帰っていて、完全ひとりの完全オフ。
今日はもう、一日寝るつもりでいた。
しばらく、疲れがたまっていたからして。

.

 それでも、朝は9時過ぎに起床。
休みの日の前日に、夜更かし、、なんて昔の話か。
身体が限界に近かったので、昨日は11時に寝ている。
結局、10時間は寝ている計算になるのか。
それでも、昼まで寝るつもりだったんだけどなぁ。

 最低限の洗濯だけして、
あとはのんびり、だらだらとすごす。

.

 さらに、昼寝。w
2時過ぎから寝て、気がつけば外が暗かった。
夕方から、買い物に出かける。
自炊する気はさらさらなかったので、
 適当にお惣菜を買って帰宅。米だけは炊いた。

 夕食後も、だらだらと・・・。
うーん、自由なのはいいけど、やっぱり生活に張り合いがないな。
好きなことをしていいとなると、何していいか困るものだ。
たぶん、娘と散歩でもするほうが、充実感のある休日になるんだろう。

 たまには、こういう休みもいいんだけど。
一人暮らしは、やっぱり一日で飽きてしまうようだ。
もっとも、あと二日でいつもどおりの生活なんだが。

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疑義照会でキれる。

 最近、仕事中に怒りっぽくなってるなぁ・・・と自覚している。

 私自身も、ふがいない点は大いにあるんだけれども、
周りがあまりにも情けないことをやると、、ね。

.

 今日は、とある市立病院に疑義照会を行った。
本来、起床時に服用するはずの薬が、朝食後で処方されていたので。

朝食後に服用すると・・・まず、効果がなくなると考えられる。

.

 ただし、公立の病院は手続きが面倒くさい。
医師に直接話をすることはできないので、とりあえず薬剤部にFAX。

通常、起床時に服用する薬が、朝食後になってます。
 ご確認お願いします
。」

 これに対する返事がFAXで、

前と同じでお願いします。」

 ・・・ぶちきれた。
答えになってないだろうがぁ!!!

 怒りの電話をかけて、薬剤部の担当者に話を聞いたところ、
医師がそのように答えたから、そうFAXした、らしい。

 そんな薬剤部、いらんわ。
っつーか、医師の言葉をそのまま伝えるだけなら、
薬剤師である必要ない。オウムでもおいとけ。

 その担当者は、その処方が適正だと思ったのか、と。聞きたい。
もしそうだとしたら、薬剤師の免許は返したほうがよい。
まったく、どいつもこいつも・・・。

.

 私は、自分自身の評価として、薬剤師としてはかなり下位だと思っている。
実際、他の薬剤師ブログを見ても、私よりも立派な人や、
私よりも勉強熱心な人の方がはるかに多い。

・・・そんな私よりもヘタレな薬剤師が、周りにたくさんいることに腹が立つ。
おまえら、ちゃんと勉強しろよ、と。
そんなんだから、薬剤師の社会的評価はいつまで経っても上がらないんだ。
医療従事者なのに、新型ワクチンからあっさり外されるんだ。

.

 結局、担当者は話にならんのでかわってもらった。
なんとか、適正な処方に変えることができたからよかったけど・・・
ムダに疲れたわ。はぁ。

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日帰り

 今日は、家族みんなで嫁の実家に。

 息子は、車が動いていればとりあえずおとなしい。
あれだけ、車をいやがっていた娘も、最近は平気・・・。
食べ物を与えておけば、特に。w

 娘が赤ちゃんだった頃は、かなり苦労した覚えがあるけどなぁ・・・。
まだ、小さすぎてわからないだけかもしれないが。

 息子がほとんど寝ていたので、快適に飛ばした。

.

 最近、娘は助手席に座っている。もちろん、チャイルドシート付で。
嫁からお菓子を渡されて、「父にどうぞしてあげて」と言われ、
最初のうちは、お菓子を手渡してくれていたのだが・・・。

娘「ここにおいとくから、後は自分で取ってね

・・・。うん、合理的だけど、愛がないよね。愛が。w
こんなところは、私に似たのか?とか思ってしまった。

 とりあえず、そのまま娘の言うことに従っておいた。
仮に、私が反論していたら、たぶん、こう来るだろうと予想できたから。

「自分でできることは、自分でやってよ」

 被害妄想かも知れないが、うちの娘なら言いかねない・・・。

.

 さて、一家で愛知に行ったが、私だけ新幹線で大阪に帰ってきた。
明日からも仕事なんだからしょうがない。
嫁と娘、息子は、今週末まで実家に滞在予定。
また、私が迎えに行く予定。

 本当は、もっと長くいて欲しいんだろうけれども・・・
こっちでも予定があるのでしょうがなし。

 急に寒くなった。風邪引かないといいけど。

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医療従事者の接種回数

大したネタじゃない。
(カテゴリーも、「新型インフル」じゃなくて、「コラム」だ)

 先日、自分が季節性インフルのワクチン接種した記事を書いた。
「ワクチン接種」(09/10/31)

 それに関して。思いついたネタ。

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 新型インフルワクチン接種は、接種回数が決まっていない。
1回とアナウンスしたかと思えば、原則2回になったり・・・。
とりあえず、「医療従事者は1回」にして、後はおいおい決める。

 医療従事者が「1回」になった理由としては、
当面の間、ワクチンが足りそうにないと・・・。
医療従事者の数を少なめに見積もったのもあるけれども、
それ以上に(現状の)ワクチンの出荷量が少ない。

 よって、医療従事者の接種回数を2回にしてしまうと、
後の人たち(妊婦や子供たち)にしわ寄せがいってしまう。
なので、ここは削ってしまえ、と。

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 10mlバイアルなんて使うと、ロスがえらいことになってしまう。
その日のうちに使い切らないといけないのに、「18人分」だそうな。
予約人数を18の倍数に・・・って無理だろ、普通。
 また、仮に予約人数をうまく調節できたにしても、
当日になってどんなトラブルがあるかわかったもんじゃないし。
例えば、熱が出ていたりしたら打てないし、
そもそも打つ前にインフルにかかってしまえば、必要なくなる。(苦笑)

 そこで、、だ。この大量に出るであろうロスを、
まだ打ってない医療従事者に、って話を、こないだしたけど。
それでも、一回りすれば必要なくなるわなぁ・・・。

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 そこでさらに、ウラ技として、医療従事者の接種回数を2回に戻す。w
ただし、予約不可って形にしてしまえばどうだろうか。
つまり、「その日の最後に余っているワクチン」でもって、
医療従事者の2回目の接種を賄ってしまえば・・・という話。

 診療所のレベルなら1mlバイアルだろうけど、
それでも、「一人分余る」ってことは往々にしてありうるわけで。
そりゃ、誰か打っとけ、って話になるわな。

 病院でも、10mlバイアルで・・ま、平均9人分くらい余るとすれば、
毎日9人ずつ、接種できる。一回りすれば、2回目接種もありで。

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 実際は、新型ワクチンの運用がどうなってるか知らないからわからんけど。
順番抜かしができないようにがちがちに固められていたら無理だけど。
でも、余ったって捨てるだけのワクチンなら、
打ってない人に接種した方がよくない?
 ただ、これが一般人に流れると問題になるんだろうなぁ、きっと。
「余っているなら飛び込みで打てる」なんて噂になっても困るし。

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 でも、普通はめったに使わない10mlバイアルが、
しかも大量に出回るんだから、真剣にロスを減らす方法を考えないと。

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アルコールと睡眠導入剤

 なんか、そんなニュースが出ているらしい。
連続不審死事件?患者さんに聞かれた。
(私は、興味のないニュースは見ないから。)

 睡眠薬は、基本的にアルコールと併用してはいけない。
アルコール自体が、中枢抑制作用をもつ上に、
睡眠薬の肝臓での代謝(解毒といってもよい)が遅れるから。
肝臓が、アルコールの代謝に手を取られるため。

 特に、一部の睡眠薬では意識消失や、健忘(記憶が飛ぶ)が
おこることがあるので、注意が必要だ。
気がつけば、知らない場所に一人で寝てた、、
なんてこともありうる話だ。

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 犯人、、というか、容疑者は知っていたんだろう。
もちろん、ネット上でも探せばそういう情報は転がっているけど・・・
薬剤師が教えた可能性が高いよなぁ、、と感じる。

 普通、初めて睡眠薬が処方された患者さんに対しては、
基本的に飲酒は避けるように指導する。
理由を聞かれたら、ちゃんと説明するし。
・・・それを悪用されたらどうしよう、とは考えないし、
説明しないほうがもっとまずいから。

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