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王様の冬のへや

 もう、返してしまったけど、図書館で借りた絵本。

「王様の冬のへや」

絵はきれいだし、丁寧に書き込まれている。
話は、まぁわかりやすいと思う。娘も、思いのほかお気に入りで結構読んだ。

 王様の冬のへやのサイトがあったので、リンクはっておく。

http://www.bcs-kansaisibu.com/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=ehon

 ものがたりとしては、寒くて冬がきらいな王様に、
芸術家のレイが、森の動物たちと一緒に、暖かい部屋を作ってあげる、
という。ファンタジーな話なんだが。
 王様が木を切りすぎて困る、なんて環境問題も出てきたりする。

 私が度肝を抜かれたのは、ファンタジーな話でありながら、
建築方法が、非常に現実に即したものになっていることだ。

 動物と話が出来る。王様とお城が出てくるようなお話。
そんな中、芸術家のレイは石をつんで部屋を作るのではなく・・・

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 鉄筋コンクリートで建物を作ったのでした。

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 最初に読んだとき、吹いたわ。
比喩じゃなく、マジに鉄筋コンクリートだから。
さっきのリンク先も、よくみたらちゃんと描いてあるのがわかる。
表紙は、熊がコンクリートを流し込んでいるところだ。w

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 この絵本、建築業界の宣伝というか、広報も兼ねているようだ。
いや、絵本としてはよくできているんだけれども・・・。
うん、すごいわ。w

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