有吉九段、1000敗達成。
3/9、順位戦C級2組最終戦。
すでに、引退が決まっている有吉九段は、順位戦最終戦に敗れ、
通算1000敗を達成した。
まぁ、あまり名誉な記録には見えないが。
これまでに1000敗を達成したのは「伝説の」加藤九段だけ。
それも、加藤九段が1000敗を達成した時には、
「他に、1000敗に届きそうな棋士はいない」とまで言われていた。
たしか、3,4年前の話だ。
つまり、有吉九段は1000敗に到達する前に引退すると思われていた訳。w
.
実は、999敗目は、少し前の竜王戦5組ランキング戦なんだが・・・
なんと、「反則負け」だった。w
序盤の早い段階(午前中。十数手しか進んでいない)で、
相手が席を外した時に、記録係と雑談をしていた有吉九段。
まぁ、そこまではよくある話だ。序盤の序盤なんて、そうそう考えることもない。
よほどの悪手を指さない限り、悪くなることもないし。
で、雑談の後、一手さした、と。相手の番だったのに。w
二手指しの反則で負け。
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999敗目でよかったよ。1000敗目が反則だったら、加藤九段以上の伝説になってしまう。
ちなみに、有吉九段は反則負けが多い方だ。
以前にも、「後手なのに、先手より先に指す」という反則で負けたことがある。w
これは、対局開始直後だな。
反則負けが多いと言っても、あくまで「他の棋士に比べて」だ。
1000敗のうち、反則負けは(記録に残っているだけで)6回、らしい。
・・・テレビ棋戦のNHK杯では反則負けなんてしませんように・・・。
NHK杯で二歩(反則)をやって負けた棋士は何人かいるけれども、
たいがいが、かなり負けに近い局面での反則だった。
つまり、二歩を打たなくても、いずれ負けだろう、という局面。
まぁ、そこまで進んでいるということは、終盤まで進んでいるということでもある。
でも、序盤の序盤で反則とかやらかしたら・・・放送事故に近いぞ。w
開始5分で反則負けとかしたら、どうやっても時間もたない。
なかったことにしてやり直したくなるな。まぁ、そんなことはおこらないと思うが。
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