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バンクーバーも終わり

 バンクーバー五輪が閉幕した。日本のメダル獲得数は、銀3、銅2。
まずまずじゃないだろうか?おおむね、予想通りとも。

 惜しかったのは、スピードスケートの女子団体パシュート。
決勝戦で、ドイツ相手に0.02秒及ばず、銀メダルとなった。
もともと、日本の世界ランクは3位で十分メダル圏内だった。
1位、2位の国がなぜか1回戦で敗れたため、大チャンスだったのだが、
わずかに届かず、か。

 今回のオリンピック、日本勢は金メダルが出そうで出ない戦いだったなぁ。
でも、前回のトリノは「メダルが出そうで出ない」戦いで、
最終的に荒川静香の金1個だったんだから、それを思えばいい方だろう。

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 スピードスケートでメダル3つ、フィギュアスケートでメダル2つ。
・・・スキーはメダルなし、か。現状の実力どおりと言えばそうなんだが。
 ただ、8位以内の入賞は結構あったと思う。
「もうちょっとでメダル」という位置にはきているんだけどなぁ。

 スピードスケートは、お家芸復活を印象づけたんだけれども、
ショートトラックは見事に全滅。長野では金とか取ってたのにね。

 スキージャンプは、うーん。もうしばらく低迷が続きそうな雰囲気だ。
いまだに、葛西、岡部に頼っているようでは、なんとも。
ベテランがいつまでも強いのはいい事だけど、下が育ってない印象がある。

 ノルディック複合は、少し上向きかな。
メダルこそ取れなかったが、結構惜しいところまではいくようになってきた。

 モーグル・・・昔を思えば、上位で戦えるようにはなっているんだけどな。

 開幕前から話題をさらった、スノーボードハーフパイプ。
まずまずの結果じゃないかと思う。うまくいけばメダルにからんだ可能性もあった。
ただ、この種目はワールドカップの成績がまるであてにならん。
本当の実力上位選手は、ワールドカップなんて出てこないから。

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 フィギュアスケート。
早速、採点方法が変更されそうな感じだ。w
ジャンプの回転不足判定が厳しすぎるんだよなぁ。
まだわからんけど、その厳しさを緩和する方向に進みそうだ。

 浅田真央は、今シーズン3回転-3回転を跳んでいない。
トリプルアクセル-ダブルトーループのコンビネーションは、
キムヨナのトリプルルッツ-トリプルトーループより基礎点が低い。

 でも、浅田も昔は3回転-3回転を跳んでいたはず、、だよなぁ。
簡単に調べてみた感じでは、どうも、2つ目の3回転が「回転不足」と
ジャッジされることが多くなって、やめたようだ。
 3-3の回転不足より、確実に3-2を決めた方が点数高い、という理由。

 でも、ルール改正によっては、また3-3に戻してくるんじゃないかと。
3-3にトリプルアクセルが加われば、技術点でキムヨナを下回ることはまずない。
 あとは、4年後を目指してルッツジャンプをなんとかできれば・・・。
ソチでは、今回とは逆にキムヨナを圧倒できるんじゃないかと。

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 前の感想では、はっきりとは書かなかったけれども、
どうにも、ジャッジの判定がわからないところがある。
 キムヨナの構成点が、あまりにも高すぎる点だ。
GOEの基準もよくわからん。キムヨナのジャンプ、そんなにいいか?
他にも、ロシェットの点も高すぎる。地元びいきが入っている・・・よな、これ。

 まぁ、浅田がキムヨナの下だったことは、明らかだからいいけどさ。

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 それにしても、韓国勢の健闘はすばらしいと思う。
ショートトラックだけでなく、スピードスケートでもメダルを獲得してきたし。
中国も含めて、スケートではアジア勢の活躍が目覚しい。
 スキーは、まだまだ北米、ヨーロッパが圧倒的に強いけど。

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 カーリングは、今回も予選リーグ敗退だったけれども、見せ場は作った。
何よりも、「カーリングは面白い」と国民に思わせたところが大きい。
少しずつ、競技人口が増えていけば・・・。先行きは明るいと思う。

 逆に、リュージュやスケルトン、ボブスレーは厳しいなあ。
本当に「参加することに意義がある」状態になってしまっているし。
このままじゃ、事業仕分けで「さっくりと」補助金を削られそうだ。

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 次は、4年後かぁ。どうなってるかなぁ?
スケート陣営はいいとして、スキーでスター選手が出てくれば、面白いんだけど。
いつまでも、「葛西、上村」じゃあ、ちょっとねぇ。
選手生命が長いことは結構なことなんだが。

 

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