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新党改革?

 ニュースより。

 ついに、舛添さんが新党を立ち上げた・・・っていうのか?
一旦、改革クラブに合流して、その後に「新党改革」を立ち上げるらしい。

 さて、この動きが吉と出るか凶と出るか。
舛添さんは、確かに自民党の中では人気者だった。
・・・なんかこういうと、自民党内部で舛添さんが人気者だったみたいだな。w
もちろん、そんなことはなく。

 自民党の政治家の中で、数少ない「国民の人気の高い」政治家だった。

 その舛添さんが、新党を立ち上げる。
政党助成金の関係から、国会議員5人以上を集める必要がある。
そこで、一緒になったのが改革クラブ。

 っつーか、改革クラブ自体がマイナー過ぎて、
存在意義が問われつつあるんだけれども、
わざわざ、そんなとこと一緒になるって、何がしたいんだ??

 なるほど、自民党内では舛添さんが人気がないのがよくわかった。w
「総理大臣になってほしい政治家」ランキングで、谷垣総裁を上回るほどの
人気者なのに、「自民党を離党する」といってついてくる人間は
ほとんどいないって訳だ。

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 改革クラブ自体は、政党として存在できるかの瀬戸際だろう。
次の参議院選挙で、改選になる人も多い。
なんとか、「舛添人気」にすがって助かりたいのが見え見え。

 舛添さんの、国民での人気も、ある意味「自民党の舛添さん」だから
人気があったのであって・・・という側面はなきにしもあらずじゃないか?
それは、「たちあがれ日本」の平沼、与謝野の両氏にしても同じことだが。

 つまり、舛添さんが自民党から出てしまえば、国民からすれば
魅力がなくなってしまうんじゃないだろうか??
国民がみたいのは、「自民党総裁で」総理大臣を目指す舛添さんであって、
「新党改革」での舛添さんじゃない・・・ってことは??

 まぁ、あくまで私の感想であって、実際に世論がどう動くかはわからないが。

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 ところで、舛添さんは、一瞬でも「改革クラブ」に入党する形になるんだけど、
それは、法的には問題ないのだろうか??
舛添さんは、参議院議員。それも「自民党比例代表」の議員である。
つまり、ある意味では自民党の集めた票で参議院議員になった人間。
そんな人間が、人気の途中で他の党にうつるってのは法的に大丈夫か?

 まぁ、舛添さんは自分の人気でもって当選したわけで、
「自民党」の票に頼って当選した訳ではない・・・という事実はあるけれど、
(むしろ、自分の名前の票で、他に何人か当選させてる?)
果たして、現行の法で許されるのかどうか、微妙じゃないかな。

 もっとも、自民党もここで強硬な態度は取らないとは思うけど。
あからさまに舛添さんをいじめてるみたいにうつってしまうから。w

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 さて、色々と新党が立ち上がっているけれども・・・。
どうも、ぱっとしない感じだなぁ。
舛添さんも、離党するなら改革クラブなんかよりは、
それこそ、「たちあがれ日本」の与謝野、平沼と合流するほうが
はるかにインパクトあったと思う。

 政策?どっちにしても、もともと不一致じゃないか。w
単に、「民主党が嫌いで、自民党からも出たい」人間の集まりなんだから。w

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 民主党、鳩山政権もどんどん支持率を下げてきているけれども、
対する自民党も、グダグダになっている。
離党→新党の流れは、「これ以上泥舟に乗っていられない」という
自民党議員の意識の現れだと思う。

 かといって、強力な第三極があるわけでもない。
さて、次の参議院選挙は一体どうなってしまうんだろう。

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