参議院選挙がはじまってる
参議院選挙がはじまっている。
そういや、ポスターとかはってあったな。
それでも、まぁ静かなもんだ。
大阪選挙区は候補者が多いといっても、
大阪府内にたかだか10人程度しかいないわけで。
そうそう、選挙カーやら遊説やらに出遭うこともないわな。
衆議院選挙や、地方選挙ならもっとうるさいんだけど。
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さて、鳩山さんの辞任のあおりを食った形で、
公職選挙法の改正案が止まってしまった。
インターネットを使った選挙運動の一部解禁に進むはずだったんだが。
結局、今回は従来どおりの選挙戦である。
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もっとも、「選挙運動」ってなんだろう?という疑問も残るが。
例えば、私がブログ上で特定の候補者に支援を求めるのはありなのか?
状況から考えるに、たぶん問題ないんだろうな。
それなら、例えば選挙期間中だけ、
「○○候補、勝手に応援HP」とか作ってしまうのはどうなんだろう?
かなりグレーっっぽくなるかな?
本家の候補者のページにリンクがあれば×、とか。
でも、例えば候補者のブログに、有権者がコメントをばんばん載せると
どうなるんだろう?とか。
公職選挙法は、結構厳しい法律だから、
どの候補者も、基本的に疑わしいことはやらないだろうと思うが。
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もっとも、完全にネット選挙が解禁されたならば・・・
いつのひか、ネットでしか選挙運動しないような、「ネット候補者」なんかも
出てこないとも限らないわなぁ。
例えば、そこそこの有名人で、比例区の候補者なら、そんなのもありだろう。
ま、とりあえず「名前だけ連呼しとけ」といった、
まるで無意味な選挙カーなんかよりは、よっぽど意味があると思うんだが。
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民主党が、複数候補を擁立しているので、
前回よりも面白くなっていると思う。一人しか出さないとなると、
選挙をやる前からほぼ結果見えてるからな。w
小沢前幹事長の「複数候補擁立路線」は、民主党候補にとっては厳しいだろうが、
有権者にとっては、むしろ面白くなっていると思う。
二人区で、民主党と自民党が一人ずつ候補出しているところなんか、
面白くもなんともない。よっぽどじゃない限り、両方当選して終わり、だもん。
民主党が複数出してくれたおかげで、他の小政党にもチャンスが出てくる。
もちろん、民主党自体も「二議席確保」という目もあるわけで。(少ないけど)
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ただし、選挙前の情勢はあまり信用できなくなると思う。
前の参議院選挙でもあったけれども、複数候補出している選挙区では、
「直前の選挙情勢で負けてる方」の候補者に票が集まる傾向があるし。
例えば、民主党の支持者がいるとする。仮に大阪としよう。
大阪だと、現職の尾立氏と新人の岡部氏の二人が立候補している。
この支持者が、尾立氏でも岡部氏でもどっちでもよくて、
「民主党に二議席」と願っていたとすればどうするか?
おそらく、直前の選挙情勢で、「負けそうな民主党候補」に投票するだろう。
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さらに深読みするならば、この支持者は、仮に世論調査に答えたとしても、
「現時点で、誰に投票するか決めていない」と答えるんじゃないだろうか?
そういう人たちがある程度の規模で存在すると、
選挙情勢の調査なんて、かなりあてにならなくなってくるな。
まぁ、選挙情勢を見ながら投票先を決めるってのが、そもそも邪道なんだが。w
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さて、今回も時間を見つけて期日前投票に行くつもりでいるが・・・
そっか、その辺も選挙事情をややこしくしてそうな気がする。
例えば、公明党支持者ならかなり早い段階で期日前投票する人が多いだろ。
むしろ、ぎりぎりまで悩むのは、複数候補立てられた民主党支持者じゃないか?
そうすると、逆に出口調査の結果では、民主党有利に出るかも知れない。
民主党支持者は、期日前投票が他の党よりも少ない、ということは、
当日、投票に行く人が多い、つまり、出口調査では高めに出る、と。
まぁ、一日もすればちゃんとした結果が出るんだから、
焦った報道さ出なければいいんだけど。w
でも、一刻も早く結果を出したがるのが最近の風潮だよなぁ。
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今回の参議院選挙、その辺も注目してみよう。
え、政策は?なんのことだか。w
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