日本vsオランダ
サッカーワールドカップ、日本の第2戦は、優勝候補のひとつ、オランダとの戦い。
結果は、0-1の惜敗。
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ま、OKじゃないだろうか。最低限の仕事をこなしたんじゃないかと。
こんなこと言ったら、サッカーファンからは怒られるかも知れないが。w
実力から言って、オランダに勝つのは非常に難しかった。
正直、オランダ相手に引き分けられれば、御の字。
でも、それも難しかろうと思っていた。
なら、負けるにしても僅差で負けること。それが現実的な目標。
で、その「最低限の目標」はクリアした訳だ。
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私は、4年前のドイツを覚えている。
初戦のオーストラリアで1-3の敗戦。この2点差負けが、
最終戦で「ブラジルから2点取って勝て」という、
むちゃくちゃにハードルの高い条件を生み出した。
得失点差も、非常に大事である。
この時点で、まだグループEのカメルーンーデンマーク戦は終わっていないが、
力関係を見る限り、今回のカメルーンは強くない。
デンマークが勝つと仮定しよう。(むしろ、カメルーンが勝つ方が楽だ。w)
最大のライバルをデンマークとした場合、最終戦で引き分けた場合にどうなるか。
得失点差で優位に立っておけば、「引き分けでもグループリーグ突破」
という決して小さくないアドバンテージが得られる。
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さて、試合を見た感想として・・・
10回やったら、9回負けるだろうな、という印象。w
決勝点のゴールは、キーパー川島の手をはじいて入った。
あれを、きれいに止められていれば・・・とは思うが、
川島はその後、ファインセーブを連発してる。とても攻めれれない。
むしろ、0-2や0-3にならなかったのは、川島のおかげだ。
攻撃陣も、あれが精一杯だと思う。
少ないチャンスで、いかに得点するかが課題のゲーム。
チャンスは本当に少なかった。
おしいシュートが何本かあったけれども、入れて当然のシュートを
外した、なんてこともなかったわけで。
普通に試合をすれば、オランダ相手に点は取れない。
あるいは、点を取るような展開にすれば、それ以上に点を取られるだろうな。
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点を取られた後のメンバーチェンジ。
あれで、少し前の日本代表の攻撃になったと思う。
前に岡崎、玉田。それに、中村俊輔や遠藤からボールが出る。
なるほど。中村をどう使うのかと思っていたが、
ああいう風に使うなら、納得だ。
もっとも、それほどの活躍はできなかったが、相手がオランダじゃ仕方ない。
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岡田監督は、ワールドカップ本番から、守備重視に変更した。
DF4人と、ボランチ3人。7人で守り、攻撃は3人に任せる。
守って、守って、カウンター。
そういう攻撃を志すなら、確かに中村のパスはそれほど必要ない。
欲しいのは、ドリブルで突破できる選手であり、前線でキープできる選手。
また、中村のFKは確かに大きな武器であるが、
今なら本田のFKも中村とそう変わらない武器だし。
ただし、自分から攻めるとなると、やはり中村は必要だろうな。
決定的なパスを出せる選手。
そして、それを受けることができる、フォワード。代表で言うと、岡崎か。
岡田采配の意図は、わかりやすいと思った。
先発が守備重視。そこから、攻撃にも切り替えられる、と。
さらにやばくなれば、トゥーリオの前線投入という力技もある。
これも、日本代表の手札の一つ。トゥーリオは決定力も悪くない、
というか、その辺の並みのフォワードよりも上だ。
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さて、次はデンマーク戦だ。
どういう戦い方になるかは、デンマークーカメルーンの展開次第・・・。
まぁ、そう思っているのは上層部だけだろうが。
選手達は、とりあえず最終戦に勝てばよいと思っているだろうし、
それでまず問題ない。
カメルーン戦で勝てたのは、やはり大きいなぁ。
フランス大会では、2戦目終了時で、すでにリーグ敗退が決まっていた。
日韓大会では・・・ロシアに勝って、かなり優位に立っていたか。ホームだったしな。
ドイツ大会では、「ブラジルに2点差つけて勝て」という無理難題だったなぁ。
それに比べれば、どれほど楽だろうか。とりあえず勝てばよいってのは。w
相手のデンマークも、もちろん弱い訳ではないが、オランダほどではないし。
可能性は十分だろう。おそらく、次の試合は私は見れないだろうけど。
(夜中というか、明け方だからな。)
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