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減塩への道は厳しい

 久々の健康情報。
今回のテーマは、「減塩」について。

 食塩の摂取は、血圧を上昇させ、腎臓にも悪い。
結果として、心臓病の原因ともなる。
したがって、普段から減塩を心がけることが、健康のためには大事である。

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 さて、ここで問題。
2010年現在、日本の厚生労働省は、健康な成人で、
1日の食塩摂取量をどれくらいにするように求めているだろうか?

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 答えは、男性9g、女性7.5g未満

 10gと答えた人は間違い。ちょっと前まではそうだったんだが。
実は、2010年度食事摂取基準で、従来の10g/8gから減らされている。

 少し前のデータだが、平成17年くらいで、1日あたりの食塩の摂取量は、
だいたい10g~12gというデータがある。
つまり、もともとの男性10gでも達成できていなかったんだけれども、
それがさらに厳しくされた、と。

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 高血圧の人は、もっと厳しくて1日6g未満にする必要がある。
これは、JSH2009(日本高血圧学会のガイドライン)に書いてある。
世界的には、WHOも1日6g未満を推奨している。

 血圧を上昇させない、1日あたりの食塩の量というのが、3~5gと言われている。
6gじゃなくて、3gくらいを推奨にしよう、という動きもある
世界(主に欧米)は、減塩に向かって進んでいる。

 実際、食塩の必要量ってのはかなり少ない。
1日に3gもあれば、まったく問題ない、、らしい。
ナトリウムは、身体の中では非常に重要な働きをするミネラルだ。
 だから、簡単に不足するようでは困るわけ。
逆に言うと、簡単には不足しないような仕組みが出来上がっている、とも言える。
少なくとも、日本において、塩分が不足して体調がおかしくなる、
なんてことは、まずおきない。

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 アメリカでは、塩分摂取量を25%カットしようというキャンペーンが
進められている。さすがに、トランス脂肪酸を規制して減少させた国だ。

 実は、ニューヨークでは、「塩を規制しよう」という話も持ち上がったが、
多くの人達の反対により、却下された。(そりゃそうだろ。w)
で、規制するかわりに業者の自発的な努力を求めていくようだ。

 もっとも、炭酸水に税金をかける、なんてすごい話もある国だからな。
なんというか・・・極端だな、あの国は。w

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 話がずれた。アメリカをはじめ、ヨーロッパでは減塩にかじをきっている。
塩分の取りすぎが健康に悪いことは明らかで、それが医療費となって
跳ね返ってくることもわかっているからだ。

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 さて・・・。そんな欧米よりも明らかに食塩を多く取っている日本では?
まだまだ、対策もなにもあったもんじゃないと思う。
国の目標値が、WHO推奨の1.5倍だもんな。
 ただ、これは本当に難しい。

 以前にも書いたが、日本においては、トランス脂肪酸の危険なんて
たいしたことはない。欧米とは食生活が異なるからだ。
ただ、逆に塩分に関しては、日本は非常に厳しい。

 パン食の欧米人は、脂肪の摂取量が増える。
そりゃ、パンには油の方が合うからね。

 米食の日本人は、、脂肪の摂取量は欧米人よりも明らかに少ないけれども、
食塩の摂取量は・・・どうしてもおおくなる。

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 日本食は、非常にバランスのとれた食事である。
日本人の長寿は、この日本食と大いに関係があるだろう。
ただ、その日本食にも、ひとつだけ大きな欠点がある。
それが、食塩の多さである。日本食から食塩を抜けば、ベストなんだが。

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 どうも、世界の論調をみると、食塩による被害はかなり大きそうだ。
少なくとも、日本においては、トランス脂肪酸なんかよりも、
食塩の方がよっぽど問題であることは、間違いないと思う。

 でも、そんな状況にも関わらず、「塩分規制を!」という声はあがらんな。
日本よりも摂取量が少ないであろうニューヨークでそんな声があがっているのに。

 人は、健康のためだけに生きているのではない。
タバコや酒でもそう思うけれども、塩では本当にそう思う。w
また、減塩って難しいんだよな・・・。
砂糖なら、「合成甘味料」みたいな逃げ道があるけれども、
塩は厳しい。結局、塩味の元は塩化ナトリウムであるからして。

胡椒などの香辛料でごまかす、という手はあるけれども、
どうやったって、塩味になるわけはない。

 私にできることと言えば、食塩の危険性を客観的に紹介する、くらいか。
とても、強制できるものでないからして。

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 最後に、小話。

 私は、減塩の観点から、お味噌汁は具しか食べないことが多い。
少なくとも、汁を全て飲むことはほとんどないんだけれども・・・

 上の娘から「残しちゃだめでしょ」と言われてしまった。w
これ、どう説明したらわかってもらえるかな??

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