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鈴木氏、根岸氏にノーベル化学賞

 ひさしぶりにいいニュース。

 今年のノーベル化学賞に、鈴木章氏、根岸英一氏が選ばれた。
日本人二人のダブル受賞。(といっても、根岸氏はアメリカ在住だけど。)

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 こういうのは、いきなり決まるって感じがするなぁ。
前もって予測するのは、かなり難しいんだろう。w

 ただ、例によって受賞した研究自体は非常に難しい。
物理学賞もそうだけど、化学賞も難解なんだよなぁ。
医学生理学賞は、まだわかりやすいんだけど。

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 今回の受賞は炭素原子と炭素原子を結びつける、
「カップリング反応」の研究によるらしい。
学生の頃に、勉強した記憶がかすかにあるようなないような。

(薬剤師は、例外なく有機化学を学んでいるはずだ。)

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 それぞれ鈴木カップリングとか、根岸カップリングという、
自分の名前のついた反応が残っている。それだけですごい。

 炭素と炭素を「自在に」結びつけるのは非常に困難だ。
というか、今でもできないことの方が多いと思う。
それを、ある程度の自由度をもって可能にしたというのがすごい。。。

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 でも、、一般人には理解できないと思う・・・。
少なくとも、すぐに結果が出るような学問でもないし。
今回も、30年、40年も前の研究に対する受賞だし。

 ものすごく身近なところでも使われている反応なんだけど、
そんなもん理解しなくても、生活に支障ないしね。w

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 ただ、ちょっと気になるのはノーベル賞受賞者の高齢化。
なかなか、若くして受賞する人っていないよねぇ。
ノーベル賞受賞の条件として、「生存していること」ってのがある。
ノーベル賞に値するような研究は世の中には山ほどあるわけで。

 ひょっとして、若いもんは後回しにされてないか?w
死にそうな人ご高齢の偉大な研究者を優先させようというのは、
やっぱり人が選んでいるんだからそうなってしまうのかな。

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