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糖鎖を斬る(その3)

 基本的には、(その1)、(その2)で書き尽くしているんだが、
少し、補足とわからないところ、まとめなど。

 まずは補足。そもそも、このシリーズを書こうと思ったきっかけだ。

実は学会が、糖鎖関連サプリメント情報について注意喚起をしている。
そのものにリンクはってもいいんだけれども、その背景までそれとなく説明している、
健康食品の安全性、有効性情報にリンクしておく。

日本糖質学会が糖質関連のサプリメント情報について注意喚起

 一部引用しておく。以下引用

 最近、糖鎖を主成分とする多種のサプリメントが病態の改善や健康の維持、
増進に有効であるとして販売されております。その宣伝パンフレットには私達
の関係する国内学会のプログラム(公開シンポジウム、糖鎖の特集記事など)
が利用され、あたかもこれらのサプリメントの効能が糖質研究者によって裏付
けられているような誤解を与えるものもあります

 引用おわり(強調は引用者)

 少し、解説しておこう。
私は、糖鎖サプリメントはいまのところ懐疑的な目で見ているが、
それは「糖鎖」の研究自体があやしいということではない
 糖鎖は、まだまだわかっていない部分も多いけれども、
「未知の部分が多い」ということは、それだけ研究しがいがあるということ。

 この先研究が進めば、新たな検査法や治療法がこの分野から発見される可能性は
かなり高いんじゃないかとも思っている。

 とあるノーベル賞受賞者が、「次は糖鎖の研究」と言った話が、
あちこちの糖鎖関係のサイトに出ていたりするけれども、これも事実なんだろう。

 ただ、この手の研究内容と糖鎖サプリとは、直接的にはあまり関係がない
糖鎖の研究者はたくさんいるけれども、サプリメントを研究している訳じゃない。

.

 だから、糖質学会は、こういう注意喚起を出したわけで。分かりやすく言うと、
「糖鎖サプリは、本流の糖鎖の研究とは無関係!」
と言っているに等しい。

 糖鎖は、確かに生体内で重要であり、今後の研究が待たれる分野ではあるが、
糖鎖サプリメントが効果があるかどうかは、(今のところ)別問題である。

 なのに、糖鎖サプリ側は、あえてこれらを混同させている、との指摘だな。

 いずれ、きちんとした研究が進んで、ある程度根拠がそろったところで、
糖鎖サプリが売られるのであれば、私はこれほどの批判はしない。
でも、現状ではまだまだ根拠が不足している。
 わかってないことが大量にあるのに、この段階でサプリにして売るってのは、
勇み足もいいところだと思う。
研究が進んだ結果「実は身体に悪いよ」みたいな結果が出たらどうする気だろう??

.

 さて、もうひとつわからないところがある。
糖鎖サイトでは、ときどき、「喘息に100%効果があるという論文がある」
という情報がのるんだけれども、これは一体どこの論文なんだろう?

 これがもし本当なら、すごい情報なんだけれども。。
どこを探しても、元になる論文が見つからない。(苦笑)
(一応、PubMedで検索かけてみたんだけどね。)

 推測するに、糖鎖サプリ売ってるメーカーが、自分に有利な情報しか出さないような
社内誌のようなものに、掲載しただけじゃないかとは思うが・・・。
まともな雑誌なら、「100%効果があった」ってだけでリジェクトしそうだ。w
「効果がある」の基準は何なんだろう??

 これ、誰か知ってたら教えてください。
英語の論文でも、気合いれて読みますので。(苦笑)

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('10~)健康情報」カテゴリの記事

コメント

 初めまして。私は30年来糖鎖研究に携わっている研究者です。論点を良くまとめておられて楽しく拝見しました。もう少し説明を加えさせて頂ければ、ネット情報と違い現在の研究者の常識では「糖(糖鎖)を大量に摂取しても体内の細胞の糖鎖は変わらない」、「そもそもどんな食物中にも大量の糖(或いは8種の糖からなる糖鎖)が含まれているので糖鎖原料の欠乏という状態はありえない」ことです。糖鎖構造は合成酵素の組合せで決まるのであって、決して食事量で変わったりしません。またそもそもヒトに限らず食物にしている動物、植物のタンパク質、脂質は多くがその量の5~10%程度の糖鎖を結合しており、普通に食事をしていれば十分な8種の「糖鎖栄養素」を摂っていることになります。また糖鎖を構成する8種の糖は誰でも必要量すべて体内でブドウ糖から合成することが出来ます。だからこれ以上のサプリメントは必要有りません。消化が悪いものですから、たぶんお腹がゆるくなる程度の効果しか無いでしょう。糖鎖研究の専門家でサプリメントの有効性を信じているものはほとんどいないでしょうし、毎年の日本糖質学会で発表されている研究の中にも糖鎖栄養素についての発表は一題もありません。

 もう一つネットによくある情報に「現代人の糖鎖は減っている」というのがありますが、最新の技術でも全糖鎖の本数を測定することは構造を決定することより難しいことなのに(笑)。「NIHが喘息に対する効果を証明したという論文」私も探しています。

 ネットの情報はコピペを繰返しているためか、確信犯でか、初期よりもますます内容がでたらめになって来ています。突っ込み所満載ですので、時々はこのようなまともな感覚の論評を楽しみにしています。(どうも専門家が書くよりも耳にはいりやすいようですね。)

投稿: たかジィ | 2010-11-12 19:35

 コメントありがとうございます。勉強になりました。

普通の食事から、十分に摂取できるんですね。ちょっと盲点になっていました。
そりゃ、糖鎖があるのは人間だけじゃないはずですし、普通に他の生物を食べてれば、不足するわけはないですね。
 「食事からは摂取できない」ってのは、「単糖としては」というただし書きがつく、と。
 というか、ここが崩れてしまえばサプリメントは全く無意味ですね。

>糖鎖研究の専門家でサプリメントの有効性を信じているものはほとんどいない

 これは、たぶんそうだろうと予想がついていました。

 今回のシリーズで参考サイトとしてあげた
「糖鎖栄養素.com」のリンク集の中に、
「Glycoforum」のHPがあるんですね。

http://www.glycoforum.gr.jp/indexJ.html

これは、糖質に関する論文なんかがあるんですけど、、
この中に、サプリに関する話題は全くないんです。w

 完全な素人が読むと
「なんか難しいけど立派な研究しているんだな」と
思うだけで、怪しいとは気づかない・・・。
と、タカをくくっているんでしょうか。

 他の(エセ)健康食品もそうかもしれませんが、
糖鎖に関しては特に、こういう「正統な研究の権威を借りる」
宣伝が目につきますね。
 だからこそ、学会が注意喚起を発表したんでしょう。

投稿: kitten | 2010-11-12 23:52

はじめまして。

旦那がうつ病の闘病真っ只中でして、ある人から糖鎖を摂ると良いと聞きまして、色々調べていました。

どうせなら一変に全部摂れるならと安直にサプリメントに目移りしてしまったのですが、なんだかクソ高く、ただでさえ休職中の家計には財布に響くなんてものじゃない。
それでも良くなるならと考えていたところ、こちらにたどり着きました。
いやはや、危うく手を出すところでした。

やはり普段の食事から、こつこつ摂取してきつつ、多少足りない栄養素をサプリメントで補っていきたいと思います。

うつ症状によって食欲がめっきりなくなるので食べさせるという事も大変なのですが。


参考になりました。
ありがとうございます。

投稿: 笹団子 | 2013-07-26 11:27

>笹団子さん

 コメントありがとうございます。
その手の「ある人」って、たいていの場合、
悪意は全くないんですよね・・・。
 だからこそ困るんですけどね。

投稿: kitten | 2013-07-29 21:23

少しづつではあるが、糖質栄養素の文献も見受けられるようになってきたようです。

今までの常識に縛られることなく、科学者も、科学を進化されていただきたいものですな。

PubMedに掲載されている研究論文の紹介

PubMed(ぱぶめど)は、アメリカ国立医学図書館の国立生物工学情報センター(NCBI)が運営する医学・生物学分野の学術文献検索サービス。

【1】ピロリ菌感染マウスに、糖鎖(ガラクトオリゴ糖:GOS)を5000mg を摂取させたところ、免疫細胞ナチュラルキラー(NK)細胞が増加し、糞便中のビフィズス菌の増加が見られたことから、糖鎖は免疫力向上作用を持つほか、腸内環境を整える働きがあると考えられています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22496400

以下は掲載文の直訳

腸内細菌叢、腸免疫において重要な役割を果たしている。ガラクトオリゴ糖(GOS )を含む、プレバイオティクスは、有益に特定の微生物集団の増殖を刺激することによって宿主に影響を与える発酵性繊維である。私たちは、大腸炎の開発におよび病原体ヘリコバクターhepaticusで処理されたSmad3の欠損マウスの免疫変数のGOSの効果を検討した。マウスは、感染前に5000mgのGOS /体重kg体重2週間および4週間感染後、このモデルにおいて大腸炎の重症度のピークをする期間で毎日補充した。マウスを( nは4-8/treatment各時刻における)フローサイトメトリーにより脾臓および腸間膜リンパ節における免疫変数( MSLN )を評価するpreinfection ( 0 d)を殺し、 3時、 7および28日感染後た。コロンと盲腸のサンプルは、組織病理学的分析のために収集した。糞は( N = 8-9/treatment )ビフィドバクテリウム· SSPの相対的変化を測定するために、感染前に収集した。とLactobacillumのSSP 。リアルタイムPCRによる。 GOSはかなりH. hepaticusた(P < 0.0001 )に対応して大腸炎の重症度を減少させた。これは、脾臓( P

【2】糖鎖(ガラクトグルコマンナンオリゴ糖アラビノキシラン:GGMO-AX) のは、免疫関連物質IFN-γおよびIL-βを活性化することにより、病原菌チフス菌に対する抗菌作用を示したことから、糖鎖は免疫力向上作用ならびに抗菌作用をもつと考えられています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22912459

以下は掲載文の直訳

発酵性糖質は、病原性の感染を防御する消化管の能力を向上させることができる。我々はgalactoglucomannanオリゴ糖 - アラビノキシラン( GGMO -AX )錯体を積極免疫状態に影響し、コロニー形成を防止し、ネズミチフス菌に感染した雛で脱落という仮説を立てた。 ( ; 4複製/処理、 N = 240雛5雛/複製)を完全無作為化デザイン、 1次元歳商用ブロイラー雛を使用してはGGMO -AXの濃度が異なる1 6の食餌処置に割り当てられた( 0 、 1 、 2 、または4%)又は2% Safmannan又は2%の短鎖フラクトオリゴ糖を含有する。セルロースは食餌イソ総食物繊維を作製するために使用した。 D 10孵化後に、それぞれの食事で雛の数と同じ数のいずれかをリン酸緩衝生理食塩水(偽対照)またはネズミチフス菌( 1 × 10 ( 8 ) CFU )を接種した。すべての鳥は、腸の内容物を選択した組織の収集のためにD 10接種後( PI)に安楽死させた。体重増加および雛の飼料摂取量は、 PI 3のdは0日体重増加を除いて、すべての期間のために、感染したヒヨコのPIに( P

【3】ヒトでは、8つの単糖は、糖タンパク質の合成に必要であって、これらの重要な糖を供給する栄養補助食品は、グリコニュートリエンス(糖質栄養素)として知られていると紹介しています。慢性疲労患者の末梢単球は、糖タンパクが低下することが知られています。慢性疲労患者に糖鎖栄養素を摂取させたところ、糖タンパク質や免疫細胞NK細胞が活性化したことから、糖鎖が免疫力向上効果を持つと考えられています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9829439

以下は掲載文の直訳

ヒトでは、8つの単糖は、糖タンパク質の合成に必要である。これらの重要な糖を供給栄養補助食品は、グリコニュートリエンスとして知られている。糖栄養物質化合物は、正常対照と慢性疲労症候群(CFS) 、免疫調節異常に関連する疾患を有する患者から単離された末梢血単核球( PBMC)に添加した。 in vitroでの免疫調節効果を調べた。糖タンパク質CD5 、 CD8、そしてCD11aの細胞表面発現は、正常対照と比較して、 CFSの患者で有意に低かった。フィトヘマグで刺激CFS患者からのPBMCへの糖質栄養素ホモジネートの添加は、それぞれの糖タンパク質の発現を増加させた。さらに、ナチュラルキラー(NK)細胞の機能は、 CFS患者において低下した。糖質栄養素製剤は有意にヒトヘルペスウイルス6に対するNK細胞活性を増強( HHV-6 ) CFSた(p < .01)を有する患者由来のPBMC 、プラセボと比較して、 8時間の51Cr放出アッセイにおいてH9細胞を感染させた。最後に、アポトーシスはCFSの患者で有意に高かった。アポトーシス細胞のパーセンテージを有意にグリコニュートリエンスで48時間インキュベートされたCFSの患者からのPBMCに減少した。このように、グリコニュートリエンスはCFS患者のin vitroでの異常な免疫パラメーターを改善した。

【4】62名の大学生に糖鎖栄養素を摂取させたところ、識別力や作業記憶力に改善が見られたことから、糖鎖に認知症予防効果ならびに記憶力改善効果が期待されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19425467

以下は掲載文の直訳

神経心理学的検査は、2つの無作為二重盲検、プラセボ対照、フォークリフト研究における知覚、認知および記憶にグリコニュートリエンスの影響を評価するために62人の大学生に投与した。参加者は、グリコーゲンを補充し、試験前にコントロール物質の両方を与えた。経験中 1。同じ、異なる視覚弁別課題、レイヴンの標準プログレッシブ行列、ストループテストを投与した。経験中2、単純および複雑な作業メモリ容量を測定した。サプリメントを受けた参加者は、視覚的弁別課題とシンプルなワーキング·メモリー·テストの最初のセッションで、より正確に大幅に実行した。

投稿: glyco | 2014-05-15 09:17

>glycoさん

 コメントありがとうございます。
少しずつ研究が進んでいるのはいいんですが、
まだまだ信頼できる研究は少ないのが現状ですね。
(1)、(2)は動物実験の段階。
(3)にいたってはin vitro。
条件的にマシなのは(4)ですが、うーん・・・。
まぁ、これ一本ではなんとも。ほかの報告を見てみたいです。
科学的に実証されるまでには、まだまだ道のりは遠そう、
というのが率直な印象です。

投稿: kitten | 2014-05-18 23:03

kittenさん~始めまして♪

2.3年前から出た体のあちこちの不調(共通が自律神経失調)と
全身筋肉痛に筋力低下で(神経内科で筋ジス疑い?確定?経過観察中)
で、
先生から情報がまったくなくて質問しにくくて、自分でもうあれこれ調べてきました。
最初「栄養療法」に行き着いたのですが保険が使えないということで
自分でどうにかするしかない!とおもって、

・骨から溶け出したカルシウムが体内で沈着・石灰化すると筋ジスになる
http://ameblo.jp/tasukel/entry-10547281751.html
というのを見つけて、でもカルシウム商品高くて、本当かな?とおもって調べていたら

・筋ジスは糖鎖異常
http://blog.goo.ne.jp/tousa-eiyouso/e/bab537501d37d4b8574bfb2246a78aa9
 
これに行き着いて、またここのサプリがあって高いから「真実」を調べようとみていたら
こちらの記事に出会って「そっか~~!」って納得しました♪
わかりやすくありがとうございます。

去年冬は2~3キロ運動できていたのに
この半年で家の中も移動がきつくなり。
動かす(力を入れると)筋肉が痛くなり
→痛くなるとすごく筋力が低下し→
でも寝たきりでは生活できないから力をすごく入れて動かす→筋肉が痛む→筋力低下→我慢して動かず→筋肉痛む→筋力低下・・・・
夜には疲労が蓄積してひどいときは寝返りもうてなくなって(><。)
手も足も背中も腰も~たとえでいうと運動後の酷い筋肉痛がず~とある状態なんですがお医者さんに伝わらなくて、四苦八苦しています~。

消化器内科先生から「気のもちよう、思い込みで筋肉が痛くなって、動けないような気持ちになってる」と
なまけ病のようにいわてもう家に帰ってないてしまい。

精神的なものから来てると思われたくなかったので
神経内科の先生には毎回日常のできなくなったこと、体の状態を
プリントにすごく詳細に書いて渡していていたので、わかってくれてるとおもっていましたが、
先日「あるけるんじゃないの?」みたいに言われてもうショックで。。。
ムクナ豆(ドパミン)のみ初めて力は瞬間的に入ってる(痛みを我慢して動かしてる)ので診察も何とか歩いてるので、「あるけている」って思われてるのかしれないですねぇ。。。

あ、長々と話は脱線してしまいました~ごめんなさい(ーー;)

素人で病人当人だと「なんとか少しでも治したい」って
藁をもすがる気持ちがあるので
ネットはどれが本当でウソか素人にはわからないですね~

糖鎖COMも私も見ていて~信じてしまっていました(笑)
kittenさんの記事にであえてよかったです
ありがとうございました。(*^-^*)

投稿: ともち | 2014-11-16 10:52

>ともちさん

 通常に治療でよくなる病気であれば、まだいいんですけど、
難病だとかなり深刻ですよね。
藁でもすがりたくなる気持ちも理解できます。
 また、痛みや疲れって、他人に客観的に理解してもらうのが
難しいから、余計に大変です。

「筋ジスは糖鎖異常」のページ見ましたが、ある意味見事です。
ぱっと見ですが、ほとんどウソは書いてないですね。
 筋ジスと糖鎖異常に関連がある可能性はありそうです。
(これは、真っ当な糖鎖の研究の方でしょう。)

ただ、それが糖鎖サプリメントで改善するかどうかは、
全く別の話になります・・・。

投稿: kitten | 2014-11-18 23:38

参考になりました。このような情報をもっと知りたいです。

投稿: | 2014-12-21 03:40

はじめまして。

自閉症の高校生の息子を持つ母です。
糖鎖のサプリが自閉症の子供を改善したという記事を読みました。

http://blog.goo.ne.jp/tousa-eiyouso/e/156ca881a9e8e1863d82a972e6180def

糖鎖がすごいというのはわかったけれど、どの紹介ブログも同じようなことばかりで、ほかの意見はないのかなと探していたらこちらのサイトにたどり着きました。

糖鎖についてはマスコミでも紹介されていますが、肝臓で作られることを言わないですね~^^;

体にいいからとすぐに飛びつくのではなく、いろいろな面から物事を見ることは大切ですね。

記事とても面白かったです。ありがとうございました^^

投稿: naka | 2016-03-23 06:36

>nakaさん

コメントありがとうございます。
紹介されている記事をみましたが、こちらもある意味、
見事な出来だと思います。
 書かれていることは、おそらくそれほど間違ってないですし、
科学的根拠っぽいことも色々書いてありますが、
「糖鎖栄養素の摂取」に関しては、根拠に乏しい
体験談でお茶を濁してますね。(苦笑)

 同じところの臨床研究報告も読みましたが、
ひょっとしたら、この論文が
「喘息が100%改善した」研究の元ネタかも知れません。
この研究、ちょっと詳しく見てみたいですが、
リンク切れてますね。

 失礼ですが、まともな研究者が相手にするような
研究ではありません。(苦笑)
3歳から15歳、ほとんどが7歳以下の被験者で、
3ヶ月から36ヶ月もデータを取れば、
そりゃ改善して当たり前です。
普通は、「改善」ではなく「成長」と言うと思いますが。w

3人の喘息患者が3人とも(100%)改善していますが、
小児喘息はそもそも成長によって改善することが多いです。
ツッコミどころが多すぎて笑えます。

ただ、全体として「正しい情報」と「そうでない情報」を
うまく混同させるように見せてますので、
信じてしまう人も多いんじゃないかと思います。
 親としては、少しでも何かしてあげたい、と思いますしねぇ・・・。


投稿: kitten | 2016-03-26 23:11

はじめまして、13歳の重症心身障害児の子を持つ母です。
昨日、何年も会ってない知人からうちの子に『ものすごくいいお話があって、ぜひ教えてあげたくて』と糖鎖のことで連絡がありました(笑)
早速ネットで調べると、糖鎖の研究がたくさんあることはわかりましたが、サプリの体験者の話がとにかく胡散臭くて。

そんなに素晴らしい物なら、サプリによる論文や学会発表があるのでは!と探していてこちらにたどりつきました。

私が疑問に感じでいたことを、わかりやすく書いていただいてすべてスッキリしました。どうもありがとうございました。

投稿: るる | 2016-08-13 12:53

>るるさん

 コメントありがとうございます。
そういう、他人の善意って困りますよね……。
言ってる本人はだましてやろうとか思ってない場合が
大半なので、タチ悪いです。

投稿: kitten | 2016-08-15 09:22

癌の治療に糖鎖がいいと言うことで糖鎖を調べて こちらに辿り着きました。
書かれていたのは何年も前なのですが 今現在も状況変わらずといったところですか?
他にも抗がん剤ではなく『健康食品』で治療する マイタケエキス アガリスク等もあります
私が見つけた記事で免研というチームが糖鎖についての本を出版し サプリメントも販売しております。
こちらはどういった見立てでしょうか?
また薬剤師という立場から 癌の治療への取り組みを教えていただけると嬉しいです。
糖鎖から話題がそれてしまい申し訳ございません。
いろいろな情報で何を信じたら良いのかわからず藁にもすがる思いでおります。

投稿: ゆきちゃむ | 2016-11-02 11:03

>ゆきちゃむさん

 コメントありがとうございます。
あくまで、個人的な意見としてですが、
糖鎖に関する状況は、かつてのさほど変わりないように
思います。
 すなわち、糖鎖に関する研究はあちこちで進んでいますが、
その研究と糖鎖サプリは、基本的に無関係です。
一部のガンで糖鎖の異常がみられるのは確かですが、
それが「糖鎖が異常だからガンになった」のか、
「ガンになったから糖鎖が異常になった」のかはわかりません。

 体内の糖鎖に異常があったとして、
糖鎖サプリをのめばそれが治るのか、というと
そんなデータはどこにもみつけられませんでした。
あくまで「そうなればいいな」程度の希望です。
 糖鎖の異常ががんの原因「かもしれない」
糖鎖のサプリが、糖鎖の異常を改善する「かもしれない」

 どれだけ多くみつもっても、「万が一」にも
効けばもうけもの、くらいの気休めでしょうね。

 もし、私がガンになれば。あるいは、身内がガンになれば。

公的な情報をまず第一に参照します。
国立がん研究所センターの、がん情報サービスを
おすすめします。

http://ganjoho.jp/public/index.html

相談窓口の情報なんかも書いてあります。

投稿: kitten | 2016-11-03 23:20

肺機能が低下すれば心臓に負担がかかりその逆にもなります。今、肺機能をよくする新薬を服用中、自分としては適度な運動と妻の心のこもった食事で自然治癒力を信じてます。2度の入院で以前より気持ち的に余裕が出ているようです。 明るく楽しく元気よくがモットーです。因みに心臓アブレーション3回、気胸、1回 突発性間質性肺炎の病です。 もうすぐ古希のオッチャンです。

投稿: 心肺機能最悪人 | 2016-12-31 13:34

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