まつげの長くなる薬
世の中には「まつげが長くなる薬」というのがあるらしい。
って、薬剤師が何言っているんだ。w
いや、実は知らなかった。教えてくれたのは母だ。
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ネットで調べてみると、すぐにわかった。
なるほど、緑内障の治療薬か。
プロスタグランジン系の目薬なら、副作用として「まつげの異常」がある。
具体的には、まつげが太くなる、多くなる。
もっとも、「色素沈着」というのがもっとも重い副作用としてあるんだが。
あえて商品名は書かないことにする。
絶対お勧め、という訳でもないから。
ただ、FDAが認可しているという話もある。
もちろん、「緑内障の薬」としては認可されているに決まっているが。
どうやら、本当に「まつげの増毛」で認可をとっているようだ。
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効果のほどは・・・絶対とはいえないけれども、ありえる話だ。
比較するのは申し訳ないが、リアップと同程度には効くんじゃないだろうか。w
(あれも、もともとは副作用から出発した薬だろう。)
しかも、目薬ではなく、直接まつげに塗る、と。
緑内障用の目薬としてのデータなら、添付文書で確認できる。
主な副作用として「まつげの異常(46%)」「結膜充血(45%)」
「目瞼色素沈着(19%)」「虹彩色素沈着(12%)」・・・といろいろあるな。
ここでいう「まつげの異常」は「長く、太く、濃くなる等」なので、
人によっては、そっちに期待できる、ということになるか。
ただ、基本的注意として、「虹彩色素沈着」がおこると、
使用を中止しても元に戻らないこともあるため、特に注意が必要、とある。
まつげに塗る際に、できるだけ目にはいらないようにする必要があるけど・・・
私はやってみたことがないが、それって結構難しくないのかな?
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まぁ、男性用のリアップがありなら、こういう商品も十分アリだろう。
私には価値はわからないけど。
ただし、個人輸入で使うのはちょっと注意したほうがいいかもしれない。
あ・・・それと、この薬、そもそも値段がクソ高い。
緑内障用の目薬って、たいがい値段が高いもんだけど。
それを「生活改善薬」にした訳だから、なかなかいいお値段になると思う。
まぁ、そうそう気軽に使われてもどうかと思うから、それはそれで仕方ないか。
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