金融商品の種類
確定拠出年金は、いくつかある金融商品を自分で選んで運用する。
これは、どんな割合で運用してもいいし、途中で変更するのも可能。
この金融商品の数と種類は、運営会社によって異なる。
あんまり多すぎると、素人には決められなくなるし、
かといって少なすぎると、選択の余地がせまくなる。
たぶん、どこの会社も10~20種類くらいにしてあるんじゃないかと。
それくらいが相場だと思う。
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大まかにわけて、元本保証があるものと、元本保証のないものに分けられる。
元本保証があるのは、定期預金や保険商品。
利率は大したことないけれども、基本的に元本割れの危険はない。
(銀行や保険会社自体がつぶれない限りは大丈夫)
元本保証のないものは、投資信託だ。
いや、他にも種類があるのかも知れないが、私の場合はそうだった。
元本保証のない商品は、全て投資信託になっている。
投資信託の中でも、大きく分けてさらに4つ。
国内の債券で運用するもの、国内の株式で運用するもの。
海外の債券で運用するもの、海外の株式で運用するもの。
債券は、わかりやすくいうと国債だ。
事実、国内の債券で運用する投資信託は、半分以上が日本の国債で運用している。
値動きはあるけれども、それほど変動することはない。
年間で数%程度動く程度。元本が割れたとしても、知れている。
投資信託の中でも「ローリスクローリターン」な商品。
株式は、「ハイリスクハイリターン」な商品・・・
といっても、投資信託だから、かなりリスクは抑えられている。
この辺、次回の記事でもうちょっと解説する。
それでも、1ヶ月で10%値動きすることもありえる。
つまり、10000円が1ヶ月で11000円になることもあれば、
9000円になることもある、と。
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これに「海外」がつくと、為替相場による変動リスクがつく。
普通、債券ではなかなか元本割れすることは少ないんだけれども、
海外の債券だと、利率よりも為替相場の影響の方が大きかったりする。
どこの投資信託も、円高の進んだ去年の運用成績は
軒並みマイナスの数字が並んでいる。(苦笑)
リスクの大きさは、債券<株式、国内<海外、ってことで問題ない。
あとは、これをどう組み合わせて運用するか、という話になるが・・・。
それはさておき、次回では投資信託について、簡単に説明してみる。
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