投資信託の短期売買はありか?
確定拠出年金(401k)に関する話。
投資信託には、「基準価額」という数値がある。
これは、株でいう「株価」に相当する。
ようは、基準価格が安い時に買って、基準価格が高いときに売れば儲かる、と。
ただ、一般的には投資信託は「長期で持ち続けるもの」という位置づけだ。
特に、継続して購入し続けた場合、「ドル・コスト平均法」という
(比較的優秀な)投資方法になるため、あせって売却しなくてもよい、と。
どうせ、売却したお金もどこかの投資に回すことになるわけで、
それなら持ち続けていてもいいんじゃない?ということだ。
なので、投資信託を売るときっていうのは・・・
1.定年間際になって利益確定したい時。
2.ポートフォリオを見直す時
それくらいでいいんじゃないか、という話だ。
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投資信託は、右肩上がりで基準価額が上がり続けるのか??
そうでなければ、そうそう悠然とは構えていられないだろう。
これについては、私の勉強が足りていないのでよくわからないが・・・
例えば、国内株式の投資信託であれば、
株価が一定であっても基準価額は上がり続けると思う。
その理由は、「株式には配当が付くから」
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例えば、A社の株を持っているとする。
その株価は1000円のまま、ずーーーっと動かないとする。
その株を30年間持っていて、損か得か?
これは、株の売買による利益は出ないけれども、
配当が出る分だけ、利益が出ているはずである。
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確定拠出年金による投資信託の場合、
「株の配当」は、そのまま再投資に回るのが一般的である。
なので、「配当」という目に見える形でお金は発生しないけれども、
その分を再投資に回した結果、「基準価額」が上昇するはず・・・。
素人考えだけれども、たぶん間違ってないと思う。
そう考えると、短期間で投資信託を売買するのはあまり好ましくない。
売買に手数料がかかることを考えると、かえって損。
・・・と、投資信託の本には書いてあった。
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でも、私はあえて短期売買に挑戦してみたい。
「売買に手数料がかかる」のは一般的な投資信託の場合だ。
確定拠出年金の場合、売買に全く手数料のかからない投資信託がある。
もちろん、失敗する可能性もあるし、塩漬けになる可能性もあるが。
それにしても、「基本的に右肩上がり」で基準価額が増えていくのなら、
長期的には取り戻せる可能性が高いんじゃないかな?甘いかな?
投資信託の短期売買を行うとどうなるか、私が実証してやろうじゃないか。w
もっとも「短期」といっても数ヶ月~1年単位での話。
確定拠出年金では、投資信託の売買に時間がかかる。(3日くらい?)
なので、ピンポイントで相場を読むのは不可能だ。
大雑把に「上がった」時に売ることになるのかな。
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もちろん、全額でそういう遊びをするつもりはさらさらない。危険すぎ。
そうだなぁ、最大でも資産評価額全体の20%くらい。
その程度を、よりハイリスクな「短期売買」でやってみようか。
もっとも、すぐに「回せる」資金が尽きる可能性もあるが。それはそれで仕方ない。
損切りはまずしないから、相場を読み違えると3年寝かせることも十分ありえるし。
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コメント
相場には必ず波がありますが、一時的な下げで買い。上げた段階で売りを仕掛け、相対的に資産を増やしています。管理人さんのご意見に賛同します。ドルコスト平均法の購入は短気な私には退屈すぎます。ただし、遊べる範囲の金額ですね。
投稿: 共感者 | 2014-09-05 13:01
>共感者さん
コメントありがとうございます。
短気な人には、退屈ってのは・・・
確定拠出年金自体がそうだと思います。w
今も、ずっと定期預金で寝かせてる資金があります・・・。
相場が下がってから投入する予定なんですが、
もう1年以上下がってないので、寝かせたままになってます。
投稿: kitten | 2014-09-14 12:14