前期高齢者の負担割合(平成23年以降)
過去2年間、この時期にこの話題を書いているような・・・。
今年は、あまり書く気はなかった。
去年の秋に、ニュースで「方向性」だけは発表されていたからだ。
厚生労働省は、前期高齢者(70歳~74歳)の負担割合に関して、
平成25年度から段階的に2割に引き上げる方針、と言われている。
段階的に、というのは、平成25年度までに70歳になっている人については、
原則ずっと1割負担。(もちろん、現役並所得があれば3割負担)
それ以降に70歳になる人については、原則2割負担、とするという方法。
ようは、いったん「一割負担」になった人が「二割」になることはない、ということ。
まぁ、反発を起こさない方法としては賢いと思うが。
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ところが、あらためてこの記事を書こうと調べてみると・・・
やっぱり(案の定?)しっかりした根拠がないんだよなぁ。
「70歳 2割」くらいで検索をかけると、
上で紹介したような内容のニュース記事はひっかかるんだけれども、
これは「厚労省が方針を決定した」というニュースであって、
「そのように決まった」というニュースではない。
となると、やっぱり公的な情報に乏しいなぁ、と思うわけで。
まぁ、前述の「方針決定」を信じるならば、(ニュース記事を信じるなら)
平成25年まではずっと原則1割据え置きっとことで問題ないと思うが。
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しかし、この問題も迷走しているよなぁ・・・。
なんですぱっと2割負担に踏み切らなかったんだ。
もともとは、平成20年から引き上げる予定だったはずだ。
それを延期、延期で引き伸ばしている。
その間の医療費は、いったい誰が穴埋めしているのか。
保険料や税金。もっと分かりやすく言えば、
「若い世代」に負担を押し付けているに過ぎない。
なんで、若い世代は怒らないんだろうね?無知だからか、政治に関心がないのか。
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