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スイッチングと利益確定

 水曜日なので、確定拠出年金(401K)に関する連載。
私の会社で実際に制度が動き出すのは4月だから、あと一ヶ月か。

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 確定拠出年金での重要なキーワードとして、「スイッチング」がある。
これは、資産の割合を変更すること。

 例えば、資産の20%を海外債券でもっていたとして、
それを全て売却して国内債券に投資する、とか。
預け換え」とも言えるな。

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 これは、毎月の掛け金で何を買うかとは、また別物だから注意が必要だけど。
今までにたまった資産を別の商品に移動させるのがスイッチング
掛け金を何に投資するかは、また別の操作になる。

 運営会社によってはスイッチングの回数に制限があったりするかも知れないが、
私の場合は、スイッチング無制限である。

 ただし、運用商品によっては、手数料がかかったり元本割れすることもある。

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 例えば、販売手数料のかかる商品に変更する場合はお金を取られるし、
商品を売却する際に手数料がかかる商品もある。

 定期預金の場合は途中で解約しても、利率が下がるだけで元本は保証だけど、
保険商品の場合は、状況によっては元本割れする可能性はある

 なので、無制限だからといってばんばんやると、どんどんお金が減るってことも。

 どのパターンで手数料がかかるかは、しっかり抑えておいた方がいい。

 私の場合は・・・
使用する予定の4つの投資信託は、全て販売手数料はかからない
ようするに、買う時は気にしなくてよい。

 ただ、債券の投資信託2つは、売却時に0.1%の手数料がかかる。
なので、債券に関しては売るのは少し損ってことになるな。

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 もうひとつ、「利益確定」というキーワードがある。
例えば、株式の投資信託の価値が上がり続けて、相当な利益が出ている時。
ここで売ってしまえば、(定期預金などにスイッチすれば)利益が確定する。
 もちろん、売らずに値段が上がり続ければ、利益はどんどん増えるわけだが、
万一、大暴落して半値になったりしたら、利益がふっとんでしまう

 これは、終戦間近の50代になると大事になってくるな。
少しずつ、リスクの高い資産からリスクの低い資産にスイッチングをして
「利益確定」させる訳だ。
 別に「損失確定」させてもいいけど、あんまりメリットない。w
例えば、10000円だった基準価格が8000円になった投資信託があったとする。

 株だったら「損切り」といって売ることもありえるけれども
長い目で見る投資信託なら、10000円に回復するのを待つという手がある。
ひたすら落ち続けたら成す術はないけど、
今までの歴史上でそういうことはない・・・。
いつかそのうち、上がってくるさ。たぶん。w

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