「移行」資金の運用
私の会社は、現在の退職金制度から、確定拠出年金に移行する。
で、今までの退職金積立金も、確定拠出年金の口座にそのまま入る。
となると、このお金はそこそこまとまったお金になっている。
だって、7年働いてきたんだし。7年積み立てたくらいの金になっている。
これは、今後、毎月積み立てられるお金に比べてはるかに大きい。
実は、この資金の運用が・・・悩ましい。
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全額投資信託にまとめて突っ込むのは、ちょっと危険。
投資信託の基準価額は、時期によって変動するリスクがある。
この、「まとめて突っ込んだ時期」がたまたま、とても基準価額が高い時で、
その後、一気に暴落したりなんかしたら・・・。
大きなマイナスからスタートすることになる。
額が大きいだけに、読み間違えると復活するのにかなり長い年月がかかる。
できれば、「安いとき」「上がり始めるとき」を狙って突っ込みたい。
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かといって、ずーっと定期預金でねかせておくはめになると、
それはそれでもったいない訳で。
たぶん、2、3年くらいかけてゆっくりと投資信託にシフトさせていくのが
リスクも少なくてベストなんだと思う。
つーか、運営会社でそういう設定を作ってくれればいいのに、とも思う。
まぁ、ニーズが少ないんだろうけどさ。
でも、単純に考えて、同じ額を積み立てるのにもう7年かかる訳で。
その間に、このお金にはしっかり働いてもらわないと、こまる、と。
制度移行の場合は、「これからの掛け金をどう運用するか」よりも、
「これまでの掛け金をどの割合で運用するか」の方がはるかに重要だ。
何事も、「最初が肝心」というのもあるし。
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えっと、私の場合は、この「初期資金」を3つに分けることを考えている。
1/4くらいは、制度移行して比較的早い時期に、変動リスクの少ない債券へ。
1/2くらいは、とりあえず定期預金に入れておいた上で、1年くらいかけて、
ゆっくりと投資信託に分散投資する。
残り1/4は、とりあえず定期預金だけど、これは短期売買用の資金とする。
これで、どんなもんかなぁ?
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