区別して考える
本当は、いっそのこと原発の話は封印しようかと思っていた。
私が書いても、何の役にも立たないし。
だけど、やっぱり気になってしょうがない。
何の役にも立たないかも知れないけれども、書きなぐり程度で書いておく。
あまり、細かい話は書かないことにする。
(誤りを含む可能性が高いので)
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区別して考える。
それはそれ、これはこれ。ある程度の割り切りが大事。
日本政府は、福島の原発事故の評価を「レベル7」に引き上げた。
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対外的には大いに問題かも知れないけれども、
日本にとっては、別に何の関係もない話である。
レベル5だろうが6だろうが7だろうが、
今おこっている事象を評価しているだけであり、
レベルが上がったからといって、被害が増えるわけでもないし、
対策が変るわけでもない。
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あの地震のマグニチュードが8.5だろうが9だろうが、
世界で何番目の規模だろうが、私たちにとっては関係のない話、
というのと同じだ。そんなのは学者だけ気にしていればよい。
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出荷自粛のはずの野菜が、一部流通しているという報道があった。
よく調べていないけれども、制度としては問題だと思う。
本当に出荷してはいけないのなら、出荷規制かけるべきだろう。
強制力のない「自粛」であって、出荷したから批判するってのは、
それはそれでどうかと思うが・・・。
「空気よめよ、お前」ってことか?(苦笑)
ただし、それは制度の問題であって、
野菜の安全性自体に問題があるわけではない。
(例によって、「直ちに健康に影響がでるわけではない」だ。)
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もっと根本的なことを言うならば、
「今まで原発は安全だと騙してきた」ことと、
「今もウソをついているだろう」ということは、基本的に別の話だ。
「原子力は安全」という看板を守るために、情報の隠蔽を行うことは過去にあった。
でも、だからといって「今もウソをついている」とはならない。
もはや守るべき看板を失った東電に、ウソをつくメリットがないからだ。
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でも、、どうだろう。私は、典型的な「理系」人間なので、
人の感情の機微というもんがわからない。(苦笑)
たまに、「あぁ、普通の人はそう考えるのか」と反省することもあったり。
理屈だけでは、人は動かない。
やっぱり、コミニュケーションの問題になるのかも。
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