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2011年5月

結婚記念日(8年目)

 今日は、嫁と入籍してからちょうど8年目の結婚記念日。

 本当は、仕事をオフにしたかったんだけれども・・・、
うまくシフト調節できなかったので、やむなく昼から出勤となった。

 逆に言うと昼まで休みだったので、ランチにいってみた。
嫁と、下の息子も一緒に。(上の娘は幼稚園)

.

 (比較的)家に近い場所にあるイタリアンのお店

そこそこのお値段だったけど、それなりにおいしかった。
息子もよく食べていたし。

 こういうときは(珍しく)ワインでも飲みたいとこなんだが、
仕事が控えているのでそういう訳にも行かず。

.

 もう8年が過ぎたのかぁ・・・。10年なんてあっという間だな。

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雨の休日の過ごし方

 昨日は、雨だった。

 今年は、梅雨が早すぎる。まだ5月だというのに。
せっかくの日曜日も雨。

娘が「たいくつーーーー」と騒ぎ出す。やれやれ、困ったな。

.

 晴れていれば公園にお散歩とか、自転車の練習とか、
何とでも時間はつぶせるんだけれども、雨だときつい。
雨の日のお散歩ってのも、前にやったことがあるけれども、
今回は台風の影響もあって風が強いから無理。

 かといって、車に乗っていくといってもなぁ・・・。

娘「たいくつーーーー!!

 うーん、いずれこういう日はくるんだと思っていたけれども。
日曜日にたびに騒がれるようになるのかな、と思うとちょっと憂鬱。
そもそも、私も嫁もそんなに外出するタイプではない。
 金がないってこともあるが、みんなで外出なんてめったにない。
どうしたもんか、と困っていると・・・。

娘「アニ横が見たいの!、DVD借りに行こう!

.

 私も嫁も沈黙。
そんなもんでいいのかよ、と。w
なるほど、インドア派の両親に育てられると、子どももインドアになるのか。

 ちなみに「アニ横」というのは娘お気に入りのアニメ。
前に借りてきて見せたら、なぜか気に入ったらしい。
 確かに主人公は幼稚園児ではあるけれども・・・
結構シュールなネタや、子どもにはわからんネタが多いんだけど。

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 それなら、とDVDを借りに行って、おでかけ終了。
あとは、家でDVDを見てすごす。

 楽でいいけどさ・・・。それでいいのか?

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3分間のライバル

 たわいもない日常。

 現在、私は基本電車通勤である。
たまーに原付を使うこともあるが。w

 朝の時間はまちまちだけれども、
だいたい、2日に1度のペースで朝の早番に回ってくる。

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 通勤ルート的には、泉北高速から、中百舌鳥で地下鉄乗り換え。
朝の早番の時は、ここの乗り換え時間が、基本「3分」である。

 知っている人ならわかると思うが、
中百舌鳥での3分乗り換えってのは結構ハードだ

.

 実のところ、無理して3分乗り換えする必要はないんだけれども。
地下鉄をもう一本遅らせても、基本的に遅刻することはない。
(一度だけ、「電車遅延のため」という理由で遅刻したが。)

 一本遅らせてもシフト的には間に合っているんだけれども、
仕事自体が少し手間取るので、できれば早い時間に乗りたい。
まぁ、そもそももっと早く家を出ればいいんだが、それはできない。w

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 3分乗り換えでは、油断しているとすぐにアウトだ。
100%全力ダッシュまでは必要ないけれども、
階段は三段飛ばしくらいで駆け上がる必要がある。
結構な距離があるので、最後は流して走ることも多いが、
ここで流しすぎると間に合わなくなる。

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 私はだいたい2日に1回くらいこの「3分乗り換え」をやるんだけど、
このとき、いつも「抜きつ抜かれつ」になるライバルがいる。w

 私よりも年上だ。おそらく40くらいのサラリーマン。
乗ってくる駅もわかっている。気づいたのは最近だけど。
戦いは、泉北線からすでに始まっている。

 まず、疲れていても座席に座ってはいけない。
扉前のベストポジションをキープすべきだ。
駅についた瞬間にスタートダッシュを決められるように、
ポジショニングに気を使う。

 駅に着いたらレーススタートだ。
まぁ、なんだ。非常に大人げないけれども。w
それなりのスピードを出さないと、そもそも間に合わないもんで。

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 私は、相手の存在に気づいているけれども、
向こうは気づいているだろうか?w
「たまに一緒に走る若い子」くらいには思われているかも知れない。

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 さて、私がもっと若い学生の頃には、
中百舌鳥の「2分乗り換え」に成功した記憶がある。
これ、今でも可能かなぁ??
3分間ダッシュ、、でも、まったく余裕がない訳ではないから、
ベストコンディションで100%ダッシュを決めたら、
ぎりぎりで間に合うような気もするんだけれど。

 今のところ、足が痛いとか、靴が走りにくいとかの問題があるから、
試してみようとは思わないけれども。
・・・そもそも、試すような羽目に陥りたくはないが。w

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海水注入問題

 ニュースより。

 しばらく前から、福島第一原発一号炉の海水注入が問題になっていた。
海水注入を、首相官邸が中断させた、、とかで。
なぜか、国会でも追及されていたが、さらに新たな事実が判明。

海水注入 実際は続行

 以下、一部引用。

 東京電力福島第1原発1号機で地震発生翌日の3月12日、原子炉を
冷やすための海水注入が一時中断したとされた問題で、東京電力は26日、
実際には注入は中断していなかったと発表した。同原発の吉田昌郎所長(56)
が注入した方が安全と判断し、続行していたという。本店の指示に反し、
現場が独自の判断をしていたことになり、事故対応をめぐる連携の悪さが
改めて浮き彫りとなった。

 引用終わり

 この問題は、そもそも首相が海水注入を中断させたことにより、
事態がひどくなったのではないか?という思惑から始まったものだと理解している。
東電側の資料にはそんな感じでかかれてあったのかな?

 しかし、首相の弁明は「そもそも、そんな事実はない」おぃおぃ。
海水注入自体、知らされていなかったのに中断要請なんぞできるか、と。
すでにこの時点で大きく食い違っているんだが、
さらに、トドメを刺す事態が発生した。

そもそも、海水注入は中断していない」という・・・。w
もはや笑うしかないな。

 どんだけグダグダやねん、と。

.

 私の感想。
この話は、そもそも事故当初の東電、政府、首相官邸の連携のあり方の問題で、
海水注入中断が実際にされたかどうかは、そんなに問題ではない。
実際に中断されていたとして、その影響がどうとかはわからないわけだし。

 問題があるとすれば、東電が政府の顔色を伺ってばかりで、
迅速な対応をできていないんじゃないか、というところだろう。
その点では、そもそも首相がでしゃばりすぎ、という批判は正当だ。

 そりゃ、政治家の中では原子力に詳しいほうかも知れないけど、
もっと原子力に詳しい人材が山ほどいるんだから、首相の出る幕はない。

.

 野党にも注文をつける。
首相の対応そのもので、原発そのものの事態が悪化したかどうかなんて、
追求するほうがどうかしてる。はっきり書くと、「筋が悪い」
首相を批判するのなら、そんなとこよりももっと批判できるところあるだろ。

 過去のことをあれこれいうのは、もう少し後でいいんじゃないだろうか?
今はそれよりも、復興のことを考えるべきだろう。
政府の対策が気に入らないのなら、代案を出せばよい。
こんな時期に、原発事故を「政争」の具にするんじゃないよ、まったく。
もう少し、建設的な議論をお願いしたいもんだ。

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正しく恐れるということ

 この記事は、先週に書いた
カニ味噌が好きな人は読まないこと

 の続編にあたる。
前編を読んでいない人は、目を通していただけるとありがたい。

なお、カニ味噌が好きだから前編が読めない!という人も、
別にこの記事は読んでも構わないので、
無駄な改行はしない。w

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 前編に書いた情報を、簡単におさらいしておく。

1.カニミソには、(自然由来の)カドミウムが多く含まれている。平均8mg/kg。
2.EUはカドミウム暴露は少ない方がよいので、カニミソに注意するように言っている。
3.EFSAによるカドミウムの基準値は、2.5μg/kg/週。
4.2007年度の日本人のカドミウム摂取量は、1日平均21.1μg。
  日本人成人平均体重53kgで考えると、EFSAによる基準値を上回る。
5.日本の基準値は7μg/kg/週。EFSAの2.8倍も甘い。

 とまぁ、こういう情報だった訳だ。

ついでに、「カニ味噌50gで、カドミウム400μg」と煽ってみた。w

 数字は全て、根拠のある数字なので間違いはない。
じゃぁ、これらの情報から、「カニミソは食べるべきではない」と言えるか、と言うと、
私はそんなこと全く思っていない訳で。w

 だから、前回の記事のタイトルが「カニミソが好きな人は読まないで」だった訳。

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 まず、カニ一匹でカニ味噌がどれくらい入っているのか?と。
私はカニミソが好きではないので食べないが、50gはないと思うんだが。

 単位の違いに気をつけよう。400と2.5という数字に騙されてはいけない。
数字の意味を考えてみよう。

 400μg。体重53kgとすると、7.5μg/kg。1回で3週間分のカドミウムを
取ることになるけれども、そもそもカニミソ50gなんてそんな頻度で食べない

 週1のペースでカニ味噌50gを食べるというのであれば、
ハッキリ止めたほうがよい、と言えるレベルだ。
毎日、なんてのは別の意味で論外だ。w)

 月1回ならどうだろう?
実は、これでちょうど日本の基準値の許容範囲に収まる。
なので、私の結論はこう。

カニ味噌は、月に50gまで!
私の感覚ではカニ味噌は嗜好品に近いので、月に50gでも多すぎると思う。
そんなに食べる人いるかなぁ?ってなところだ。
「カニ味噌が好きな人」でも、月50gの制限はゆるすぎると思う。
事実上、無制限なんじゃないか、と思うが。(私の認識が甘いか?)

 EFSAの基準だと、そもそもカニ味噌の追加なしでオーバーしてるから、
カニ味噌を食べちゃいけないことになる。(だから、EUは警告した訳だが。)

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 ヨーロッパの基準がよくて、日本がダメ、という訳ではない
日本は火山国なので、そもそもカドミウムが多いんだ。
基準値は、国によって違いがあって当然。
コメのカドミウム基準は、今年になってようやく国際基準に追いついたが、
ちょっと前までは国際基準の2.5倍の甘さだった。

 でも、その基準でも健康被害は報告されていない。
それどころか、日本人の方がおおむね健康とも言える。
(イタイイタイ病という例外はあるが。)

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 数字だけを取り上げた前回の記事だけだと、
いかにも「カニ味噌なんて食べちゃだめ!」って感じだけれども、
ここまで掘り下げると「たまに食べる分にはいっか」と理解して・・・欲しい。w

 基準値の数字の意味を考えて、正しく恐れることが大事、という話である。
もちろん、カドミウムに限った話ではないが。

 

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いよいよ拠出

 去年の末から、連載を続けてきた企業版確定拠出年金(401k)の連載。
今日で、いよいよ口座にお金が拠出されることになる。

 今後は、時々、思うところを書いていきながら、
基本的には、私の401k口座の記録を残しておくことにする。

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 記録を残すといっても、直接金額を書くとリアル過ぎるので(苦笑)
毎月の拠出金=100p(ポイント)と換算して、記録することにする。
拠出金の額は・・・しばらく変らんだろうし。

 こうすると、資産は毎月100pずつ拠出されて増えていくことになる。
実際は、この100pを海外株式に50p、海外債券に10p・・・
というように、振り分けていくことになるが。
もっとも、最初は制度移管金があるので、この限りではないが。

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 拠出されてから、実際に売買が成立するまでにはタイムラグがある。
1~3営業日くらいかかるかなぁ・・・。
なので、今日の結果がわかるのがそれくらい先。
面倒くさいので、第一水曜日に定期的にアップすることにする・・・か。
何かイベントがあって無理なら、その前後で。

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いざという時のために

 嫁は、少しは回復したけれどもまだまだ本調子じゃない。

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 こういうとき、私があまり料理をしないのがネックだなぁ、と思う。
昔は、もう少し料理したんだけれども。w

子どもがいるとなると、子どもも食べられるもの・・・
となると、全く自信はないわけで。

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 私の父も、基本的にはあまり料理しない人だが、
いくつか得意料理をもっている。
お好み焼きは、いつも父の仕事だったし、
最近は焼きそばも(自称)プロ並み。

 そっか、そういう料理があればなんとかしのげるのか・・・。

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 私が作れる料理、かつ子どもも食べられる料理ってなんだろう??
安全パイとして考えられるのは・・・やっぱりカレーだな。
カレーは、、味付けで失敗のしようがない、、という。w

 冬場であれば、おなべにしてしまえばなんとかなるんだけど・・・。
なにか、もう一品くらい得意料理があった方がいいのかも知れない。

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モル(mol)とベクレル(Bq)の関係

 報道は落ち着いた気もするが、「ベクレル」という単位が
毎日のように言われていた。

 水道水中の放射能をあらわす単位だったり、食品中のものだったり。
数百ベクレル、ならともかく、原発から出た量ともなると、
「数十万テラベクレル」というわけ分からんくらい大きな数字になる。

 なんで、そんなに大きな数字になるのか?という話。

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 1ベクレルは「1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量」である。
「1つの原子核」ってのがすごいところだ。ある意味、原子の数を数えている訳で。

「モル」という単位を知っている人はどれくらいいるだろうか?
高校の化学で初めて出てくる単位なんだが・・・。
「モル」で挫折して化学が嫌いになった人もたくさんいると思う。w

 ようは、分子(や原子)の数を示す単位である。
NaCl(塩化ナトリウム)なら分子量が58.5.

塩化ナトリウムが58.5gあると、そこに塩化ナトリウムの分子が1molある、と表現する。
(分子じゃねーだろ、という細かい突っ込みは無視する。)

 で、1molってのが、アボガドロ数なんだが・・・

約6.02x10の23乗。つまり、

約602000000000000000000000個

えーっと、6020垓(がい)個?

垓ってのは、兆の次の次。億、兆、京、垓。1垓は、1兆の1億倍だ。
ようするに、「原子の数は桁違いに多い!」ってことだけ分かればよい。w

ベクレルは、まさに「崩壊する原子の数」を数えているので
すさまじい数字になるってこと。

テラ、はキロ、メガ、ギガの次なので、たかだか1兆。10万テラベクレルといっても、
10万x1兆で、10京。6020垓の100万分の1にも満たない。

 たとえば、ヨウ素131は、原子6020垓個あって、やっと131グラムだ。
重量や体積で考えると、本当に少ない量なんだが・・・。

.

 ベクレルが異様に大きな数字になってしまうのは、
原子の「個数」を数えているため。
即ち、アボガドロ数や「mol」という単位と深いかかわりがある。

 放射線はそれほど少ない量でも甚大な影響を与える、ということでもあるが、
逆に考えるとそれほど少ない量でも放射線なら検出できる、ということでもある。

例えば、アメリカやイギリスでも、今回の原発事故由来の
放射性物質は検出されている。もちろん、健康に影響が出るような量では全くない。
「それだけ、検出機器が優れていると思って欲しい」というのが当局のコメントだ。

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高熱

 木曜日から、嫁の体調が悪かった。

 風邪かな、と思っていたけれど熱が高め。
金曜日は、私は一日仕事なので、ちょっと心配。
昼間に電話したときは、元気そうだったんだけれども・・・

 夜になり、熱が40度を超えたと電話あり。

 子ども二人を抱えて、それはきつすぎる。

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 といっても、私も仕事から帰れないし・・・。
実家の母に助けを求めた。
母も仕事中だったけど、早めに切り上げてもらった。

 子ども達を預かってもらい、嫁は病院に。
結局、扁桃腺がはれていたらしい。
そりゃ、高熱出るわな。

 昼間は元気でも夜になると熱が上がるってのは、
別に子どもに限った話ではないわけだ。(苦笑)

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 いったん帰って、土曜日。
私はやっぱり仕事を休めない・・・。
なので、もう少し母にお願いすることに。

 とりあえず、上の娘だけ預かってもらう。
下の息子一人だけなら、なんとかなるだろう。熱も下がったし。

 もっとも、母としても二人預かるのはキツイだろうし。

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 なんとか、危機は乗り切った。
まぁ、こういうときは周りの助けを借りないとしょうがないな。

 今の職場は、そうそう簡単に休める状況ではないだけに、
ちょっときついなぁ・・・。

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抱っこ(?)できた

 ちょっと前の話。
娘(4歳8ヶ月)が、息子(1歳9ヶ月)を抱っこできた。
抱っこ、というか腕の下から手を入れて持ち上げる感じ。

 実は、これまで持ち上げることはできなかったので、
初めて、ということになる。

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 もう少し年齢差が大きければ、体重が軽い生後すぐにでも
抱っこは可能なんだろうけれども、
3歳児ではまだ4~5kgを安定して持つことができなかった。
大きくなると、当然もっと無理。

 で、娘の力が強くなって、ようやく持ち上がった、という訳。
まぁ、小さすぎたら危なっかしいんだけどね。

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カニ味噌が好きな人は読まないこと

 健康情報。といっても、少し前の話。

 タイトルからして「ネタ」だけど、言葉通りである。
カニ味噌が好きな人は、この先を読むことをオススメしない。
(毎日食べるほど好きな人は読んだ方がよいが。)

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 というわけで本編。

元ネタは、畝山先生のブログ。
カニミソを食べることについての情報

 上記を読んでもらった方が話が早いが、簡単に書いておく。

EUの通知なんだけど・・・

 蟹の頭胸部には、大量のカドミウムが含まれていることがある。
この部分は褐色から緑色に見える。(いわゆるカニ味噌)

 一部の国では、この部分を食べる人たちがいる。
この部分を定期的に食べる人は、高濃度のカドミウムに暴露されている
可能性がある。

 消費者には、この部分が高濃度のカドミウムを含むことを知らせるべきである。
消費者は、すでにEFSAが2009年に設定した基準値2.5μg/kg(体重)/週に
近いカドミウムを摂取している。

 この部分のカドミウム濃度は、平均で8mg/kgである。

 この部分を食べることによる許容できない追加のカドミウム暴露は、
できる限り避けるべき。

.

 とまぁ、こういう内容である。
カドミウムによる汚染といえば、日本ではイタイイタイ病があるから、
「公害」という認識が強いかも知れない。
 ただ、おそらくこのカドミウムは天然由来のものだろう。
カドミウムは、天然にもたくさん存在する。火山国である日本は、特に多い。

 2007年度の調査だと、日本人のカドミウムの1日摂取量は21.1μg
仮に体重を53kg(日本人平均体重)とすると、21.1x7/53=2.79μg/kg(体重)/週

・・・EFSAの基準を超えてるなぁ
ちなみに、日本の基準は1週間で体重1kgあたり、7μgになっている。
日本ではEFSAよりも基準が甘いので、それほど問題になっていない。

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・・・にしても、
カニミソを1回50g食べるとすると、平均だと400μgのカドミウム摂取かぁ。
しかも、平均ってことは並外れて高いのもあるわけで。
こりゃ、カニミソ食べないほうがいいんじゃない??

 以下、来週に続く。
不幸にして、カニ味噌が好きなのにここまで読んでしまった人は、
ちゃんと来週の記事も読んで欲しい。w

.

5/26追記。

続きアップしました。

正しく恐れるということ

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マッチング拠出

 確定拠出年金関連の話題として「マッチング拠出」の話。
といっても、現状でこれがどうなっているのかはよくわからないのだが。w

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 マッチング拠出とは、確定拠出年金の企業型で、
企業の出す掛け金に、個人がさらに上乗せして拠出すること。

 ようは、現状では企業が「これだけ」と決めた掛け金しか拠出されない。
もちろん、選べる企業もあるだろうけれども、それにしても上限はあるだろう。
でも、個人的な事情によっては、「もっと拠出したい」という人もいるだろう。
それを可能にするのが「マッチング拠出」だ。

 3年ほど前に、それを可能にする法案が通った・・・んだと思うけど、
そこからぴたりと情報が出なくなった。
政権交代があった、というのもあるが。一体どうなっているのやら。w

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 お金に余裕が出てくれば、マッチング拠出というのは実はかなり有利である。
確定拠出年金の、最大のメリットは税制優遇である、と以前に書いた。

 たとえば、年収1000万の人がいるとしよう。
この人は、1000万から、社会保険料や税金が引かれることになる。
ところが、このうちたとえば、年間50万を確定拠出年金に拠出すれば?
年収950万分の、税金や社会保険料でいいことになる。

 これは、定年間近がもっとも威力を発揮することになるな。
この場合は、運用なんて考える必要もない。(別に運用してもいいけど)
定年間近であれば、(比較的)すぐに使えるようになるお金だし。
単なる「節税」として非常に有効だと思う。

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メルトダウンとはどういうことか?

 少し前から、福島第一原発一号機が「メルトダウン」していた、という情報が出ている。

昨日の読売新聞では、「3/11の段階でメルトダウン」と報じている。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110515-OYT1T00527.htm

 以下、一部引用

東京電力は15日、福島第一原子力発電所1号機で起きた「メルトダウン(炉心溶融)」
は最近起きたものではなく、同原発が津波に襲われた約4時間後の3月11日夜
に始まったとする分析結果を公表した。

 東電が注水を開始したのは、炉心溶融が始まってから10時間以上後の翌12日朝
で、事故に対する東電の初動が遅れたことがデータからも裏付けられた。

 引用終わり。

 そもそも、メルトダウンとはどういうことか?

現状の定義は、こういうことらしい。

 メルトダウンとは、燃料集合体が溶融して形状を維持できなくなり、
溶融物が重力で炉心下部へ落ちていく状態。

.

 ここで、メルトダウンの定義は大事である。
というのは、この言葉の定義は学問的にはっきりしていないからだ。
IAEAですら、正式には定義していない
 一般には、かなり広い意味があるが、(なぜか)よく使われるので、
上記の定義は原子力安全・保安院が示したものだ。

 なので、「メルトダウン」と言っても、言う人によって意味が異なる。
ピンからキリまである、と思ったほうがよい。
原子力安全・保安院による定義は、かなり重大な事故、と言えるが、
それがおこったら致命的にやばい、というほどではない。

 こっから先は、あくまで私の感想に過ぎないが・・・
どうも、メルトダウンという言葉が一人歩きしている印象を受ける。
さらに言うならその「印象」を使って煽っているようにまで見える。
こと原発に関する限り、産経と読売の記事はタチが悪いと感じる。
(政権批判したいのがミエミエ)

.

 ではなぜ、今頃になって「メルトダウン」ということになったのか。
きっかけになったのは、1号機からの想定外の水漏れだろう。
どうも、1号機の原子炉圧力容器の底からもれているらしい。
 ということは、溶けた核燃料が容器の底に溜まっている、
(その熱により溶けて穴があいている?)と考えられる。
その状況は、定義によれば「メルトダウン」と言える、と。

.

 圧力容器に穴が開いているのは想定外だったように思うが、
溶けた核燃料が容器の底に溜まっている=メルトダウン自体は、
想定の範囲内だと思うぞ。
 明らかな証拠が出てきたので、発表しただけだ。

 ようするに、「1号機の水漏れ」という事態が、メルトダウンを確定させた。
その情報を組み合わせて、過去のデータを参照すれば、
メルトダウンが起こったのは3/11と考えられる、ってことだろう。

.

 なので、東電や政府が「情報を隠していた」訳ではないだろう。
新たな情報が出てきたから、状況が変っただけのことだ。
どんだけ手探りでやってるんだよ!」と思うが、事実そうだから。

 原子炉の中がどうなってるかなんて、はっきりとはわからない。
計器すら信用していいかどうかわかんないだもん。
かといって、簡単に調べられる訳もない。

.

 この情報から、すぐに危険!という話にはならないだろう。
各地の放射線量のモニタリングはしっかりできている訳だから。
大変なのは、復旧作業にあたっている現地の作業員だが。

 問題なのは、「メルトダウン」という言葉の意味ではない。
新たに放射性物質が放出されるわけでもない。(もうすでに出ている。)
原発の「安定化」の工程を見直さざるをえないこと、
もっといえば、より時間がかかるってことが最大の問題である。

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子ども手当てはどうなるのか?

 子ども手当てについて。

震災前の予算の段階ですでに紛糾していた子ども手当てであるが、
震災によってさらに紛糾の度合いを高めた。

 子ども手当てを廃止して、復興予算とすべき、という主張が強い。
政権はとりあえず「半年間は現状どおり(月13000円ずつ)」という
「つなぎ法案」をぎりぎりで通した。

 その後も、子ども手当てを廃止すべき、という意見がたびたびでるが、
「かろうじて」維持の方向で進んでいるといったところか。

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 私は、思いっきり利害関係があるので、強くお願いする。
子ども手当ては現状のまま、継続して欲しい。
増額なんて無理なことは言わない。前年度並みでいいから。

「子ども手当て」は、そもそも子どものためのお金である。
震災復興のために、子どものお金に手をつけるという発想はどうなの?
まぁ、実際は親のフトコロに入っているだけだろう、というツッコミはあるが。

 震災復興は大事なことだけれども、その財源を子育て世代だけに押し付けるのか?
いや、やってくれても構わんけど、少子化対策も考えて欲しい。
そもそも、子ども手当ては「世代間の資産の移動」という意味合いもあった。
 お金を持っている割に使わない世代から、使いたいけどお金がない世代へ渡すこと。
タンスの中で眠らせるよりも、経済にとってもいいだろう。

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 簡単に増税したくないという理屈も分からなくもないが、
だからといって、子育て世代だけがターゲットにされていいはずはない。
投票率が低い=政治的に力がない世代とも言える。
若い世代に力がないから、簡単にそういう話が出てくるんだ。

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 子ども手当ては少子化対策という側面もある。
私は、このまま少子高齢化が進んだ場合に、
一番割りを食うのが自分たちの世代である、という危機感をもっている。
自分たちは上の世代を必死で支えているのに、下の世代からは支えてもらえない。
(つーか、支えきれなくなっている。)

 お金がないから子どもが結婚できない、子どもが作れないという時代でもある。
その傾向にさらに拍車をかけるようなことは、あってはならない、
と思うのだが。

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ゴーストハントが復刊

 小野不由美の「悪霊シリーズ」(ゴーストハントって言ったほうが通るか)が、
メディアファクトリーから、復刊されている。

 出ているのは知っていたけれども、買うとなると少し敷居が高い・・・。
と思っていたら、なぜか実家にあった(母が買ったらしい)ので、読んでみた。

 私は、コミックのほうは全て読んでいる。

ゴーストハント完結」(2010/10/23)

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 上記記事でも書いたけれども、原作の1巻のみ、読んだことがあった。

 今回の復刊は、大幅に加筆・修正されているという・・・。
まぁ、20年前の本だからなぁ。かなり書き直されていると思う。

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 コミックのほうのゴーストハントは、元の原作「悪霊シリーズ」を
非常に忠実に再現している、という印象を持っていた。
(悪霊シリーズは1巻しか読んでないけど。)

 今回の復刊版は、コミックとは少し異なる場面がいくつかある。
もちろん、大筋の変化はないんだけれども、いくつか場面を追加している。
それらのエピソードはなくても話が通じるんだけれども・・・。

 まぁ、悪霊シリーズとの一番の違いは、文体だな。
一人称小説に違いはないんだけれども、
悪霊シリーズは、「頭がくらくらする」ような文章だったと記憶している。
 女子高生相手ならそれくらいでいいんだろうけれど、私は正直読むのが苦痛だった。
この文体が大幅に変えられているように感じた。
少なくとも、「くらくら」するようなことはなかった。

 むしろ、逆に難しい漢字が多すぎるような気がした。w
これ、読者の想定年齢を相当上げてるな。

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 これはこれで、賛否の分かれるところではないかと思う。
私は、リライト版の方がはるかに面白いと思うけれども、
純粋な旧作のファンは、認めないんじゃないかな?毛色が違いすぎる。
ちょっと「濃い」ところがあるし。悪く言うと、理屈っぽすぎる。

 作者は、どう考えて加筆したんだろう?
もともと、こういう話が書きたかったのかなぁ?と私は想像した。
それをレーベル(ティーンズハート)に合わせて文体を変えて、
理屈っぽいエピソードを削っていたのかも知れない。

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 なお、ノートパソコンは出てくるが、携帯電話は出てこない。w
前にも書いたが、「携帯が存在しないこと」が前提の伏線があるので。
こればっかりは、しょうがないよなぁ。(苦笑)

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浜岡原発の運転停止

 ニュースより

 静岡県にある浜岡原発が停止されることになった。
菅首相が「運転停止を要請」したのが5/6.
そこから1週間で停止作業が始まることに。

 この辺はかなり賛否両論のあるところ。
そもそも、首相の要請自体がおかしいんじゃないか、という指摘もある。
電力会社とはいえ、一民間企業に要請たーどういうことだ、と。
もちろん、強制力はないけれども、状況的には拒否できないわな。

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 首相は、東海地震の予想震源域の真上にあり、
この地方で大きな地震が発生するのは時間の問題であること。
防災対策がまだ完璧ではないことから、対策が完了するまでの
「一時的な措置」としての停止であることを表明。

 さらに、この要請は国内の他の原発には行わない。
あくまで「浜岡だけ特別」ということらしい。

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 私は、これが正しいかどうかは判断できないが、
明らかに誤った判断だとは思わない。

 例えば、今日にでも東海地震が発生して、浜岡原発まで
大変なことになったらどうなる?ってことだろう。
地震は、いつ発生するかわからないわけなんだから。
 もしそんなことになれば、「なんで止めておかない!」って
絶対言われるに決まっている。(苦笑)
 今、首相の判断を「おかしい」という立場の人は、
もし今後地震により、原発が被害を受けたとしても、
絶対に国を批判してはいけないってことなんだが、わかってるのか?

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 さて、政府は「浜岡原発だけ」という立場なんだが・・・。
これはとてもそれで終わるとは思えない。

 原発は、定期点検と再稼動を繰り返している。
概ね1年運転したら、点検という流れらしい。

 定期点検により停止させた原子炉を再稼動させるためには、
地元の同意が必要なようだ。
地元の同意がなければ、原子炉を再稼動させることはできない

 果たして、このご時勢で地元の同意を得ることはできるのか?
情勢はきわめて厳しいと思う。

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 東日本だけだった「電力不足」問題は、西日本にまで波及することは確実。
止まるのが浜岡原発だけならまだなんとかなるだろうけれども、
首相が要請を出さなくても、自動的に原発は定期点検で止まっていく。
 定期点検で止まっている原子炉を再稼動できなければ、
これはもう全国的に電力不足にならざるを得ないだろう。

 いよいよ、原発との付き合い方を本気で考える必要があるわけだ。

 原発を廃止する分の電力はどうする?
とりあえず、省エネ、節電は最低限として必要になる。
その分を代替エネルギーで・・・というのは10年、20年のスパンで
見るならばそれでよいのかも知れない。

 でも、現実には今年、来年どうする?という話だ。
代替エネルギーなんて間に合いそうもない。
なら、安全性を高めて、原発を再稼動させるのが、
最も現実的な解ということになるんだが・・・。

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 これは難しい。
米軍基地の移転問題よりも、はるかに難しいと思う。
政治的に解決するしかないだろう。

 一般市民としては、とりあえず節電に協力すること、だろうな。

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寝不足

 強烈に寝不足である。

 私は、夜は遅いときで9時半くらいに帰宅する。
そこから食事を取ると、10時くらい。
あまり早く寝てしまうと太ってしまうので、12時過ぎまでは起きている。

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 ところが、一昨日の夜はひどい目にあった。
娘が夜中に寝苦しいのか、私を蹴り起こして飲み物を要求・・・。
さらに、明け方には異様に早く起きた息子が騒ぎ出し、
ついでに起きた娘も一緒になって早朝から大騒ぎ。

 実は、この前日は娘は風邪で長時間寝ていた。
寝すぎていて、エネルギーがありあまっていたんだと思うが。。

 昨日は、ここ1年では記憶にないほど・・・眠かった。w
起こされた時間自体はそれほど長くないんだろうけれども、
タイミングがよくなかったんだろうな。
 全然、深い睡眠が取れていない。
感覚的には、徹夜に近いような状態の眠さだ。

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 しかし、じめじめして今日も寝苦しそうだなぁ・・・。寝るが。w

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月々の運用と、トータルのポートフォリオ

 さて、4/1から私の会社では確定拠出年金の制度は始っている・・・。
実質のスタートは5月末になるんだけれども。
そろそろ、秒読み態勢だ。

 水曜日恒例の連載は、制度がスタートした時点で一応終了するつもり。
あとは、私自身の成績を記録として残しておく、と。

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 自分の中での投資方針は、ある程度固まってきた。
やってみてどうなるかはわからないけど。w
失敗を恐れずに突き進む。そうでなければ、年利4%なんて出せない。

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 さて、たとえば国内株式、国内債券、外国株式、外国債券を、
すべて25%ずつ購入するようにしていたとする。
(実は、とある有名な評論家のお勧め投資法だ。)

 そうすると、1年後にはどうなっているか。
資産価値は、すべて25%ずつ・・な訳はまずない。
購入時は等価で購入していても、価格変動があるので

 たとえば、外国株式だけが好調で、全体から見て30%を占めるようになる、
ということもあるだろう。
 そういった場合、外国株式の割合が多くなりすぎると、
リスクとリターンのバランスが崩れることになる。
そこで、定期的にバランスを調整するためにスイッチすることになる。
(リバランス、とも言う。)

 ようするに、好調な部門ででた利益を、そうでない部門に分配する訳だ。
これもある意味「利益確定」と言えるような。
この行為はまた、「安い時に買う、高い時に売る」という基本通りでもある。

 さすがに、しょっちゅうバランスをとりなおすようなことがあると、
手間がかかりすぎて面倒くさいことになるが。
おそらく、半年に一度でも多いくらいじゃないかと思う

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 ここから書くことは、全く私一人で考えた投資法である。
もしかしたら、すでに誰か考えているのかも知れないし、
すでに「そりゃダメやろ」と分かっているのかもしれないが。
(なんせ、確定拠出年金に関しては情報量が少ないもんで・・・)
その方法とは、

 あえて、「理想のポートフォリオ」と「購入バランス」を変えてみる。

 という方法。
たとえば、前述の国内株、国内債券、外国株、外国債券を25%ずつ、を
「理想のポートフォリオ」にしておいて、
月々の購入バランスは、外国重視、株式重視なバランスにしておく。
当然、海外資産、株式資産が多くなる。

 そして、半年ごとに「リバランス」をかける。
こうすれば、株式で利益が出た時は、よりリスクの少ない債券にスイッチできる。
利益が出なかった時は・・・そのまま続けることになるのかな。

 メリットとしては、こまめに利益を債券に移すことでリスクを抑えられること。
デメリットとしては、スイッチングの瞬間の債券相場によっては損害も出ることか。

 一般の投資であれば、売買の時点で手数料がかかるからありえない方法だが、
確定拠出年金であれば、売買に手数料はかからない。
(債券も、買うだけなら手数料はいらない。)

 手数料のかからないメリットをフルにいかしてやろう・・・という方法。
まぁ、何事も実験だ。やってみて失敗したらまた考えよう。
どうせ、先は長いんだし。

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生肉による食中毒問題

 ニュースより。

 この連休前から、生肉(主にユッケ)による食中毒がニュースになった。
病原性大腸菌O111により、亡くなった方まで出てしまった。
なんでこんなことがおこってしまったのか?

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 最初は、店が悪いという話だったが、
食肉卸売り業者がどうか?という話になり・・・
どうも、この業界全体としてどうなの?という話になりつつある。

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 そもそも、「生食用の牛肉」なんて流通していない。
でも、焼肉店では普通に生肉が提供されていた。

どうも、「暗黙の了解」があったように思われる。

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 業者側は、「生食用ではないから、生では食べないでください」と言いながら、
生で食べられているのは承知していた・・・というか、売り込みまでしていた。

 店側も、それは暗黙の了解だったんじゃないだろうか?

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 結局、ほぼ全ての店が「生食用ではない」食肉を生で出していたってことだろう。
どれだけ衛生管理に気をつけても、食中毒がおこることはあるだろうし・・・。
今回は、被害が重大だから報道されただけで、似たような事例は
実はいっぱいあったんじゃないのかな?

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 肉の生食に関しては、しっかりとルールを定めるしかないだろう。
それこそ、ふぐのような。

 そうすると、おそらく値段が跳ね上がると思うが、安全のためなら仕方ない。
おそらく、いずれそういう「事件」がおこるのは必然だったんだろう。
肉を生で食べるのは、どんな肉であれ食中毒の危険はある。
冷静に考えれば、当たり前の話だ。

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 それとは別に、なぜ今回はここまで被害が大きくなったのかも、
原因を追究すべきだとは思うが・・・。
いくらなんでも被害が大きすぎるように思うぞ。

 ただ、一つの業者、一つの店を叩いて終わり、という話ではない。
業界全体として改善が必要であるし、
また、消費者ももっと賢くなる必要がある、ということだろう。

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「母の日」の裏事情

 5月8日は母の日だった。

去年は・・・何かしたかなぁ?イマイチ覚えていない。
当時、娘は年少さん。3歳児。
大したことはできなかったんじゃないかと。

 今年は年中さん、4歳児だから、ちょっとがんばってみよう。

 今回は、(嫁に内緒で)プレゼントを用意するという少し高度なミッションを用意した。
幸い、嫁は油断しているように見えたので。w

結果は、嫁ブログにリンクしておく。

母の日(「晴れたらいいな」)

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 むしろ、トラバを送るのが正しい方向だとは思うが、
あちらのブログにこっちへのリンクを張りたくないので。(色々と事情がある)

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 さて、今回の計画の中身。

 娘と相談したのは、前日のお風呂の中で。
嫁に内緒で娘と密談ってのは、ちょっと難しいので。

 日曜日の朝は、嫁は誰よりも遅く起きる。
子ども達の方が早いに決まっている。
そこで、「朝のうちにかかにお手紙を作っておいて」と娘にお願い。

 その後、散歩に出かける。
日曜日の午前中に、私が子ども達と散歩に出かけるってのは、
これもよくある話なので、疑われることはない。
息子がついてくるかどうかは、状況次第ってことに。
(いきなり昼寝するパターンもあるので。)

 プレゼントは、母の日なのでお花ってことで。
花屋さんまで歩いていって、お花を買って帰るという計画になった。

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 さて、当日の朝。予想通り嫁は起きてこないので、
その間に手紙を作ってもらう。これは簡単に終わった。
完成した手紙は、娘のバッグ(散歩の時に持ち出す用)に。

 結局、息子も同行することになった。
娘は、「こいつ、計画忘れてんじゃねーか」と思うほどいつも通りの振る舞い。
いろいろあって、出発の時間が遅くなってしまった。

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 花屋さん・・・が近くにあるわけではない。
いや、あるはずなんだけど場所がどうも・・・思い出せない。
行ってみてつぶれてたりしたら嫌だし。

 なので、事前にネットで検索しておいた。
ちょっと遠いけど、歩けない距離じゃない程度の店に。
(地図を見ると、直線距離で1.5kmはあった。)

 ちょこちょこ遊びながらではあるが、あまり寄り道はせずに歩く。
暑かったので日陰や川のそばを選んで歩いていった。

 娘はともかく、息子は文句一ついわずに歩く。
(単に、言葉が出ないだけ、というのもあるが。w)
2歳にもならない子が、片道1.5kmの道のりは正直きついと思うが、
あっさりと歩いてしまった。
 この子は歩くのが好きだなぁ・・・。

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 お店では、私と娘で花を選んだ。
歩いて持ってかえるわけだから、あまり大きくないもので。

 お金は・・・最初は私が出すつもりだったが、
何気なく娘に聞いてみると「お財布もってる」ということだったので、
娘に出してもらった。(お年玉のお金が入っていた。)

 娘が、自分のお金を自分で使ったのは、たぶん初めて。

 実際のところどうなんだろう?常にお財布を持ち歩くことはないと思うので、
最初から「自分でお金を払う」気だったのかも知れない。

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 帰り道は、さすがに息子の動きも鈍くなってきた。
娘からも、そろそろ文句が多くなってきたので、バスを使うことに。
(これも計画の範囲内)
 もっとも、待ち時間5分で乗れたのはただの偶然だが。w

 ところが、バスを降りてからもまだまだ結構な距離がある。
時間も遅くなってきたので、交代で抱っこしながら進むことにした。

左腕で息子を抱っこして、右手は娘と手をつないで歩く。
左腕が疲れてきたら、今度は右腕で娘を抱っこして、息子は歩く。
これの繰り返し。
 体重差があるので、息子を抱っこする時間の方が長いからちょうどよい。

 二人抱っこして歩くだけの体力は、私にはない。(苦笑)

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 ちょっと遅くなってしまったけれども、任務完了。
嫁は全く予想していなかったようで、喜んでくれた。

・・・たぶん、これが通用するのは今年だけだろうなぁ。w
来年からは、いくらなんでも気づくだろう。

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 ちなみに、私も(自分の)母あてに花をプレゼントした。
私は、あんまりそういうことをしない子だったけど。w
感謝される立場になってみれば、どのような形であれ、
子どもからプレゼントをもらうのはうれしいもんだと、わかったので。

 子どもができてこそわかる、親の心、ってのもあるなぁ。

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オキシコンチン40mg 2錠 分2

 不定期連載の疑義照会シリーズ。

 最近の話ではないんだけれども、
私の経験上、最も「恐ろしい」と思った疑義照会。
もう3年くらい前の話になるが。

 早速、処方実例から。

.

 オキシコンチン錠40mg 2錠 
1日2回(12時間毎)    14日分

.

 以上。

 この処方箋が、近隣の医院から回ってきた。
患者さんは、新患さん。来局履歴はない。
もっとも、医院の方では新患ではない可能性はあるけれども。

 処方箋には、患者さんの住所と、医師の麻薬施用者番号の記載があった。
そう、麻薬処方箋である。

 ほとんどが、ガンの痛みを緩和するために使われる。
(ごく稀に、そうではないケースもあるが。)

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 当時勤めていた薬局でも、麻薬調剤の経験はそう多くない。
私が麻薬を調剤した患者さんは、10人にも満たない。
また、長く服用を続けるような薬でもない。
ハッキリ書くと、最終的には患者さんが亡くなってしまうため、だ。
半年も続くと長いほうだと思う。

 そういう状況なので、麻薬処方箋なんか見ただけで緊張する。(苦笑)
絶対的に経験が足りていないので。

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 さて、問題の処方だけれども・・・何が問題かというと、
オキシコンチンの量である。1日80mg。
添付文書上は、1日10mg~80mg、適宜増減となっているから、
80mgでも問題はないんだけれども。

 まず、オキシコンチン錠の40mgを在庫していないという問題があった。(苦笑)
これは、取り寄せる必要があるんだけれども、
それより先に気になったのは、この患者さんに服用歴があるかどうか。

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 添付文書上問題はないといっても、いきなり80mgから入るような薬じゃない。
普通は、少量から始めて、効きが悪くなってくれば増量するもの。
 他の麻薬から変更になった可能性もあるけれども、
それにしたって、念のため患者さんに確認した方がよい。

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 ところが、処方箋をもってきている人がよくわからないらしい・・・。
これは結構厳しい。(よくあることだが。)
念のため、医院に状況を確認したところ、まさかの処方変更になった。

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オキシコンチン錠5mg 2錠
分2 12時間毎 14日分

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おぃ・・・。

詳しくは聞かなかったけれども、どうも、
単なる入力ミス」だったと推測される。

 単なる入力ミスで8倍量の麻薬出すんじゃねーよ!!
考えるだけでも恐ろしい。
おそらくは、事務員の入力ミスだと思うけど、万一出していたら
ちょっと責任とれんぞ、これは。

 というか、「万一」のレベルじゃぁないんだよなぁ、これ。
しょっちゅう麻薬を調剤するような薬局なら、
慣れてしまっているから、あまり深く考えずに調剤するかも知れないし、
逆に、もっと経験の浅い薬剤師なら、そもそもオキシコンチンの使い方を
よく理解していない可能性がある。

 私だって、在庫がなかったから念のため、という要素はあるので、
薬を在庫していたら疑義照会なしで調剤したかも知れないし。
もっといえば、40mgと書かれたから気になったけれども、
10mgや20mgと書かれていたら、これはスルーした可能性が高い。

.

 何事も疑ってかかることが大事、ということだ。

 あと、特に新しい患者さんの場合は、
「今までに何を服用していたか」を確認するほうがよい。
もっとも、現物をみてもらって「これじゃない」と言われたら、
十分「エラい事」になるんだが、
それでも実際に服用されるよりもはるかにマシだ。

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連休中のこと

 いちおう、連休中のことを簡単に。

 今回は、急遽、伊勢方面に旅行とあいなった。
急遽ってのは、決まったのが2週間前くらいということ。
もともと、どこへも行く気はなかったんだが。

 嫁の母と、弟一家と一緒に旅行。
場所は、大阪と愛知の間をとって伊勢で。
お墓参りも兼ねて。

 なんせ、急遽決めたもので特に予定など決めていない。
というか、旅費はほとんど義母に出してもらっているもので、
こちらから希望というのは特にない。w

 いちおう、2日の夜から愛知に帰り、
3日は一日ゆっくりさせてもらい、4,5と伊勢、鳥羽へ。

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 道は・・・それなりに混んでいた。
どうしても、四日市~亀山のあたりが混雑する。
新名神ができていらい、伊勢湾岸、東名阪の交通量が増えている。
その分、他が減っているからいいんだろうけどさ。

 とりあえず、お墓参りに行ったあと、おかげ横丁に。
この時点ですでに夕方。
駐車場もいつもよりもはるかに遠いところ。
おまけに、ホテルのチェックインにも時間が・・・。

 そこそこで切り上げたんだけれども、
駐車場から出るだけで30分もかかるような渋滞に。
うーん、こんな日に行くと、そりゃそうなるわなぁ。(苦笑)
結構、普通の日に行くことが多かったから気づかんかったが。

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 宿泊先は鳥羽で。
結構、いいところだったらしい。
お風呂もいろいろあったらしいけど・・・
どうしても、男二人(私と息子)だと盛り上がりに欠ける、
これ、温泉旅館の毎回の課題だな。
 娘も、もちろん嫁も温泉は大好きなんだけど。

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 二日目。帰りの渋滞も考えると、あまり長居はできない。
志摩のマリンワールドへ。

 たくさんのペンギンが出迎えてくれるけど・・・
こいつらがまた、動きが鈍い。w
というか、半分ほど動いていない。

 ここでいたずら。
「実は、ペンギンさんの中に、一匹だけ偽物(人形)がいる」と
娘に吹き込んだ。w
 効果は絶大で、真剣に探してくれた。
動いていないペンギンもよく見ると少しずつ動いているし。
まぁ、真剣に見てくれたからよしとしよう。

 息子は、それなりに見てたとは思うけれども・・・
好き勝手歩くことのほうが楽しい様子。
一瞬、気を抜いた隙に行方不明になってあせらせてくれた。
娘ならともかく、息子に迷子になられるとつらい。(苦笑)

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 帰りに、松坂牛を食べて帰ってきた。
そういえば、海の幸は食べてない・・・。
旅館の食事はバイキング形式だったし。おいしかったけどさ。

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渋滞を恐れていたが、大阪方面はほとんどなし。
これは、新名神の効果だろうなぁ。名阪国道の交通量は減っている。
午後3時に伊勢をでて、6時過ぎには家に戻っていた。

 もっとも、愛知方面は亀山から四日市までが20km渋滞で、
こちらが大阪についた頃にはまだ渋滞中だったようだけど。

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 今回の反省点。
いくら、人任せの旅行とはいえ、もう少し下調べしておくべき。
渋滞の具合でどうなるかわからんとはいえ・・・。

 もう少し、子ども達が大きくならないとなぁ。
観光地に行っても、面白くないだろうし。

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おてがみ

 先日、仕事から疲れて帰ってきたところ、
ダイニングテーブルの上に、紙がおいてあった。

 娘が書いたもののようだ。
最初は、自分あてに書いてあるとは気づかなかった。

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 このブログは、伝統として写真をアップしないことにしているので、
現物の写真がある嫁のブログにリンクを張っておく。
おてがみ」(晴れたらいいな)

 ちなみに、2枚目の写真になる。

「いつもちち おつかれさま ちちだいすき」の言葉と、
私と娘(らしき)絵がカラフルに描いてあった。

 めっちゃうれしい。

 本当に大きくなったんだなぁ、と実感。
娘が最初に背中を洗ってくれた時と同じような感動だった。

.

「ちち、おつかれさま」というのは、比較的よく言ってくれる。
これは、嫁が言ってくれてるからだろうなぁ。
良くも悪くも、大人の真似をするのが子どもだから。

 もちろん、いたずらや悪いことをするときも多々あるけれども。
この子が「よい子」なのは、嫁の教育の成果だろうよ。
(本人は自覚ないだろうが。)
 逆にツッコミが厳しいのは、私の教育の成果かも知れないな。w

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