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月々の運用と、トータルのポートフォリオ

 さて、4/1から私の会社では確定拠出年金の制度は始っている・・・。
実質のスタートは5月末になるんだけれども。
そろそろ、秒読み態勢だ。

 水曜日恒例の連載は、制度がスタートした時点で一応終了するつもり。
あとは、私自身の成績を記録として残しておく、と。

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 自分の中での投資方針は、ある程度固まってきた。
やってみてどうなるかはわからないけど。w
失敗を恐れずに突き進む。そうでなければ、年利4%なんて出せない。

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 さて、たとえば国内株式、国内債券、外国株式、外国債券を、
すべて25%ずつ購入するようにしていたとする。
(実は、とある有名な評論家のお勧め投資法だ。)

 そうすると、1年後にはどうなっているか。
資産価値は、すべて25%ずつ・・な訳はまずない。
購入時は等価で購入していても、価格変動があるので

 たとえば、外国株式だけが好調で、全体から見て30%を占めるようになる、
ということもあるだろう。
 そういった場合、外国株式の割合が多くなりすぎると、
リスクとリターンのバランスが崩れることになる。
そこで、定期的にバランスを調整するためにスイッチすることになる。
(リバランス、とも言う。)

 ようするに、好調な部門ででた利益を、そうでない部門に分配する訳だ。
これもある意味「利益確定」と言えるような。
この行為はまた、「安い時に買う、高い時に売る」という基本通りでもある。

 さすがに、しょっちゅうバランスをとりなおすようなことがあると、
手間がかかりすぎて面倒くさいことになるが。
おそらく、半年に一度でも多いくらいじゃないかと思う

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 ここから書くことは、全く私一人で考えた投資法である。
もしかしたら、すでに誰か考えているのかも知れないし、
すでに「そりゃダメやろ」と分かっているのかもしれないが。
(なんせ、確定拠出年金に関しては情報量が少ないもんで・・・)
その方法とは、

 あえて、「理想のポートフォリオ」と「購入バランス」を変えてみる。

 という方法。
たとえば、前述の国内株、国内債券、外国株、外国債券を25%ずつ、を
「理想のポートフォリオ」にしておいて、
月々の購入バランスは、外国重視、株式重視なバランスにしておく。
当然、海外資産、株式資産が多くなる。

 そして、半年ごとに「リバランス」をかける。
こうすれば、株式で利益が出た時は、よりリスクの少ない債券にスイッチできる。
利益が出なかった時は・・・そのまま続けることになるのかな。

 メリットとしては、こまめに利益を債券に移すことでリスクを抑えられること。
デメリットとしては、スイッチングの瞬間の債券相場によっては損害も出ることか。

 一般の投資であれば、売買の時点で手数料がかかるからありえない方法だが、
確定拠出年金であれば、売買に手数料はかからない。
(債券も、買うだけなら手数料はいらない。)

 手数料のかからないメリットをフルにいかしてやろう・・・という方法。
まぁ、何事も実験だ。やってみて失敗したらまた考えよう。
どうせ、先は長いんだし。

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