14匹のやまいも
久々に(?)絵本の話。
水曜日は、確定拠出年金の周囲、あるいは絵本の話、と決めている。
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今回、紹介するのは「14ひき」シリーズ。
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おとうさん、おかあさん、
おじいさん、おばあさん、
そして、きょうだい10ぴき
ぼくらはみんなで14ひきかぞく。
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14匹のねずみたちのできごとを描いた作品。
10匹の兄弟は、それぞれ、1から10に対応した名前になっている。
いっくん、にっくん、さっちゃん、よっちゃん、ごおくん、
ろっくん、なっちゃん、はっくん、くんちゃん、とっくん
表紙に、全員のイラストが書いてある。
基本的に、着ている服が全員違うので、服で区別することが可能。
つーか、顔でみわけつくのは、おじいさん、おばあさんくらい。
あと、くんちゃん、とっくんは(比較的)小さいのでわかりやすい。
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特徴としては、絵が非常に細かく描きこまれていること。
そして、文章がおそろしく短いことだ。これぞ「絵本」。
基本的に、文章は見開き2ページに1行だけだ。
面白いのは、子ども達にある程度の特徴づけがあること。
1から10までというわかりやすい名前なんだけど、
違うのは名前と服装だけではない。
文章が少ないので想像することしかできないが、
かなり細かく性格設定がされてそう。
例えば・・・
いっくん、にっくんは、完全に「お兄ちゃんキャラ」で、こどもたちのリーダー格。
さっちゃん、よっちゃんは、「お姉ちゃんキャラ」で、お母さんとの共同作業が多い。
ごおくん、ろっくん、なっちゃん、はっくんは、やんちゃな子ども達。
くんちゃん、とっくんは、「妹、弟」という位置づけ。
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この中でも、私の一番のお気に入りは「ろっくん」。
このシリーズ、半分以上は読んだと思うけれども、
たいてい、何か失敗をやらかしたりするのは、ろっくんだ。
あえていうなら、「へたれ」キャラか?w
同じことをやっても、はっくんは大抵うまくやってる気がする。
この辺の性格設定は、文章ではほとんどふれられていない。
絵だけで、それが想像できるのが、楽しいところである。
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ところで、「14ひきのやまいも」なんだけど、
図書館で何回か借りてきているんだが・・・
表紙に、13匹しか描かれていない。
通常、14匹シリーズは必ず表紙に14匹全て描かれている。
(そうでないと、誰が誰やらわかりにくいから。)
ちなみに、「14ひきのやまいも」の表紙で、あえなくカットされたのは、
「へたれ」ろっくんだ。w
こんなもん、あえて描かない理由はないので・・・
「ころっと」描き忘れたとしか考えられんな。w
さすがに、今は修正されていると信じたいけど。どうなんだろう?
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