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厳しくても大丈夫

 ニュースより。

「食品からの被曝「生涯100ミリシーベルト」安全委答申」(朝日新聞)

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201110270508.html

昨日の、朝日新聞1面を飾った。

以下、一部引用。

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食品からの被曝(ひばく)による影響を検討していた食品安全委員会は
27日、「健康影響が見いだされるのは、生涯の累積でおおよそ100
ミリシーベルト以上」とする評価をまとめ、小宮山洋子厚生労働相に答申した。

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 引用終わり。

 正直、最初に「生涯100mSv」と聞いた時は、
どんな評価をしたらそんなことになるのか、と思った。
まぁ、その印象はいまでも変わっていないんだけど。
 なんでまた、そんなに無理やり下げようとするのか、と。

 一瞬で100mSvを浴びても、まず何も起こらない。
さらに、一瞬で浴びるよりも、徐々に浴びるほうが、
放射線による障害は少なくなる。

 1年に10mSvでも、何も起こらないこともわかっている。
地球上で自然放射線の多いところでは、1年10mSvを超える
ところもあるが、特に健康に問題があるという報告はない。
(むしろ、健康に良いかも?という噂まである。)

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 今の暫定基準は、セシウムに限れば5mSv/年だ。
これでも、すでに十分に低い。10mSvでもよかったところを、
「安心のため」無理に下げたという話をどっかでみた。

 それを、さらに下げようという話だ。もはや、科学とは関係ないのでは。
世論、政治の問題だろう、これは・・・。
ただ、下げすぎることにより、基準に引っかかる食品が大量に出てくれば、
それはそれで大いなる損失なのだが・・・。
 もう少し、引用してみる。

以下、一部引用。

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厚労省は、東京電力福島第一原発事故による放射性物質を含んだ食品を
1年間摂取した場合の被曝線量を、全年齢平均で約0.1ミリシーベルト
と推計している。このままの状態で0歳児が100歳まで生きたとしても、
生涯10ミリシーベルト程度という計算になる。

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 引用終わり。(強調は引用者による)

 ようするに、基準値をさらに下げても、楽勝でクリアできる。
そういう見通しが立っているから、下げるんだろう。
何のことはない、現時点でも日本の食品は安全なんだ。w

 すでに安全だけど、なかなか信じてもらえない。
だから、「じゃ、基準値下げてみて、安全性をアピールしてみよう」と。
生産者にはちょっとばかり苦労をかけるかも知れないけれども、
安全性のアピールによるメリットの方が上だ、と判断したんだろう。

 実際のところ、苦労するのは最初の1年、つまり今年だけじゃないかな?
今年の経験を活かせば、来年以降は十分に対策を立てられるだろうし。
新しい基準値になるのは、どんなに早くても来年からだろうから。

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 「基準値を下げる」ってことは、今が安全でないから、ではない。
とっくに安全だけど、「安心」のためにあえて下げるんだろう。

 少し前に問題になったコメの検査でも、引っかかったのはごく一部だけ。
(最終的には、ギリギリでクリアしたけど。)
ほとんどのコメは、暫定基準を楽勝でクリアしている。
 これなら、ハードルを上げてもそれほど問題にならないんじゃないかな。

 実際のところは、政府の中の人に聞いてみないとわからないけど。w
もともと、こういう基準値ってのは、科学だけでは決まらない、
政治的な意味合いが強いものだ。.

 ただ、それでも「なんとなく」不安って人にはどうしたらいいんだろう?
安心のためにかけるコストにも限度ってもんがあるんだけどな。(苦笑)

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 このニュースで、「そらみろ、今の食品は危険だ!」と騒ぐ人もいると思う。
なので、あえて同じニュースで「安全性」をアピールしてみた。

 見方を変えれば、ここまで変わるんだよ、ってことで。

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 ただし、一つだけ懸案事項がある。
もし、今後、今の福島よりも深刻な放射能汚染が起こってしまった場合、
取り返しのつかないことになってしまうんじゃないかと。(汗)

 そんなことが決して起きないように願う。

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